メインイベント終了後、王者ローラーがSTRONG無差別級ベルトを掲げ、クレイトスが祝福。そして、ローラーがマイクアピールを行なう。
ローラー「クレイトス、俺はまた同じことを言わないといけないのか!? すでにクラーク・コナーズを含めたこいつらもわかっているんだろ。誰が最強で最長の在位期間を誇るチャンピオンであるかということをな(※ベルトを掲げる)。『STRONG』を少しでも見ていたら、“FILTHY”トムがチャンピオンになって、もう少しで1年が経つことくらい知っているだろう。お前ら(観客)なんかにこの幸せはわからないだろうけどな。今日はLA DOJOのベストを倒してやった。そして、これまでに『NJPW STRONG』のほかのヤツらも倒してきた。俺にとってはどうでもいい…。誰がかかってこようが、俺にとってはどうでもいい。新日本のもう1人のトムのイシイ(石井智宏)でもいいんじゃないか!? それともグレート-O-カーンはどうだ!? もしかしてブルージャスパパ(永田裕志)か!?(※と言って敬礼) 誰が相手でもかまわないが、これだけは覚えておいてくれ。王座への挑戦者を決めるのはこの俺だ。そして、ついに“FILTHY”トムがバケーションへ行くときがやってきたようだな…」
ここで場内に音楽が鳴り響き、フレッド・ロッサーが新日本プロレスのジャージを着て登場。そのまま場外からマイクアピールを行ない、「王座防衛おめでとう、トム・ローラー。トムに拍手を送ろう」と言って観客の拍手を煽る。そして、リングへ上がると、あらためてマイクアピールを開始。
ロッサー「心配するな、トム。お前を襲撃しに来たんじゃない。お前のそのベルトに挑戦表明をしに来たんだ。俺のこれまでについて、ここで話をさせてくれ。お前にあることを教えてやろう。2002年に俺はプロレスを始め、2003年から2009年のあいだにWWEから40回も入団を断られた。そして、2009年5月4日、ここフロリダ州タンパで75人の中からWWEとの契約を勝ち取ったんだ。俺のストーリーなんて関係ないなんて、お前には言わせない。なぜなら俺は『NJPW STRONG』で唯一お前を倒すことができるとわかっているからだ。いいか、トム。お前はいずれわかることになる。“Mr. No Days Off”に負けるのも悪くないってことをな。お前も王座戦で負けたほかのヤツらと同じ運命をたどることになる。だからトム、お前に言ってやる。俺がSTRONG無差別級王座への次の挑戦者だ。お前と3度目の年間ベストバウトを獲るのが、いまから楽しみで仕方ないぜ。返事を聞かせてくれ、トム」
これを聞いたローラーはSTRONGベルトを指さし、「お前が挑戦できると思っているのか!? 本気か!?」と確認。そして、「お前がこのベルトに値するヤツだと証明できたなら挑戦させてやる」と前置きした上で、「俺の答えは“お断り”だ」と言い、ロッサーを残して退場した。
STRONG STYLE EVOLVED
- 日時
- 2022年4月3日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開