第4試合は2.20札幌でKOPW 2022争奪戦を行なう挑戦者の矢野通と保持者の鈴木みのるが、それぞれ永田裕志、タイチをパートナーに前哨戦。

　矢野はドッグケージを引きずりながら登場。鈴木はKOPWのトロフィー、そして手錠を手に入場。

　鈴木軍タッグはゴングを待たずに奇襲攻撃。鈴木は矢野を場外に連れ出し打撃で鎮圧。タイチは永田を鉄柵に打ち付ける。
　戦場がリングに戻ると、永田がタイチにエルボーを連発。タイチは喉輪で押し込み、鈴木とスイッチ。
　鈴木と永田は激しいエルボーの応酬を繰り広げる。永田は自軍コーナーまで鈴木を押し込んで矢野と交代。矢野はコーナーパッドを外すが、背後から鈴木が後頭部を叩く。
　鈴木はハンマースルー。しかし、矢野はロープにもたれかかって「ア～ア～ア～」と雄叫び。そして、鈴木の突進をかわして後頭部を叩く。怒った鈴木は金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そしてフロントキック、サッカーボールキックを叩き込む。さらに鈴木はぶら下がり式腕ひしぎ十字固めで痛めつける。攻防の中で、鈴木の頭部からは出血が見られる。
　鈴木は場外でイスを矢野の首に押し付ける拷問攻撃。レフェリーが注意に入ると、鈴木は「なんもしてねえだろ！」と詰め寄る。
　鈴木は矢野をリングに戻し、タイチとスイッチ。鈴木はエプロンから矢野にアームバー。すかさずタイチが矢野の顔面に足を押し当てる。
　タイチは矢野に喉輪（チョーク？）を連発。そしてカバーするが、これはカウント2。スイッチした鈴木は矢野に対し、タイチのマイクスタンドを使ってチョーク攻撃。レフェリーが制止すると、鈴木は「さっきからうるせえんだよ！」とすごむ。
　鈴木は矢野にストンピングをお見舞い。さらに金具むき出しのコーナーに叩きつけてからロープへ。すると矢野がマンハッタン・ドロップで迎撃。
　次は永田とタイチのマッチアップ。フロントキックの応酬から、タイチはフライングメイヤー。そして背中にサッカーボールキック。すると永田も同じ攻撃を繰り出す。
　続いてローキックを蹴り合い、さらにミドルキックを互いに叩き込む。そして永田は串刺しのフロントキックからエクスプロイダー。
　永田はタイチを引きずり起こし、ブレーンバスターの体勢に。タイチはこらえ、リストをつかんでスピンキック。
　タイチはバズソーキックを繰り出すが、永田は回避。しかし、タイチはソバットからバズソーキック。カバーを永田が返すと、タイチはアックスボンバーへ。しかし、永田は切り抜けてエクスプロイダーのフェイントから腕固めで捕獲。だが、鈴木がカットに入る。
　すると矢野が鈴木を金具むき出しのコーナーにハンマースルー。リング上、永田はタイチにタイナー。続くバックドロップはタイチが回避。そして逆にバックドロップを狙うも、永田は切り抜けて延髄斬り。
　だが、タイチは永田を金具むき出しのコーナーに叩きつけ、タイチ式外道クラッチで3カウントを奪取した。

鈴木「さあ、お前の用意した“虫カゴ”、いっぱい入るな？ オイ、入るのは矢野通だけでいいのか!? オイ、ほかにもあそこに入りてぇヤツいるんじゃねぇのか!?」

　
「札幌で…ハハハ…！ 札幌でよ、矢野通入れて、なんなら！ そのあと……ハハハハッ…！ メインイベントでなんかあったな…!? なんかあったな…!? ハハ！」
　

　
「気をつけろよ。内藤哲也、オカダ・カズチカ…。ハハハハッ…。“虫カゴ”…ハハハハハ！ ハハハハハハーッ!!」
　
※タイチはノーコメント
　
　


　
矢野「あぁ…怖い…！ 怖い！ 怖かった…。怖い……」
　

　
永田「チクショウ…！ 昨日は快勝したのによ…」
　

　
「今日はコーナー（パッド）外してて（金具に）背中ぶつけられて丸め込まれるわ。檻に入れられるわ。さんざんだよ、今日は。チクショー!!」