ＬＯＣＫＵＰ

日時: 2008年1月13日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1080

第3試合 30分1本勝負

黒田哲広
平澤光秀

KAZMA
宇和野貴史

境界線

12分24秒　ラリアット→片エビ固め

レフェリー｜保永昇男

MATCH REPORT

宇和野とKAZMAの激しいエルボー合戦で幕開けとなり、KAZMAがランニングエルボーでこれを制す。
タッチを受けた黒田は宇和野の脚を攻撃。すると宇和野はグラウンドで体勢を入れ換えて、平澤とスイッチ。
張り手合戦を制した平澤は、体重を乗せて黒田の顔面を踏みつけ、逆片エビ固めへ。さらに宇和野が張り手、チョップを乱射する。これに黒田が呼応し、両者のエルボー、張り手が飛び交う中、宇和野がボディスラム、チンロック。
さらに平澤がエルボー、串刺しストンピングを連打。すると、黒田は平澤の脚をキャッチして、そのまま強引に押し倒しバックエルボーで弾き飛ばす。
KAZMA は勢いに乗った串刺しジャンピングエルボー、ボディスラム、助走をつけてのフットスタンプで続く。さらに黒田が場外からリング上の平澤の脚を何度も自軍コーナーに叩き付け、最後にエルボーを落とす。そして、リングインした黒田は、平澤に足4の字固め。宇和野がカットすると、黒田は宇和野を場外へと落とす。
タッチを受けたKAZMAはアンクルホールドで平澤を捕獲。だが、平澤は何とかロープエスケープし、2人いっぺんにスピアーでなぎ倒す。
宇和野対KAZMAとなり、宇和野は串刺しエルボーを振り下ろし、裏投げからフォール。返したKAZMAにエルボーを打ち込むも、KAZMAも宇和野目掛けてなりふり構わず突進し、ラリアット1撃。
タッチを受けた黒田は、宇和野に串刺しラリアット、コーナー上での攻防から哲ちゃんカッター。だが、宇和野も黒田のラリアットをかわしてSTUで応戦。
タッチを受けた平澤はスピアー、宇和野のアシストを受けてのジャーマンスープレックスホイップ。そして、宇和野のネックブリーカードロップとの合体スパインバスターからフォール。これは惜しくもカウント2となる。
ここで宇和野のミサイルキックが平澤に誤爆すると、黒田がラリアット。そして、トレイン攻撃から黒田が地団太を踏んで突進。スパインバスターで1度は反撃した平澤だったが、続くラリアットを浴びて大の字。これで3カウントとなり、黒田、KAZMA組が勝利した。

試合後も、宇和野とKAZMAは激しくやり合い、慌ててセコンド陣が2人を分けた。

COMMENT

黒田「負けるわえねぇだろ、KAZMAだぞ、KAZMA。負けるわけねぇだろ」
KAZMA「悪いけど負けねぇよ、あの2人には。宇和野、平澤、相手になんねぇ。まぁ、平澤とはちょっとしかやってねぇけどさ。宇和野、お前にはもう見切りをつけた。お前はなし。次はもっと上を連れて来い。真壁、本間、越中、長州力、邪道、外道、誰でもいいよ。俺は受けて立つ。いや、噛み付いてやるよ！覚えとけ！」
黒田「俺はあんまり上には行きたくねぇぞ、この野郎」

平澤「やられた俺が、新年1発目に言うことじゃないけど、（KAZMAは）面白いよ。なんだ、最後に氷を俺の顔面にぶつけてきやがって。なんて言うんだ、アイツよぉ。アイツから獲られたわけじゃないんだ。こっちは、いつでもやってやるよ！」
宇和野「まぁ、次を見てろって。次だって。2008年の宇和野貴史は、今までとは違うから。それだけは言っておく」