第5試合のBブロック公式戦はBUSHIvsファンタズモ。昨年の『BOSJ』公式戦ではBUSHIがファンタズモに勝利。19~20年と『SUPER J-CUP』2連覇を果たしているファンタズモとしては『BOSJ』初制覇に向け、まずはBUSHIに昨年の雪辱を果たしたいところ。だが、BUSHIも『BOSJ』初優勝に向け、白星スタートを切りたい。
開始のゴング、ロックアップからファンタズモはサミング。続いてロープワークの攻防では、ファンタズモがBUSHIを踏みつけて挑発。さらにセカンドロープに飛び乗り、宙返りを決める。
BUSHIはロープを用いたオーバーヘッドキックからミサイルキックで反撃。場外に落ちたファンタズモに対し、BUSHIは空中技と見せかけて頬杖ポーズで挑発。
ファンタズモがリングに戻ると、BUSHIは横入り式エビ固め。さらに軽快なアームホイップでファンタズモを場外に落とし、プランチャのフェイント。だが、ファンタズモはすばやい動きでBUSHIの腕を捕らえ、蹴り上げる。さらにTシャツをめくって背中に引っかき攻撃。続いてTシャツを用いたチョーク攻撃を食らわす。
戦場がリングに戻ると、ファンタズモはBUSHIに滞空時間の長いブレーンバスター。BUSHIもチョップで反撃。だが、ファンタズモはその手を捕らえてストンピングをお見舞い。
ファンタズモはBUSHIの指を捻じ曲げる拷問攻撃。そしてフィンガーロックから、BUSHIの乳首をねじり上げる。続いてロープウォークから、背中に引っかき攻撃を見舞う。
ファンタズモは同じ攻撃を連続で繰り出すも、三度目はBUSHIがロープを蹴り付け、ファンタズモは急所をロープに打ち付けてしまう。
場外に落ちたファンタズモに対し、BUSHIは鋭いトペ・スイシーダをヒット。BUSHIはファンタズモをリングに戻し、ダブルチョップをお見舞い。さらに串刺しエルボーからDDT。だが、カバーはファンタズモがカウント2でキックアウト。
続いてBUSHIはフィッシャーマンズスクリューを狙うも、ファンタズモは切り抜けてスピニングネックブリーカーの体勢に。だが、BUSHIは回避して延髄斬りからフィッシャーマンズスクリュー。
そしてBUSHIはカナディアンデストロイヤーの体勢に入るが、ファンタズモは逆に肩に担ぎ上げてプリンスズスロウン。
続いてファンタズモはCRⅡを狙うも、BUSHIは脱出して首固め。さらにラ・マヒストラルを決めるが、ファンタズモは返す。
ここから打撃戦となり、BUSHIがスピンキック。しかし、ファンタズモは身体を浴びせかけるようなラリアットを食らわす。
続いて両者はエルボー合戦に突入。ファンタズモは膝蹴りからロープへ。しかし、BUSHIは追走式ドロップキック。そしてバッククラッカーからカバーするも、ファンタズモはカウント2でキックアウト。
ならばとBUSHIはMXを狙うが、ファンタズモは下がって回避し、サドンデスを炸裂。そして一気にCRⅡを決め、3カウントを奪取した。