NEW JAPAN LIVE IN OKAYAMA

日時: 2011年5月4日(水) 16:00開場　17:00開始
会場: 岡山・岡山県卸センター・オレンジホール
観衆: 1,250人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

キング・ファレ
小島聡

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　前日に行なわれた「レスリングどんたく2011」で、TAKA、タイチと仲間割れを起こし、電撃的に真壁と握手をかわした小島が登場。
　
　ヘッドロックで絞り上げる小島に対し、ファレがショルダータックルで反撃。そして、ボディスラムで叩きつけて小島を場外へ追いやる。
　リングに戻り、ファレが逆水平チョップ、コーナーでの踏みつけ攻撃、エルボー連打、ランニングフロントキックとラッシュ。だが、2発目のキックを受け止めた小島が、DDTで逆襲。
　ここから小島は、ネックブリーカー、ストンピング連射、ハンマーブロー、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー！」からのダイビングエルボードロップなどで一方的に攻撃。
　苦しいファレは、エルボーで反撃するが、小島もやり返してローリングエルボーで追撃。だが、ついにファレが巻き返し、串刺しボディアタックを決める。そして、ショルダータックル、エルボードロップ、ジャンピングボディアタック、逆エビ固めと畳み掛ける。
　続いてファレはバックフリップに行くが、阻止した小島がコジコジカッターで反撃。そして、ファレの後頭部にラリアットをブチかますと、右肘のサポーターを投げ捨てる。
　さらに小島は、後頭部へのラリアット2連発で追撃し、最後は正面からウエスタンラリアットを炸裂させ、ファレを轟沈した。
　
　試合後は小島から握手を求め、ファレがそれに応じた。

COMMENT

小島「また新しい、今日からリセットして、リスタートかなと思ってます。色々この先わかんないけど、昨日とりあえず真壁と握手したけど、イコール“タッグ結成”とかね、たぶんそんな簡単なものじゃないと思うし。昨日はプロレスラーとしての皮膚感覚でね、握手したけども、こればっかりはね、この先のことなんてわかんない。ただ、また次の色んな出来事も巻き起こったみたいだしさ。自分から離れていった人間がいたり、新しくやってきた人間がいたり。いろんなドラマが生まれて面白かったと思います。それを、めいっぱい楽しんで、これから先やって行きたいと思います」
——鈴木みのる選手への感情というのは？
小島「なんだろうな、結局ああやって来るっていうのはね、俺に何か感じてやって来たんだと思うし。俺か真壁かわかんないけど、どっちにしても鈴木みのるの考えてることは、もう大体わかってます。手に取る様にわかるんで。彼の嗅覚というものが、俺に対して何か反応したんだと思うしさ。まぁ、とりあえず今はどっちにしてもいないしさ。TAKAとタイチはいるみたいだから、その辺からやっつけちゃおうかなと思ってます」
——福岡ではスリーパーホールドで絞められましたが？
小島「まあね、6年前にも（全日本プロレスで）同じようなことがあって、それから今に至ってるんでね。歴史は繰り返されるじゃないけど、非常に面白くなってきたなと思ってます」
——鈴木選手に「新日本へ来い」と言う？
小島「ウ〜ン。『来い』とか『来るな』って言っても、たぶん勝手に来るだろうから（苦笑）。そのへんは別に何も考えてないけど。でも、来た以上は面白くしてやるよ。ただ、これだけは言わせてもらうけど、俺は去年の夏から新日本プロレスでここまでやって来たけど、並のハートじゃやっていけないよ。『G1（CLIMAX）』制覇して、（IWGPヘビー級）チャンピオンになって、ドーム大会でメイン張ってってやって来たけど、やっぱり新日本プロレスってそれだけのデカいとこだよってことですよ。もし来るのであればね、それを心してやって来て欲しいと思います」

ファレ「クソ！いいチャンスもらったのに、またこの結果。悔しいですね。もっと強い選手とやらないと、自分も強くならないから。マテマ・トンガ！」