NEW DIMENSION

日時: 2010年4月4日(日) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2050

第3試合 20分1本勝負

井上亘
外道

永田裕志
田中将斗

境界線

10分51秒　オラシオンフレイム→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　外道のセコンドとして、5月8日の「SUPER J TAG TOURNAMENT 1st」でパートナーとなるKUSHIDA（SMASH）が登場。
　
　試合は、先発した井上と外道の攻防のあと、永田対田中となり、田中のスピアーを受け止めた永田が、フロントネックロックからナガタロックII。これを石井がカットすると、その隙を突いて田中が逆襲。しかし、永田はスライディングDをかわしてローキックを発射。だが、田中も素早く体を寝かせて回避。
　マシン対石井の場面。マシンが魔神風車固めの体勢に入ると、外道たちがすかさず妨害。これで失速したマシンが、青コーナーサイドに捕まる展開となる。そのまま攻め込まれ、石井にマスクを脱がされそうになったマシンだったが、カウンターラリアット、ブレーンバスターで反撃して脱出。
　永田対田中の場面。激しい打撃戦のあと、永田が垂直落下式ブレーンバスター。いい形でスイッチした井上は、カウンター水車落としからスタガリンブローを狙うが失敗。すると、替わった外道が、井上の頭部へ強烈なトーラスキックを叩き込み、チンクラッシャーで追撃。
　これでピンチに陥った井上だったが、スピアーで石井と外道を同時に吹き飛ばして逆襲。永田のフロントハイキック、マシンのセントーン、井上のスピアーが立て続けに外道を襲う。
　そして最後は、井上がオラシオンフレイムで外道を料理した。

COMMENT

井上「おおおし！　オイ！　見てのとおりだ！　キッチリ3カウント！　こ・れ・が、青・義・軍の力だぁあ！」
マシン「よーし、よくやったぁ！　とまらねぇぞ！　このままイケー！（井上の肩を叩きながら）」
永田「（井上は）いいんじゃないですか？　自信を持ってますよ。なんか地の底から這い上がってきた強さを感じますよ。ただ、個人的には試合がもの足らねぇなと。なんでメキシコかぶれの小僧（高橋裕二郎）を俺に当てねぇんだ？　今日は田中将斗だけだよね？　ちょっとだけ骨があるのは。こんなカードで俺は満足してねぇぞ！　今後は、メキシコかぶれをかわいがりますよ。でも、周りが過保護すぎて、カードを組まねぇから。強引にでもそういう方向に持っていかなきゃいけねぇな、と。試合を見れば、俺のエネルギーがありあまっているのがわかるだろ？　溜まって溜まって仕方ねぇよ！　エネルギーが。四十をすぎてもただの年寄りじゃねぇぞ？」

田中「後藤!!　おまえとはまだケリついてへんで!!　次必ずベルト獲って俺の前に立て!!次俺とやるときベルトはいでやるから。必ずベルト巻けや!!」
KUSHIDA「ようやく新日本に辿り着いたな？　次のタッグトーナメントのメンバーは世界中から楽しそうなメンバーばっかなんで。外道さんの負けグセ、あれだけ注意して。せっかくTAJIRIさんに頂いた舞台なんで、必ずものにします」
※外道はノーコメント