NEW JAPAN LIVE 2011
- 日時
- 2011年7月20日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 北海道・白糠町総合体育館
- 観衆
- 1,100人
MATCH REPORT
そして試合は、棚橋と矢野の先発でスタート。棚橋が腕を取って絞め上げ、コーナー2段目からのフライングボディアタックで追撃。しかし矢野は、棚橋の後ろ髪を引っ張って転倒させた。
後藤対中邑の場面。中邑がヘッドロックを極め、これを振り解かれるとショルダータックルをお見舞い。しかし、受け止めた後藤がショルダータックルをお返しし、今度は自分でヘッドロックを極める。だが、中邑が振り解いて体勢を入れ替え、一歩も譲らない。
タイガー対石井の場面。タイガーが、ミドルキックとローキックを連射で叩き込み、カウンターローリングソバット、ボディスラムで追撃。さらに、コーナー最上段からムーンサルトで着地すると、下段後ろ回し蹴りで石井を転倒させ、ドロップキックで場外に追いやる。
さらにタイガーは、乱入して来た矢野も場外へ蹴散らし、華麗なフィンタを披露。ところが、今度は中邑が乱入してタイガーを場外へ追い込み、矢野と石井の餌食にさせる。
リングに戻ったタイガーは、矢野に金具がむき出しとなったコーナーへ叩きつけらる。たまらず棚橋が救援に飛び込むが、自分がコーナーの金具へたたき付けられてしまう。
その後も、矢野のマスク剥ぎや中邑の打撃に苦しんだタイガーだったが、中邑のジャーマンスープレックスをバク宙で着地し、ドラゴンスクリューで反撃。これでようやく交替した後藤は、追走式ラリアットで中邑をなぎ倒し、ミドルキック連射、串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップで追い討ち。しかし中邑は、ラリアットをかわして後ろ回し蹴りで逆襲した。
棚橋対矢野の場面。矢野に後ろ髪を掴まれた棚橋が、エルボースマッシュをで報復。そして、場外に落とされそうになってもロープを掴んで逆上がりで復活し、ロープへ走る。ところが、控えの石井が背中を蹴って妨害し、矢野が強力で逆襲。
棚橋対石井の場面。石井が矢野との合体フェースクラッシャーを炸裂させ、トレイン攻撃を開始。矢野の串刺しバックエルボー、中邑の串刺しニーアタック、石井の串刺しラリアットが連続で棚橋を襲う。
さらに石井は、雪崩式ブレーンバスターからフォールへ行くものの、後藤とタイガーがカット。すると石井はラリアットからもう1度フォールに行くが、棚橋が自力で跳ね返す。
そして、ファンの大コールを受けた棚橋は、石井のパワーボムとラリアットを回避し、スリングブレイドで逆転。後藤がプランチャで中邑、タイガーがトペスイシーダで矢野を分断すると、ハイフライフローで石井にとどめを刺した。
試合後、棚橋がリングを降りようとすると、場内から「棚橋」コールが起きる。これでリング内へ戻った棚橋が、マイクアピールを開始した。
棚橋「初めて! 新日本プロレスが! 白糠にやって来たぜーー!!(※大歓声) 初の白糠大会、大成功! そして、最高の応援! ありがとうございました!!(※大拍手) また来年も、新日本プロレス、白糠、来ていいですか?(※大歓声) 白糠、来ていいですか?(※さらに大きな歓声)白糠、来ていいですか!!(※もっと大きな大歓声&大拍手) そのときはまた、チャンピオンとして帰って来ます!(※大拍手)」
そして、自らコールを要求した棚橋はエアギターをかき鳴らし、アンコールにはコーナーにのぼって応える。さらに「もう1回」コールが起きると、コーナーからリング中央へ移動しつつ、ジャンプしてポーズを決めた。
最後に棚橋は「ホントに最後まで、ご観戦ありがとうございました!」と改めて挨拶。そして、「じゃあ、最後にー! 白糠の皆さーん!愛してまーーす!!」 と叫び、大会を締めくくった。
COMMENT
棚橋「白糠大会、最高でした! こんだけ長い歴史の中で来たことなくて、初めて新日本プロレスがね、俺がチャンピオンの時に来れたっていうのは本当に嬉しいし、まだ新日本プロレスが試合したことない土地がいっぱいあるから、ぜひみんなの声を聞かせてくれ。菅林(直樹)社長でも俺でもいいし。俺はこのベルト持って、日本全国周りたいから。あと、俺が『G1(CLIMAX)』のこと言ったけど、各選手、みんな口々に『G1』のことを言い始めてる。それはいいことだ。新日本が同じ方向むいて目標高く出来てるってことは、元をたどっていけば、全部俺のおかげだ。ヨシ!」
※後藤、タイガーはノーコメント
矢野「フ○ック!」
※中邑、石井はノーコメント