インフルエンザで欠場していた真壁刀義の復帰戦となるこの試合では、6タッグマッチではあるが、いきなり現NEVER無差別級王者の石井智宏と激突。
また『NEW JAPAN CUP 2015』1回戦で対戦が決まっている、棚橋弘至と矢野通の闘いにも注目が集まる。
 
棚橋と矢野が先発で試合開始。棚橋は矢野の腕をとると、矢野はすぐさまロープへエスケープ。コーナーでの攻防では棚橋がセカンドロープから矢野へ体をあびせていく。
真壁対石井の場面、両者いきなりのエルボー合戦から、さらにショルダータックル合戦。これは真壁が制す。
本間対中邑の場面、本間はエルボーの連打からボディスラム。さらに小こけしを狙うが、これは中邑がかわし誤爆。直後にCHAOSが場外で本隊をいたぶる。
本間対矢野の場面、矢野はすぐさまコーナーマットをはがすと、本間、棚橋、真壁を順にコーナーの金具にぶつける。
タッチしたい本間だが、CHAOSチームは本間を逃がさず、リング上で本間をいたぶる。
反撃に出たい本間は石井との逆水平チョップ合戦を制し、小こけしを狙うが、石井はこれをギリギリでかわし誤爆。だが本間も石井とのブレーン・バスターの掛け合いを制し、石井を投げ飛ばす。
真壁対石井の場面、真壁はパワースラムで石井を投げると、さらにコーナーの石井へ串刺しラリアット、頭部へのナックルパート連打、ノーザンライトスープレックスを決める。しかし石井もパワースラム、カウンターのラリアットで反撃。
棚橋対矢野の場面、棚橋はフライングフォーアームを見舞うが、矢野は再度ロープへ走った棚橋を場外へ振り投げるYTRポーズを狙う。しかし棚橋はトップロープを掴み、リングに戻ると矢野のYTRポーズを阻止。だは矢野も棚橋へマンハッタン・ドロップを決めると、お返しとばかりに棚橋も矢野へマンハッタン・ドロップを決めて見せる。それでも矢野はロープへ走る棚橋の髪を引っ張り、そのままリングに叩きつける。
そして矢野に代わって入った中邑が棚橋へバイブレーション式踏みつけを敢行。両者エルボー合戦から、棚橋が中邑をボディスラムでリングに寝かせ、トップロームに上るが、そこを矢野が妨害。コーナートップに棚橋を寝かせると、中邑は棚橋の腹部へ膝を打ち込む。続けてリバースパワースラムで投げ飛ばしボマイェを狙うが、そこは棚橋がスリングブレイドで反撃。
棚橋に代わって入った本間はコーナーの中邑へ串刺しジャンピングエルボーから、フェイスクラッシャーを放ち、ついに小こけしを決める。しかし中邑も本間を担ぎ上げるとそのまま前に落とし、ボマイェを狙い本間に向かって走るが、ここで本間がカウンターのこけしロケットを発射。
その後両チーム入り乱れ、本間が中邑へこけしを狙うが、中邑が間一髪でかわす。
そして最後は中邑がスライディングボマイェから正調式のボマイェを炸裂させ、本間から3カウントを奪った。
 
試合後、中邑はリングの中心で「イヤァオ!!」と叫び、今大会を締めくくった。