4.4両国大会で行なわれたIWGPジュニアタッグ選手権試合のリマッチ。今回は王者がYOH&SHOのROPPONGI 3K、挑戦者がデスペラード&金丸と立場を逆転させてのタイトルマッチだ。また、5.4福岡大会でIWGPジュニアヘビー級選手権試合を行なうデスペラードとYOHにとっては前哨戦ともなる。
先発はYOHと金丸でスタート。まずはロックアップで組み合い、リストの奪い合い。一旦ブレイクしてから、間合いが離れたところで、背後からデスペラードが襲撃。二人がかりでトレイン攻撃だ。
しかし、YOHはこれをかわして、金丸にドロップキックで反撃だ。そして、エルボースマッシュで攻め立ててから、SHOが入ってきてお返しのツープラトン攻撃。だが、金丸はこれを読んでかわすと、YOHの膝に低空のドロップキックだ。
そして、SHOを場外に排除すると、すかさずデスペラードが襲撃。リング上では金丸がYOHの左膝にストンピングを食らわし、もう一発低空のドロップキックだ。ここでデスペラードにタッチ。
デスペラードは上から見下ろしながらストンピングを食らわし、続けてレッグブリーカー。さらにニークラッシャーで追撃していく。そして、SHOに突っかけてレフェリーの注意をそらせている間に、金丸が場外からYOHの足を捕まえて、その左膝を鉄柱に叩きつけていたぶっていく。
この攻撃にYOHは場外で悶絶だ。なんとかカウント17でリングに戻ったYOH。いつの間にかタッチをしていた金丸が、戻ってきたところでストンピングを連打。そして、再びタッチを受けたデスペラードが左膝にボディプレスを投下する。
さらにニークラッシャーを仕掛けたデスペラード。だが、YOHはこれを前方回転エビ固めで切り返す。そしてオーバーヘッドキックで一撃食らわせて、ようやくSHOにタッチだ。SHOはバックエルボーでデスペラードを蹴散らすと、金丸をエプロンにショルダースルーで放り投げ、スライディングキックで場外に排除。
続けてデスペラードをショルダータックルでふっ飛ばし、串刺し式のラリアットから、腕を掴んでのミドルキックを連打。そして、溜めを作ってから、胸板にミドルキックをぶち込んでいく。そして、バックを奪ったSHO。
しかし、デスペラードはこれを脱出してマンハッタンドロップへ。SHOもこれを防ぐが、ロープに飛んだところを金丸が場外から足を引っ張って引きずり出す。そして金丸はSHOを鉄柵にぶつけると、その鉄柵に飛び乗り、ぶら下がっていたSHOの首筋にニードロップで一撃だ。
そして、エプロンにSHOを置いて、その側頭部にジャンピングキックだ。金丸はタッチを受けてリングに戻るとSHOに対してキャメルクラッチ。さらにフェイスロックで顔面を締めていく。SHOがロープエスケープすると首筋にエルボースタンプ。さらにコーナーで足を伸ばしたデスペラードに叩きつける。
デスペラードと金丸は素早いタッチワーク。SHOをストンピングでいたぶっていく。SHOもエルボーで反撃。ロープに飛ばすとニーリフトを食らわせてYOHにタッチに行く。だが、デスペラードが出てきて、すぐさまカットして妨害。
金丸と二人がかりで襲いかかる。ならばとSHOはスピアーで二人まとめてふっ飛ばしてYOHにタッチ。YOHはランニングエルボーアタックからフライングフォアアーム。そして、串刺し式のバックエルボーからショルダーネックブリーカードロップだ。
さらにミサイルキックで追撃したYOH。そして、ブレーンバスターを仕掛けていく。だが、デスペラードは左腕を絞りながら脱出。ならばとYOHもエルボーで振りほどく。熱くなった二人はエルボー合戦だ。
しかし、デスペラードは左の膝に関節蹴り。ならばとYOHもエルボースマッシュを放ってブレーンバスターへ。だが、デスペラードはロープにYOHをプッシュ。跳ね返ってきたところを捕まえてスパインバスターで叩きつけて流れを譲らない。そして、ピンチェ・ロコの体勢に。
しかし、YOHも踏ん張ってリバース。デスペラードはすぐさま背後から左膝を蹴りを入れるが、YOHもファルコンアローで反撃。さらにデスペラードの股の間から手を通し、リストクラッチしながら反転しての変形のコンプリートショットで追撃すると、DIRECT DRIVEの体勢に捕獲する。
だが、デスペラードはこれを阻止してニークラッシャー。そこにすかさず金丸が飛び込んできて、膝目がけてドロップキックだ。そして、デスペラードはマフラーホールド。そこからヌメロ・ドスに極めていく。
ここはSHOがカット。そのSHOを金丸が入ってきて場外に排除だ。その間にデスペラードはギターラ・デ・アンヘル。これはYOHもカウント2でキックアウト。ならばとデスペラードはトドメのピンチェ・ロコの体勢に。
しかし、YOHはこれも阻止。バックの奪い合いからドラゴンスリーパーの形で捕獲するとファイナルカットだ。そして、両者SHOと金丸にタッチ。SHOがエルボーで攻め込めば、金丸もジャンピングフロントハイキックで対抗。そして、ブリティッシュフォールで追撃だ。
そして、タッチアウトの体勢に。だが、踏ん張るSHOは逆にブレーンバスターで持ち上げる。しかし、金丸はレフェリーを掴んで阻止。ならばとSHOは金丸のスイング式DDTをスカして、スピアーを食らわせてからアームロックに捕獲だ。
ここはデスペラードがカット。そのデスペラードをYOHが場外に連れ出す。そして、SHOは金丸にアームブリーカーを連打。だが、金丸もロープに飛ばされながらSHOの体を旋回してスイング式のDDTで反撃だ。
そして、串刺し式のラリアットから、ムーンサルトプレスを放った金丸。SHOがカウント2でキックアウトすると、トドメのディープインパクトへ。だが、SHOがかわすとYOHが入ってきてドロップキック。デスペラードがスピアーをYOHに食らわせるが、SHOが投げっぱなしジャーマンを食らわせる。
そして、SHOはロコモーション式のジャーマンを放ってからトドメの腕ひしぎ十字固めへ。だが、金丸もなんとかロープエスケープ。ならばとSHOはパワーブリーカーの体勢に。だが、金丸はサミングで許さない。その金丸にリングに戻ってきたYOHがトラースキックだ。
続けてSHOがバッククラッカーを食らわせ、YOHもショットガンドロップキックで追撃。そして、トドメの3Kを狙うSHOとYOH。金丸はこれを阻止してロープに飛ぶが、ダブルのジャンピングニーアタック。そして、改めて3Kを炸裂させる。
しかし、デスペラードがこれをカット。ならばとデスペラードをダブルのトラースキックで場外に排除。YOHはすぐさまノータッチのトペ・コンヒーロで追撃する。そして、SHOがショックアローの体勢に。
だが、金丸は一回転して着地。そのままサムソンクラッチで丸め込む。さらにSHOが返すと、すかさずジャックナイフ式エビ固めだ。だが、SHOはこれを返して、金丸をラリアットで黙らせると、雄叫びを上げてからクロスアーム式パイルドライバーでマットに串刺しだ。
しかし、金丸はカウント2でキックアウト。ならばとSHOはショックアローの体勢に金丸を捕獲だ。そして、YOHがコーナートップからフットスタンプで飛んで、合体技のストロングXが炸裂。さすがの金丸もこれは返せず。ついにカウント3が入り、3KがIWGPジュニアタッグ王座の初防衛に成功した。