試合後、金丸の元にSANADA、タイチ、TAKAが駆けつける。そして、金丸は転がりながらリングを下りると、SANADAとタイチの肩を借りて退場。場内は金丸に大きな拍手を送る。リング上ではヒロムがダウンした状態で勝ち名乗りを受ける。
ヒロムはフラフラと立ち上がってベルトを手にすると、マイクを握る。
■ヒロムのマイクアピール
「みんな、俺の勝利、あたりまえだと思ったか? この試合、防衛してあたりまえだと思ったか!? あたりまえじゃねえよ~!!(場内拍手&歓声)。
5月3日、福岡でIWGP世界ヘビー挑戦が決まって、そして今日、4月27日、IWGPジュニアの防衛戦、絶対に勝たなきゃいけない試合だろ。でも、絶対に勝つ保証のある試合なんて、存在しねえんだよ!(場内拍手)。
怖かった、正直言って怖かったよ、今日来るまで。わかってるよ! 勝たなきゃいけない試合っていうのはわかってる! でも! 相手は金丸だぞ! 絶対勝てる保証なんてねえんだよ!
怖かった、怖かった、怖かった! じゃあ、なんで勝てたか!? 夢を叶えようとする、思いの差だよ!(場内拍手&歓声)。こんな! こんなにボロボロの状態で5月の福岡、俺が不利だと思うか? 逆だよ! 金丸さん、こんなに勢いをつけさせてくれて、どうもありがとうございました!(場内拍手&歓声)。このタイミングでの挑戦、本当にありがとうございました!
オイ、SANADA、聞いてるか? 俺は必ず! 夢を叶えるぞ! みんな、俺を見ろ! 俺を見ろ! 俺を見ろ! 俺を見ろ!!(場内拍手&歓声)。俺を見ろ!! 俺を見ろ!! 俺を見ろ!! 俺を見とけ!!(場内拍手)。夢は必ず叶うってことを、見せてあげるよ(場内拍手&歓声)。
その日まで、5月3日、福岡まで! もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) もっと!(客席『もっと!』) みんなで~!! 楽しもうぜ~!!!!(場内拍手&歓声)」
そして祝砲のカラーテープが舞う中、ヒロムはリングで大の字に。ヒロムは起き上がるとベルトを手に、「SANADA!」と連呼しながら花道を引き上げ、「勝つのは俺だ! みんな! 夢、叶えてくるわ!」と高らかに叫んだ。