Circuit2010 NEW JAPAN ISM

日時: 2010年1月30日(土) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 2005

第3試合 30分1本勝負

後藤洋央紀
岡田かずちか

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2月からのTNA遠征が決まっている岡田が、「G1 TAG LEAGUE 2009」のパートナーだった後藤と一騎打ち。岡田は、後藤に握手の手を差し伸べ、自分から引くというふてぶてしさを見せる。
　
　手四つの力比べから、岡田が「後藤！後藤！」と叫びながら、後藤の頭を平手で何度も叩く。すると、怒った後藤は岡田の顔面にヘッドバット。そして、強烈なサッカーボールキック、ストンピング、逆片エビ固めで追い討ちをかける。
　苦しい岡田はチョップ連打で反撃。しかし、後藤もやり返し、逆エビ固めで岡田をロープエスケープさせる。
　それでも岡田は、後藤の串刺し攻撃を両脚キックで阻止。さらに、ドロップキックで吹き飛ばすと、ジャンピングネックブリーカードロップで追撃。そして、ヘッドスプリングで素早く立ち上がると、コーナー最上段に上る。
　しかし、起き上がった後藤もコーナーに上り、雪崩式ブレーンバスターを狙う。岡田はこれをなんとか振り払い、ミサイルキックを発射。そこからフォールに行くものの、カウントは2。
　続いてのジャーマンスープレックスを阻止された岡田がロープに走ると、後藤はカウンターラリアットで逆襲。そこから串刺しラリアット、串刺しニールキック、背中へのダイビングエルボードロップ、逆エビ固めと畳み掛ける。
　劣勢の岡田は、ラリアットをかわして変型大外刈りで逆襲。さらにジャーマンスープレックスホールドで固めるものの、カウントは2。
　これに対し後藤は、追走式ラリアット、正面からのラリアットで対抗。そして、牛殺しからの昇天・改で岡田を仕留めた。

COMMENT

後藤「最初の握手をね、ああいう風にかわすところ？ああいう心意気は最高だよ。アイツが海外に行ってデカくなるも、そのままで終わるも……自分次第だよ。俺から一つ忠告するなら、ホントに覚悟を持って行ってこいよ。その覚悟がなけりゃあ、何も変わんねぇぞ？　最後の昇天、あれは俺からの餞別代わりだよ……。以上!!」
　
岡田「別に今日で終わりじゃないし、サヨナラでもない。今日の後藤さんの1発1発がめっちゃくちゃ効いた。今までがね、遊ばれていたのが分かるくらい、今日はめちゃくちゃ効いた。ただ、アメリカ(遠征)から帰ってきた時、タダじゃおかねぇ。『勝ちます』なんてもんじゃねぇぞ。タダじゃおかねぇ！」