12月4日名古屋のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合で対決する王者・デヴィットと挑戦者・リチャーズが登場。
　
　その2人の先発で試合が始まり、デヴィットが攻め込む。そして、リチャーズを自軍コーナーへ連れて行き、クイックタッチを駆使した腕攻撃で追い討ちをかけた。
　タイガー対邪道の場面。邪道が、逆水平チョップを打ち込むたびに「Wooo！」と絶叫。そして、カウンターエルボーでタイガーをなぎ倒し、再び「Wooo！」と叫ぶ。すると、タイガーがカニばさみからの619で逆襲。それでも邪道は、軽快なフットワークからファイティングポーズを決めるが、その直後にバッタリとダウンしてしまった。
　KUSHIDA対外道の場面。タイガーのスローイングを受け、KUSHIDAが串刺しダブルニーアタック。さらに、2人の合体ブレーンバスターからKUSHIDAがドロップキック、9469。そして、ハンドスプリングエルボーで外道と邪道を同時に吹き飛ばした。
　中盤、リチャーズ組がデヴィットを捕まえ、ラフを主体とした集中砲火で徹底的にいたぶって行く。リチャーズの踏みつけ攻撃、外道のチョーク攻撃、ロメロの連続串刺しラリアットなどで苦しめられたデヴィットは、開脚式ドロップキックで邪道と外道を同時にダウンさせ、ようやくタイガーとタッチ。
　そのタイガーは、外道にフライングボディアタックをお見舞い。そして、自分を羽交い絞めにする邪道をカンガルーキックで吹き飛ばし、外道にミドル連射、ハイキック、タイガードライバーで追撃。しかし、続いてのダイビングヘッドバットは、外道がかわして自爆へ追い込んだ。
　田口対ロメロの場面。田口が、スワンダイブミサイルキックからスリーアミーゴへ。3回目のブレーンバスターは回避されたものの、ロメロをコーナーへ激突させる。間髪入れずにデヴィットがエプロンから延髄斬りをヒットさせると、田口は前落としで追撃。そして、どどんを狙うものの、ロメロが前方回転エビ固めに切り返し、マンハッタンドロップ、顔面への低空ドロップキックでやり返した。
　ここでリチャーズもリングへ入り、リチャーズの串刺しラリアット、リチャーズに担がれたロメロの串刺しニーアタックが連続で炸裂。さらにリチャーズが、ラリアット、ローリングソバット、カウンターハイキックで追い討ちをかける。だが、田口は延髄斬りで逆襲した。
　KUSHIDA対リチャーズの場面。KUSHIDAが、コーナー最上段からのチョップ、アームホイップ、その場飛びミッドナイトエクスプレスとラッシュ。そして、コーナー最上段からムーンサルトプレスを敢行し、回避するリチャーズの動きを読んで安全に着地する。だが、リチャーは突進して来たKUSHIDAを空中に投げ、ハイキック。そして、ハンドスプリングエルボーを受け止めると、ロメロとの合体技・コントラクトキラーでKUSHIDAにトドメを刺した。
　
　試合後、リチャーズがIWGP Jr.ベルトを勝手に持ち出し、デヴィットと激しく睨み合う。その後、ロメロがマイクを掴み「リチャーズが永遠にチャンピオンだ！ フォーエバー！ フォーエバー！ エバー！ エバー！ Woooo!!」などと叫んだ。

リチャーズ「デヴィット、KUSHIDAの次はオマエだ。今日はオマエにプレビューしてやったまでだ。オマエにもう1度あの技を食らわせてやる。時が来た。ニュージャパンのJr.チャンピオンとしてのオマエは、期限切れだ。俺の時代だ。俺の時代が始まる。その日が来る」
※ロメロ、邪道、外道はノーコメント

デヴィット「デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ、NRCが両国で、Apollo55からIWGPの（Jr.タッグ）タイトルを獲ったけど、デイビー・リチャーズにシングルのタイトルを渡すわけにはいかないプリンス・デビットにはベルトを守る責任がある。僕は決して負けない」
※田口、タイガー、KUSHIDAはノーコメント。