バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月24日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,744人（超満員札止め）

第4試合 20分1本勝負

タイガーマスク
丸藤正道

天山広吉
オカダ・カズチカ

境界線

08分56秒　GTR→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　天山組vsオカダ組の10人タッグマッチ。天山、オカダ、石井、後藤、丸藤は『G1』Bブロックにエントリー。翌日の7・25郡山では、天山と丸藤、オカダと後藤が対戦する。

　中西対オカダで試合が始まり、ロープ際でオカダがクリーンブレイク。その直後、中西がエルボー連打で押し込み、オカダのドロップキックを回避。すると、オカダがいきなりレインメーカーを狙うが、中西がいち早くのど輪を繰り出し、ラリアットを発射。これはオカダがかわしたものの、中西がカウンタースピアーでなぎ倒した。
　小島対石井の場面。小島がショルダータックルから逆水平チョップ連射を狙うが、石井が体勢を入れ替え、エルボー＆逆水平チョップ連射を敢行。しかし、さらに小島が体勢を入れ替え、今度こそ逆水平チョップ連射。
　その直後、小島は串刺しジャンピングエルボーで石井に追撃。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」と絶叫するも、途端にオカダたちが急襲。1人ずつ順番に逆水平チョップを打ち込んで行く。
　これで小島が孤立し、外道が顔面攻撃、顔面踏みつけ攻撃、後藤がフライングメイヤー、サッカーボールキック、丸藤が強烈な逆水平チョップ連射で追い討ち。しかし小島は、丸藤のラリアットを受け止め、コジコジカッターで逆転。
　天山対丸藤の場面。天山がモンゴリアンチョップ連射、串刺しラリアット、ブレーンバスター。そして、チョップ合戦のあと、マウンテンボムからアナコンダバイスへ繋ぐ。これを石井がカットすると、天山はモンゴリアンチョップで報復。
　しかし、丸藤がトラースキックを顔面に浴びせ、ラリアットで追撃。これで後藤が登場するも、天山がカウンターニールキックで脱出。タッチを受けたタイガーが、コーナー最上段からのフライングボディアタックで後藤を押し倒す。
　ここでオカダがタイガーを羽交い絞めにし、後藤が突進。だが、タイガーが両脚キックで後藤を迎撃し、オカダをカンガルーキックで蹴散らす。さらにタイガーは、外道にローリングソバット、ハイキックをお見舞い。すると、ライガーが風車式バックブリーカーでアシストし、後藤には掌底、パワーボムホイップ。間髪入れずタイガーがタイガードライバーへ繋ぐ。
　続いてタイガーはリバースダブルアームバーを極めるが、オカダがカット。しかし、後藤がタイガーにカウンター牛殺しを食らわせ、GTRで決着をつけた。

　試合後、天山と丸藤が場外で番外戦を展開。セコンドが2人を引き離した。

COMMENT

オカダ「（※外道とともにコメントブースに現れて）後藤さんの勢いは、今日横で感じさせてもらいましたから。仲間ですけど、CHAOS誘ったのも僕ですけど、そんなのは関係なく、1つの公式戦として、IWGPの闘いを見せると言ってますんで。しっかりと、CHAOS関係なく、チャンピオンとして、後藤さんと闘いたいと思います。そして、勝ちます。そのまま優勝いただきます」
後藤「CHAOSに入って、1番近くで、オカダは俺のことを見ていて。俺の勢いも分かってると思うよ。だけど、アイツが思う以上に、俺の勢いはもっと上をいってるから。それを明日、証明します」
※石井、外道、丸藤はノーコメント

天山「チキショー。『G1』公式戦じゃないけどもね、CHAOS、アイツらと闘って、試合やって、俺らが負けたって。ふざけんなって。その中に、丸藤が入ったからね、俺も熱くなったよ。チョップでも、なんでも来いって。胸が切り裂けようが、なにしようが、俺には関係ないぞ。前に歩いていくしかないんや。絶対叩き潰してやるから。明日の丸藤戦、今まで2勝できてるからね、このまま明日もガッチリと、丸藤倒してね。一番の俺の強みっていったら、今はもう俺の背中にはコジがいる。バックには、コジがいるって。それが一番ありがたいから。そのパワーもらってね、このままずっと『G1』、明日からもまた一気にいきますよ。ありがとうな、コジ（※小島とガッチリ握手）」
小島「丸藤、俺にはお前のチョップは効くかもしれない。でも、天山には効かねぇんだよ。俺は、すげぇ痛ぇけど、天山は痛くねぇ。それだけだ。お前の対戦相手は、天山だぞ。よく覚えとけ」
※中西、ライガー、タイガーはノーコメント