バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月24日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,744人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦

境界線

（2勝0敗＝4点）
（1勝1敗＝2点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　1勝同士の対決となった本間vsYOSHI-HASHIのBブロック公式戦。7月22日後楽園で行われたBブロック初戦では、本間が柴田、YOSHI-HASHIがオメガに勝利している。
　
　試合開始直後、本間が逆水平チョップ、YOSHI-HASHIがエルボーを打ち合い、そこから本間がショルダータックル。さらに、低空シャリマティーで叩きつけると、ボディスラムから小こけしを発射。だが、YOSHI-HASHIがかわして自爆へ追い込み、場外で鉄柵攻撃2連発をお見舞い。
　リングへ戻り、YOSHI-HASHIがDDT、チンロックで追撃。さらに、本間をトップロープへ乗せ、低空ドロップキックを浴びせる。
　続いてYOSHI-HASHIはブレーンバスターの体勢に入るが、本間がこらえて反対に投げ捨てる。そして、カウンターバックエルボー、ボディスラム、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャーとラッシュ。ところが、次の小こけしはまたもYOSHI-HASHIが回避。
　これで息を吹き返したYOSHI-HASHIは、串刺し逆水平チョップをお見舞い。続いてネックバスターを仕掛けると、抵抗した本間をヘッドハンターで叩きつけ、今度こそネックバスター。
　だが、本間が強引にYOSHI-HASHIのバックを取り、ジャーマンスープレックスホイップ。その直後、今度こそ小こけしを命中させる。そして、こけし落としの体勢に入るも、YOSHI-HASHIが前方回転エビ固めに切り返す。
　すると本間は、左のローリングラリアットをヒットさせ、改めてこけし落としを敢行。そして、コーナー最上段からこけしを繰り出すが、YOSHI-HASHIがギリギリで回避。
　エルボーの打ち合いを挟み、YOSHI-HASHIがフェイント式バックスピンキック。さらに、カウンターラリアットで本間をなぎ倒すと、パワーボムからジャックナイフ式エビ固めで3カウントを迫る。
　YOSHI-HASHIの攻撃は続き、スリーパーホールド、コードブレイカー。そして、ダブルアームスープレックスからバタフライロックを極め、本間をロープエスケープさせる。
　さらにYOSHI-HASHIは、ショルダーバスターから本間に組みつく。これを本間が抵抗すると、YOSHI-HASHIがトラースキックを浴びせ、ロープへダッシュ。ところが、本間がカウンターこけしロケットで吹き飛ばし、裏こけし落としをお見舞い。そして最後は、コーナー最上段からこけしを炸裂させ、見事に開幕2連勝を飾った。

　試合後、本間がダウン中のYOSHI-HASHIに近寄り、無言で見つめる。その後、YOSHI-HASHIがフィンレーの肩を借りて退場すると、本間は両手を挙げてガッツポーズを決めた。

COMMENT

——開幕2連勝となりましたが？
本間「俺が、まぎれもないBブロックでの、現時点での単独首位。現時点での単独首位、このまま突っ走るから。誰がYOSHI-HASHIに負けるか！誰がケニーに負けるか！初出場の選手、確かにおもしれぇよ。でも俺は、ツラい思い、散々してきたから。今の俺は、負けるわけにはいかない。まだまだ始まったばっかりですけど、俺がBブロックを面白くしたうえで、俺が1位で通過してみせる。そんなミラクル、そんな奇跡あったって、面白いだろ。そんな奇跡がなきゃさ、人生つまんねぇよ。俺が、身をもって証明してやる。ありがとうございました」

YOSHI「まだ、負けてないからな。オイ、本間。まだ、長い、ロングスパン、借りは必ず返すからな。逃げんなよ、コノヤロー、本間。『G1』、1勝1敗。まだまだ分からないだろ。これからだよ」