LOCK UP
- 日時
- 2008年1月13日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1080
-
第7試合 60分1本勝負
〜破壊〜金網デスマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
試合開始前、塩脇リングアナウンサーより、この試合は通常のタッグマッチルールであらゆる凶器及び反則、さらに金網に設置されている手錠の使用が認められる事が発表された。
先 に入場したインディー連合軍は、息の合った“ブリブラダンス”でリング上を占拠。続いてG・B・Hが入ってくると、インディー連合軍はリングを降りて急 襲。場外乱闘の中、試合開始のゴングとなる。外道が杖でWXを攻撃し、そこへセコンドの矢野、本間も加勢。そして、ホール内の各地で両陣営による激しい場 外戦が繰り広げられる。
乱戦の最中、リングインした外道はWXに杖攻撃。そこへ邪道、石井も加担し、一気に試合を決めにかかる。そして、G・B・Hは2箇所あった金網のドアを閉めて、リング上はWX1人に。
WXが孤軍奮闘する中、金村、折原、佐々木は金網をよじ登って続々とリングインする事に成功。G・B・Hの4人を次々と攻撃して、リング上を再び占拠する。
石 井と佐々木はチョップ合戦を展開し、タッチを受けた折原がストンピング、急所蹴り。さらに金村が凶器攻撃で石井を流血させて、金網へと叩き付ける。さらに 佐々木がパンチ、フロントハイキック、ランニングエルボーで続き、鮮血で見る見る内に顔面が真っ赤へと染まる石井にトレイン攻撃。そして折原がヒップア タックから金網へとスローイングし、キャメルクラッチ。
動けない石井にWXがストンピングを落とし、ヘッドバット連打、ハンマーブロー、ギロチンドロップ。そして、金村がムーンサルトプレスを投下し、エルボーを連打するも、石井は突進して来た金村をパワースラムで叩きつけて、真壁の元へ。
真壁と石井は2人がかりで金村を担ぎ上げて金網へと突進。G・B・Hが劣勢を挽回する中、真壁は流血した佐々木にパンチ、串刺しストンピング。
掴まった佐々木に、邪道が串刺しチョップ、外道が金網へと叩き付け、石井と邪道は串刺しチョップの雨あられ。佐々木は前のめりになってダウンする。ここで真壁と石井は佐々木を手錠に繋ごうとするも、これは何とか回避。
タッチを受けた邪道はラリアットで佐々木を吹き飛ばし、カバーが返されるとクロスフェースオブJADOへ。ここは分断されていた金村のカットが間に合う。
今度は石井がヘッドバット連打、ブレーンバスターからカバーするも、カウントは2。劣勢が続いた佐々木は石井の突進をかわしてDDTで反撃し、自軍コーナーへ生還。
金 村対外道となり、金村は外道にフランケンシュタイナーホイップ、邪道にボディスラム、真壁に急所蹴りを連続で叩き込む。そして、WXが外道へラリアットを 見舞い、遂に手錠で捕獲。外道が動けなくなる中、インディー軍はさらに真壁を手錠で捕獲し、石井、邪道をめった打ちにする。
佐々木は石井に串刺しエルボー、スイングDDT、ハイキック、トラースキック。石井が自力でフォールを返すと、佐々木はリング内に机を投入。
そして、佐々木が立てた机の上に石井をボディスラムし、金村が金網の最上段から石井目掛けてダイビングボディプレス弾。机が衝撃で真っ二つとなるも、カウントは邪道が杖で阻止する。
すると、ここで真壁が手錠から脱出してラリアットで次々とインディー連合軍を蹴散らし、佐々木を机の破片で攻撃。そして、石井が金村をラリアットから押さえるも、カウントは2。
真壁が佐々木をチェーンラリアットで一蹴すると、石井が金村に雪崩式攻撃を狙う。しぶとく抵抗する金村に対し、真壁が加勢。そして、石井が金村に雪崩式ブレーンバスター。そのまま上から覆い被さり、金村から3カウントを奪取した。
試 合後、大「石井」コールが鳴り響く中、マイクを握った石井が「おい、金村。これで文句ねぇか? コラ! 2月24日(LOCK UP後楽園で)、石井がWEW(ヘビー級)のベルトに挑戦する、この野郎! マンモス、2月24日、俺のカードを空けておいてやるよ」と高らかに宣言。両陣営が金網の中に雪崩れ込んで凄まじい乱闘を展開する中、WEW王者のマンモ ス佐々木が「おい、石井。お前の挑戦受けたるよ!」と、マイクで石井の挑戦を受諾。すると、石井が目の前に落ちていた机の破片を持って襲撃。収拾のつかな い状況が続く中、リングを降りた外道は、塩脇リングアナのマイクを奪い取って「おい! 誰が勝ったのか言ってみろ、この野郎! あぁ!」と威嚇する。塩脇リングアナの「本日のメインイベントは石井智宏選手の勝利です」というマイクを聞くと、石井と共に意気揚々と引き上げて行った。
COMMENT
石井「アイツらが望んだ試合形式(金網デスマッチ)でやって、この結果だ。WEWのベルトはなぁ、アイツらが俺に“挑戦”してくるんだ。分かったか。勘違いすんじゃねぇぞ!」
外道「オイ! (石井の肩に手を置いて)誰だと思ってんだよ、この野郎! テメェら、勘違いしてんじゃねぇのか。石井智宏だ! 世界で一番強い男だよ、オラ!」
邪道「テメェらの庭に入ってやったのに、なんにもできねぇじゃねぇか! こっちはお前、素人とプロレスの試合をやっているわけじゃねぇんだ。お前らプロだろ? もっとプロらしくやってみろ。客から金を取ってるんだろ? お前ら、客に金返して来い!」
石井「2月24日、(WEWヘビー級王座のタイトルマッチ)決まりだ。挑戦を受けてやる。挑戦を受けてやるんだぞ!」
金村「今日、俺が獲られたけど、マイナスじゃないから。負けてから始まるから。何回でもやるから」
佐々木「いい加減、ここから抜け出してやる」
※折原、WXはノーコメント