ＬＯＣＫＵＰ

日時: 2008年1月13日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1080

第1試合 15分1本勝負

内藤哲也
小幡優作

境界線

レフェリー｜保永昇男

MATCH REPORT

LOCK UP 2008年最初の興行となる後楽園大会のオープニングマッチは、内藤と小幡のシングル対決。
気合いのこもったロックアップ、グラウンドでの攻防と続き、内藤が小幡の腕を極めにかかる。小幡が体勢を入れ換えてこれを回避すると、今度は内藤が袈裟固め、レッグロック。小幡は下から張り手、キックで抵抗を試みるも、内藤はさらに絞り上げて小幡を悶絶させる。
ここで両者は立ち上がると、エルボー合戦から内藤が強烈な顔面への張り手一閃。動きの止まった小幡に、ペンデュラム式バックブリーカーからキャメルクラッチへ。ここから内藤は小幡の腰に狙いを定め、ボディスラム、アームホイップ、エルボースタンプと一気に攻勢に出る。
続く逆片エビ固めを何とかロープエスケープした小幡は、内藤の突進をかわして、逆転の串刺しドロップキック。そこからフロントネックチャンスリー、ミサイルキック。しかし、内藤もロープに振られた反動を利用してのジャンピングエルボーアタック。すると、小幡もレッグラリアット、顔面へのドロップキックですぐさま反撃に転じ、一気に試合が激しくなる。
そして、小幡はキャプチュードの要領で内藤を後方に投げて、胴絞め式のドラゴンスリーパー。内藤は脚でロープに触れて、これを脱出。
内藤はカウンターのバックエルボーで小幡の攻撃を阻止すると、三角飛びのジャンピングエルボーアタック。最後はバックブリーカー、アバランシュホールドの連続技から、クロス式の逆エビ固め。ガッチリと絞り上げて小幡からギブアップを奪った。

COMMENT

内藤「7ヶ月ぶりの小幡とのシングル（2007/6/24アパッチ後楽園大会以来）。強くなったと思う。俺はアパッチとか、別にバカにしていないから。アパッチで真面目に頑張っている小幡を、俺は認めるよ。ただ、アパッチの7ヶ月と新日本の7ヶ月。比べものにならないぐらい、新日本の7ヶ月の方が上だから。それが今日、結果に出たんじゃないですか。でも、またやりたい相手ですね。あと、俺は次のシリーズで ZERO1（-MAX）とやります（1/27後楽園、金本浩二とのタッグで田中将斗＆日高郁人と対戦）。もちろん、俺は新日本の誇りを持って試合に臨むけど、仲間の金本浩二も食うぐらい目立って、俺がその試合の主役になります。（去り際にカメラを指して）俺のための対抗戦だ！」

小幡「クソッ！今日負けたけど、何度でもやってやる！勝つまでやってやる!!」