(1)〇鷹木(9分10秒 OTTR)真壁×
(2)〇SANADA(15分22秒 OTTR)棚橋×
(3)〇内藤(19分35秒 OTTR)オカダ×
(4)〇内藤(22分44秒 デスティーノ→片エビ固め)小島×
メイン(第7試合)はイリミネーションマッチ、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&真壁刀義&小島聡vs内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&高橋ヒロム。2.20札幌でのIWGP世界ヘビー級王座戦で雌雄を決する王者オカダと挑戦者・内藤、2.19札幌でIWGP USヘビー級王座戦を行なう王者・棚橋とSANADAにとってはダブル前哨戦となる。
L・I・JにはBUSHIがセコンドとして帯同。ヒロムは『BEST OF THE SUPER Jr.』の優勝トロフィーを手に花道を進む。オカダはIWGP世界ヘビー、棚橋はIWGP USヘビーを携えて入場。
先発はSANADAと棚橋。まず、棚橋がコーナーに上って場内の拍手を煽る。そしてSANADAにも促すが、SANADAがコーナーに上がると、すかさずオーバー・ザ・トップロープで落とそうとする。しかし、これはL・I・Jが阻止。
次は内藤が登場。するとオカダがリングに入るも、内藤はすかしてヒロムとスイッチ。オカダはコーナーに下がった内藤に襲いかかるが、ヒロムが背後から襲撃。
だが、オカダはヒロムにボディスラムからセントーン・アトミコ。そして内藤のように寝転びポーズを披露。
次は真壁がヒロムにハンマーパンチの連発からボディスラム。スイッチした小島はヒロムに強烈な逆水平チョップ。さらにネックブリーカードロップをお見舞い。
続いて棚橋がヒロムにエルボーの連発からボディスラム。そしてエルボードロップを決めてエアギターを奏でる。
ここから棚橋&オカダがヒロムにダブルのクローズライン。ヒロムも必死に逆水平チョップをオカダに繰り出す。そして、内藤のアシストを受けて低空ドロップキックをヒット。
内藤は場外でオカダを鉄柵に打ち付ける。そしてリングに投げ入れると、鷹木とSANADAと3人がかりでオカダにストンピングを連発。
続いて内藤はオカダにクルックヘッドシザース。オカダは足でロープエスケープ。次は鷹木がオカダにネックロック。オカダもエルボーを返していくが、鷹木はエルボーでねじ伏せ、ブレーンバスターを炸裂。
鷹木はオカダの肩にエルボーを落とし、スライディングラリアットへ。だが、オカダは切り抜けるとフラップジャックをお見舞い。
スイッチした真壁は鷹木にショルダータックル。さらにパワースラムで叩きつける。勢いに乗る真壁は鷹木の頭部にナックルを落とす。続くノーザンライトスープレックスは鷹木がこらえ、ヒザ蹴りからヘッドバット。
しかし、真壁もレフトアームのラリアット。そしてハンマースルーを仕掛けるが、鷹木はロープで踏みとどまる。そこに真壁が突進すると、鷹木はうまくエプロンに追いやる。
両者はロープをはさんでエルボー合戦。だが、小島が鷹木を捕らえる。鷹木は小島を突き飛ばすも、真壁との衝突は回避。そして真壁は鷹木に袈裟切りチョップ。続いて小島がラリアットを狙い突進するも、鷹木はかわして真壁に小島を衝突させる。そのまま真壁は場外に落ちて失格に。
次は内藤が小島にスリーパー。スイッチしたSANADAは小島の背中に引っかき攻撃。続いてヒロムが小島に相手のお株を奪うマシンガンチョップ。だが、小島は同じ技でお返し。そして串刺しエルボーを狙うも、ヒロムは切り抜けると「いっちゃうぞバカヤロー!」の雄叫びを上げ、小島に低空ドロップキックをヒット。
優勢のヒロムは小島を力任せに担ぎ上げる。だが、小島は回避し、バックの取り合いからDDTをお見舞い。
次はSANADAが小島にローリングエルボー。だが、小島は切り抜けて逆にローリングエルボーをヒット。スイッチした棚橋はSANADAにフライングフォアアーム。さらにセカンドロープからフライングクロスボディを食らわせて雄叫び。
棚橋はSANADAをボディスラムで叩きつけてサンセットフリップをお見舞い。だが、カウントは2。続いて棚橋はフェイントから低空ドロップキック。さらにドラゴンスクリューを決め、テキサスクローバーへ。しかし、SANADAはロープエスケープ。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、SANADAはかわしてロープ越しにエプロンに追いやる。だが、棚橋は逆上がりの要領でリングにカムバック。すると、SANADAが突進。今度は棚橋がSANADAをエプロンに追いやるが、SANADAも逆上がり。
そしてSANADAは棚橋にパラダイスロックを決めようとするが、オカダがカット。続いて棚橋がSANADAにパラダイスロックを狙うも、SANADAは回避。
そしてSANADAはスワンダイブのミサイルキックを狙うが、飛ぶ寸前に棚橋がエルボーでエプロンに食い止める。SANADAはブレーンバスターの要領で棚橋もエプロンに連れ出し、両者はエルボー合戦。
棚橋は低空ドロップキックを繰り出すも、SANADAはかわしてロープパラダイスを完成。そして低空ドロップキックを食らわすと、そのまま棚橋は場外に落下。無念の失格に。
次はオカダがSANADAにロープワークで加速してランニングエルボー。さらに内藤に強烈なフロントキック。
SANADAもカウンターの低空ドロップキックで反撃。スイッチした内藤はオカダを場外に連れ出し、鉄柵に執拗にハンマースルー。大きなダメージを与える。
内藤はオカダをリングに戻し、バックエルボーから後頭部に低空ドロップキック。さらにリストをつかんでバックエルボーを連発し、エプロンに追いやる。
オカダはエルボーで反撃しリングに戻るも、そのタイミングで内藤はヒザに低空ドロップキック。だが、オカダもリバースネックブリーカーで反撃。しかし、オカダはヒザを押さえて顔をしかめる。
オカダはマネークリップを決めるも、L・I・Jがカットに入る。そしてL・I・Jはオカダにトレイン攻撃。だが、オカダは切り抜ける。しかし、内藤はマンハッタン・ドロップで動きを止め、鷹木がパンピングボンバーを炸裂。すかさず内藤はジャックナイフ式エビ固めを決めるが、オカダはなんとかカウント2でキックアウト。
ならばと内藤はデスティーノを狙うも、オカダはこらえてエプロンに内藤を追いやる。そしてオカダはエルボーを連発。内藤もエルボーを返し、リングに戻る。
今度は内藤がオカダをエプロンに追い出し、ヒザに低空ドロップキック。オカダが体勢を崩すと、すかさず内藤は追撃の低空ドロップキックで場外に落とし、失格に追い込んだ。
これでL・I・J4人に対し、相手チームは小島を残すのみ。小島は険しい表情で内藤にストンピング。だが、L・I・Jは鎮圧し、小島にトレイン攻撃を敢行。さらに内藤、SANADA、ヒロムがサンドイッチ式キック。しかし、内藤のカバーは小島がカウント2でキックアウト。棚橋は「小島」コールを煽る。
後押しを受けた小島は内藤とSANADAの同士打ちを誘うと、内藤、さらにヒロムにコジコジカッター。だが、鷹木が左右のエルボーからダブルチョップ。そしてパンピングボンバーを狙うも、小島はラリアットで相打ちに持ち込む。さらに小島はショートレンジラリアットで鷹木をなぎ倒す。
小島はサポーターを外し、内藤にラリアット。すると内藤は両腕でガードし、ロープへ。しかし、小島が左のラリアットで一回転させる。
そして小島は内藤をブレーンバスターで突き刺してカバーするが、これはカウント2。すると小島はもう一度ラリアットへ。しかし、内藤はかわし、すかさずSANADAがドロップキック。
さらに小島に対し、内藤が延髄斬り、ヒロムがトラースキック。続いて内藤はバレンティアで突き刺すと、最後はデスティーノで小島を撃沈。なんとL・I・Jが4人残りで勝利を収めた。