明石大会では「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」公式リーグ戦3試合が行われた。
ここで最も注目されるのは、Aブロックの井上亘。この日の公式リーグ戦では、石狩太一の執拗な脚攻撃で苦しめられながらも、スタガリンブローからのトライアングルランサーで激勝。無傷の4連勝で勝ち点を8に伸ばし、Aブロックの単独トップに躍り出た。
続く第4試合のBブロック公式リーグ戦は、サムライジム会長のエル・サムライと、サムライジムの看板を奪った“道場破り”の稔が対峙する好カード。この1 戦は見応えのある攻防の末、稔がミノルスペシャルでサムライを料理。ようやくエンジンの掛かった稔が、残りリーグ戦で巻き返しに出ることは必至だ。
そして、第5試合はBブロック公式リーグ戦の金本浩二vs外道。この試合は、外道が金本のヒザに的を絞って集中攻撃。途中で動けなくなるほどのダメージを 負った金本だったが、中盤から徐々に巻き返して攻勢に転じる。しかし、最後は場外乱闘でのもみ合いとなって、両者リングアウト。この意外な結末で、優勝候 補の一角である金本に黄信号が点灯した。
明石大会のメインイベントは本隊vsG・B・Hの8人タッグマッチ。3本勝負で行なわれたこの試合は、 真壁刀義がラリアットで長州力を沈めてG・B・Hが1本目を先取。だが、その直後に永田裕志がバックドロップホールドで本間を固めて1vs1のイーブンと なる。そして、両軍が入り乱れた混戦の中、真壁がキングコングニードロップで飯塚を仕留めて3本目を奪取。これにより、2-1でG・B・Hの勝利が確定し た。
Jr.とヘビーが熾烈な闘いを繰り広げる「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」は、6月12日福井大会から、いよいよ後半戦へと突入する。
■公式戦は30分1本勝負
■準決勝戦
6月16日(土)京都市体育館
Aブロック1位 VS Bブロック2位
Bブロック1位 VS Aブロック2位
■決勝戦
6月17日(日)後楽園ホール
時間無制限1本勝負