初代STRONG王者にして無敵を誇るローラーが、新日本プロレスLA DOJO出身のコナーズを相手に8度目の防衛戦を敢行。
まずは挑戦者のコナーズが、ピンクのコスチュームで登場。続いて王者ローラーが、クレイトス&ブラックを引き連れて入場。リングへ上がると、STRONG無差別級ベルトを掲げ、いつものように“オーバーデニム”を脱いでデニム生地のショートタイツ姿になる。
すると、コナーズもピンクのタイツを脱ぎ捨て、白いデニムのショートタイツ姿へ変化。そして、いきなりスピアーで奇襲をかけ、ジャーマンスープレックスホールドで押さえ込む。
さらにコナーズはバックドロップを繰り出すが、ローラーが回避して場外へエスケープ。するとコナーズはプランチャを放つが、ローラーがブラックを犠牲にして身を守る。
その直後、コナーズはクレイトスと睨み合い、白いデニムを脱いで白とグレーを基調としたショートタイツ姿へ変身。そして、スピードの乗ったショルダータックルでローラーを吹き飛ばし、鉄柵へ激突させる。
しかしローラーは、ロープ越しのフロントネックロックでコナーズを捕らえて逆襲。さらに、変型スクラップバスターで叩きつけると、ローキック連打で追い討ちしていく。
これで完全にローラーのペースとなり、踏みつけ攻撃、変型コブラツイスト、フロントネックロック、逆水平チョップなどで攻め込む。それでもコナーズは串刺し攻撃を回避し、串刺しタックルを連発。そして、そのまま胴体をクラッチして持ち上げるが、ローラーがフロントネックロックへ切り返す。
ローラーの攻勢は続き、クロス式キャメルクラッチ、エクスプロイダーなどで追撃。さらに、コーナー最上段で寝そべってポーズを決めるが、コナーズがフライングボディアタックを見舞う。
その直後、コナーズは串刺し攻撃にいくが、ローラーが両脚で捕獲して腕を固める。そして、スリーパーホールドを仕掛けるも、コナーズが脱出し、雪崩式ブレーンバスターで逆転。
さらにコナーズは変型キャメルクラッチを極めるが、クレイトスがローラーの脚を引っ張って救出。これでローラーはエプロンへエスケープし、コナーズのスピアーをかわす。だが、場外のクレイトスにトペスイシーダが命中する形となり、即座にコナーズがエプロン上でスピアーを敢行。
さらにコナーズは、赤コーナー最上段からダイビングエルボードロップを投下。それでもローラーはスリーパーホールドで流れを変え、スピアーを受け止めてフロントネックロックを極める。
それでもコナーズはパワースラムで巻き返すが、ローラーがまたもやスリーパーを仕掛け、抵抗したコナーズをバックドロップの要領で青コーナーへ叩きつける。
ローラーの攻勢は続き、変型みちのくドライバーII。しかし、コナーズがカウンターラリアットで逆転し、エルボー合戦へ持ち込む。そこからローラーがローリングエルボーの発射体勢に入るが、コナーズがいち早く張り手を浴びせる。
続いてコナーズはトロフィーキルを狙うが、ローラーが切り返し、カミゴェ式のニーアタックをお見舞い。そこから両手のクラッチを離さずにコナーズの首へ巻きつけると、後頭部にもニーアタックを食らわせて勝負を決めた。
【試合後コメント】
※ローラーはノーコメント
コナーズ「俺が望んでいた結果にはならなかったし、到底受け入れがたい結果だ。だが、トム・ローラーがSTRONG無差別級王者として君臨している理由がわかった。あいつは世界最高峰のレスラーの1人だ。ベルトを巻いているし、あいつのプロレスへの情熱には尊敬している。あいつは俺よりデカくて強かった。そしていま、俺の照準はヘビー級でも、無差別級でもなく、ジュニアヘビー級に向いている。もっと詳しく言うと、5月15日に名古屋で開幕する『BEST OF THE SUPER Jr.』だ。俺の目標は『NJPW STRONG』を代表して『BOSJ』に出場することだ。“ワイルド・ライノ”は『BOSJ』で優勝するだけでなく、IWGPジュニアヘビー級王座を手に入れてみせる。そこに向けてできることはなんでもやっていく。それまでは毎日トレーニングを積み、リング上で対戦する相手を全員倒してやる。俺の挑戦はこれからも続く。また会おう。イジョウ」
STRONG STYLE EVOLVED
- 日時
- 2022年4月3日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第3試合 30分1本勝負
STRONG無差別級選手権試合<初代チャンピオン>
<チャレンジャー>
※ローラーが8度目の防衛に成功