NEW JAPAN LIVE IN OKAYAMA

日時: 2011年5月4日(水) 16:00開場　17:00開始
会場: 岡山・岡山県卸センター・オレンジホール
観衆: 1,250人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負

プリンス・デヴィット
デイビー・リチャーズ

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　前日の福岡大会で、IWGP Jr.タッグ王座を争ったデヴィット＆田口とリチャーズ＆ロメロが登場。高橋組が奇襲を仕掛け、場外戦で試合がスタートとなる。
　そして、高橋と内藤が真壁と本間を鉢合わせしようとするものの、逆襲されて自分たちが激突。そして、真壁たちはショルダータックルで高橋たちを吹き飛ばした。
　田口対リチャーズの場面。田口が、リープフロッグ、アームドラッグ、ドロップキック。さらに田口は、デヴィットとの連携でリチャーズとロメロを圧倒。だが、高橋と内藤が乱入して田口を窮地に追い込む。
　リチャーズとロメロの合体串刺しダブルニー、内藤のランニングサンセットフリップなどで苦しめられた田口は、内藤のラリアットをスライディングでかわし、延髄斬りで逆襲。ようやく真壁とタッチする。
　真壁は、リングに入るなり内藤をラリアットでなぎ倒し、控えの3人をエルボーで場外に叩き出す。そして、内藤にパワースラム、串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで追い討ちをかける。すると、高橋が乱入して内藤と合体攻撃を狙うものの、真壁は両腕ラリアットで一蹴。だが、それでも内藤はジャンピングエルボーアタックで逆襲した。
　デヴィット対ロメロの場面。デヴィットがロメロ、田口がリチャーズの回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックをお見舞い。そしてデヴィットは、ドロップキックでロメロを場外に落としてロープへダッシュ。しかし、リチャーズが場外から脚を引っ張って妨害する。
　そして、リチャーズがエプロンからデヴィットを羽交い絞めにするが、ロメロのタックルはかわされて誤爆。すかさずデヴィットが、スクールボーイでロメロを丸め込み、ドリームキャストを発射。しかし、ロメロがかわしてバックスピンキックで反撃。
　本間対高橋の場面。両者のラリアットが2回相打ちとなり、本間が追走式バックエルボーからラリアット。そして、真壁とのサンドイッチラリアットで追撃すると、コーナー最上段からコケシを炸裂させる。
　さらに本間はロープへ走るが、内藤が乱入して高橋とリミット・レス・エボリューションを敢行。そして、内藤が本間を羽交い絞めにするものの、高橋のラリアットがかわされて誤爆してしまう。
　すかさず本間はスクールボーイで丸め込むが、返した高橋がフィッシャーマンバスターで逆襲。そして最後は、東京ピンプスでとどめを刺した。
　
　試合後、高橋が両手を広げて内藤に詰め寄り、「何やってんだよ！」と吐き捨てる。そして、憮然とした表情で先に退場してしまった。

COMMENT

高橋「あいつ、何やってんだよ、内藤！昨日もそうだよ。今日は俺のおかげで勝てたよ。何だ、あのザマは！言っとくけどよ、昨日の（IWGPタッグ）選手権、あいつのせいだから、負けたの。あいつがチャンスを潰したんだよ（と吐き捨てて去る）」
内藤「（高橋が去ったあとに現われ）どうした？裕二郎。どうした？昨日の負けが悔しいのは、俺も一緒だよ。昨日、俺がやられすぎた。俺が負けたから、俺の責任だって、分かってるよ。昨日、タッグベルト挑戦失敗したけど、でもNO LIMIT、もう1回タッグの頂点に立つんだろ？俺らがタッグを引っ張って行くんだろ？明日から休みだけど、また『（BEST OF THE）SUPER Jr.』の開幕戦（5/26後楽園）から、裕二郎、また俺ら行こうぜ。裕二郎、いまムシャクシャしてんのかもしんないけど、もう1回、俺らしっかり同じ方向むいて、タッグベルト挑戦しようぜ」
ロメロ「これは始まりだ。これが俺とデイビー・リチャーズのカムバックの始まりだ。THE NRCの始まりだ。俺の言葉を良く聞け。俺たちがIWGP Jr.ヘビータッグに挑戦するために戻って来た」
リチャーズ「（Apollo 55からベルトを）剥し取ってやる」

※真壁、本間、デヴィット、田口はノーコメント