NEW JAPAN ALIVE 2011

日時: 2011年11月23日(水) 16:00開場　17:00開始
会場: 鳥取・鳥取産業体育館
観衆: 2,200人

第3試合 20分1本勝負

ブラックバファロー
ヒデオ・サイトー

天山広吉
飯塚高史

境界線

09分16秒　反則

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　“猛牛”天山が、鳥取出身のバファローとスペシャルタッグを結成。
　
　飯塚組の奇襲を合図に試合がスタート。飯塚は、花束で天山の頭を何度も殴り、サイトーはバファローを鉄柵付近で痛めつける。
　そこから飯塚とサイトーはリング上で鉢合わせ攻撃を狙うが、天山とバファローが切り返し、それぞれラリアットで逆襲。そして、バファローがサイトーを羽交い絞めにすると、天山がモンゴリアンチョップをお見舞い。続いて、天山が入れ替わり、バファローもモンゴリアンチョップを決めた。
　バファロー対サイトーとなり、バファローがサイトーの首をサードロープへ引っ掛け、エプロンからギロチンドロップを投下。しかし、サイトーがハンマースルーを切り返し、リング下の飯塚がバファローの脚を掴んで場外へ引きずり込む。そして、鉄柵攻撃、イス攻撃をお見舞い。
　辛うじてリングへ戻ったバファローは、サイトーと飯塚のチョーク攻撃にさんざん苦しめられる。しかし、飯塚のショルダースルーをトーキックで阻止し、DDTで反撃。ここからのタッチは阻止されたものの、トレイン攻撃を回避してサイトーにラリアット、飯塚にバックドロップで逆襲。
　ようやく出番となった天山は、飯塚にモンゴリアンチョップ連射、逆水平チョップ連射、串刺しラリアット、カーフブランディングで追撃。そして、マンハッタンドロップを食らってもすぐにマウンテンボムで盛り返し、アナコンダバイスを極める。
　これをサイトーがカットすると、バファローが分断。そして、天山がブレーンバスターで飯塚を叩きつけ、コーナー最上段にのぼる。しかし、サイトーが攻撃を妨害し、デッドリードライブで逆襲した飯塚がスリーパーホールド。
　ところが、ここでまたもやサイトーがアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを勝手に持ち出してしまい、飯塚と仲違いになる。その隙を突き、天山がサイトーにラリアットを見舞う。しかしその直後、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを取り返した飯塚が、天山に地獄突きを食らわせ、反則負けとなった。
　
　試合後、飯塚はバファローのみならず、サイトーをも地獄突きで蹴散らす。そして、そのまま天山へ暴行をくわえ始める。
　すると、小島が現われて天山を救出し、コジコジカッターで飯塚を排除。そして、リングを降りようとする天山を呼び止め、握手の手を差し出す。これを天山がガッチリと握り返し、場内が大歓声に包まれた。

COMMENT

天山「ありがとう、バファロー]
バファロー「ありがとうございました」
天山「最後、グチャってなったけど。（タッグを組むのが）初めてやからね。今日は彼の地元ってことで、彼のお客さんも来てたし、いいとこ見せたかったけど、アイツら相手じゃ話にならないからな。せっかくのブラックバファロー、もう1回また組もうよ」
バファロー「お願いします！ぜひ！大阪プロレスで！」
天山「マスク付けないの？」
バファロー「……(苦笑)」
天山「まあ、いいや。ありがとう（と言い残して控え室へ）」
バファロー「毎年、地元鳥取に呼んで頂いて、ありがとうございました。天山さんと組ませて頂いて、“猛牛タッグ”ということで、バシッと決めたかったんですけど、正直、自分としても、天山・小島、テンコジをどうなるのか気になるんで、鳥取のお客さんの、さらに一番前の特等席で、その動向を見させてもらったって感じですね。また来年も鳥取大会、呼んで頂けたら。新日本プロレス、ありがとうございました！」

サイトー「オジちゃん怖い……あのオジちゃん、怖い」
※飯塚はノーコメント