NEW DIMENSION
- 日時
- 2010年4月4日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2050
-
第1試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
まったくいいところのない三上だったが、なんとかタイガーを自軍コーナーに押し込んで平澤とタッチ。
ところが、平澤もすぐに捕らえられ、タイガーと田口にいいように攻められてしまう。それでもタイガーにスピアーで反撃した平澤は、三上とタッチ。ここで三上がタイガーを羽交い絞めにするが、平澤のランニングエルボーが誤爆してしまう。タイガーは、平澤をローリングソバットで場外に追いやると、三上の側頭部へ強烈なハイキックを叩き込んだ。
田口対三上の場面。田口が、三上の顔面に低空ドロップキックを放って追い討ち。三上もカウンタードロップキックで突破口を開き、ボディスラムで反撃するものの、田口はすぐに腕ひしぎ逆十字固めで逆襲。
それでも三上は、田口のエルボーをかわして後方回転エビ固め、さらにスクールボーイで丸め込むものの、いずれもカウントは2。
すると田口は、バックドロップからの逆エビ固めで三上を仕留めた。
COMMENT
田口「勝ちたいって気持ちは伝わってきたんで。2回目のスモールパッケージは危なかったし。あれぐらい攻め込まれても、強い気持ちがあるのは、彼のいいところじゃないすか? ま、これからじゃないですかね?」
タイガー「(『セミのIWGPジュニアの試合は?』)僕は新日本プロレスの一員として取り戻してほしいという気持ちが強いんで。しかも丸藤に自分がとられているから、自分がリベンジしたい気持ちもある。でも、この前、金本さんが負けたあと、控室で田口がイスをほおり投げてたんでね? そんな田口見たことなかたから、僕より田口のほうがカッカきてると思うんで」
田口「そうっすね。あんなにキレたのは、15の夜以来ですよ。今日はライガーさんが勝つと思うんで。ライガーさんが勝つにしてもそのあと、丸藤に個人的に取り返さなきゃいけない」
平澤「くそ!! せっかくこうしてコイツとタッグを組めて、何か学生時代に戻ったみたいな。まさか同じ会社に入って、同じ釜の飯食うとは思ってなかったけど。僕自身のことになりますけど、お客さんの声全部聞こえてます。何とかしなければ。くそ!(『今日の後輩の闘いはいかがでした?』)いいも悪いも僕ら2人チャレンジャーです。僕は人のこと言ってる場合じゃない。はやく一歩でもトップ上りつめてやんねぇと」
三上「いつもだったら勉強になりました、とか言うんでしょうけど。なんすかね? 同じ技ばっかりでギブアップさせられて。情けないですね。せっかく大学の先輩ですけど、自分がいまプロレス出来るのは平澤さんのおかげなんですよ。その人とやっとタッグ組めたのに。最初から最後まで足引っ張って。…勝てなきゃ粘っても意味ないです」