Road to レスリングどんたく 2023

日時
2023年4月27日(木)   17:00開場 18:30開始
会場
広島・広島サンプラザホール
放送
バナー
観衆
1,614人

第8試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合

  • <第70代チャンピオンチーム>

  • <チャレンジャーチーム>

※KUSHIDA&ナイトが第71代チャンピオンチームとなる
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 セミファイナル(第8試合)はJET SETTERS(KUSHIDA&ケビン・ナイト)が、IWGPジュニアタッグ王者組Catch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)に挑戦。
 KUSHIDA&ナイトは4.2後楽園の場内VTRで、チーム名を“JET SETTERS”(ナイト提案)と発表すると共に、IWGPジュニアタッグへの挑戦をアピール。これに対し、4.8両国の試合後にアキラが迎撃を宣言した。高度なチームプレーでジュニアタッグ戦線において磐石の強さを見せているCatch 2/2を、JET SETTERSはどう切り崩すのか?

 Catch 2/2はIWGPジュニアタッグのベルトを携え入場。セコンドとしてヘナーレとオーカーンが帯同する。

 先発はTJPとKUSHIDA。まずは手四つの体勢からKUSHIDAが押し込む。しかし、TJPは巧みに切り抜け足を捕獲。KUSHIDAはすばやく腕ひしぎ逆十字で切り返すも、TJPも回避し、グラウンドで渡り合う。
 続いてTJPはすばやい動きからコークスクリューヘッドシザーズ。KUSHIDAも切り抜けてヘッドシザーズで捕らえるが、TJPは三点倒立から相手の足を自分の足ではさんで脱出。両者の流れるような攻防に対し、場内は大きな拍手を送る。
 次はアキラとナイトのマッチアップ。ロープワークの攻防からアームホイップの応酬を経て、ナイトがボディスラムで担ぎ上げる。脱出したアキラはティヘラを仕掛けるも、ナイトは軽快な動きで立ち上がる。
 さらにナイトは逆さ押さえ込みを繰り出すも、アキラは切り抜けてロープへ。ナイトはリープフロッグを見せるが、アキラはドロップキックで撃墜。
 続いてCatch 2/2はナイトに連携のキック。最後にアキラが低空ドロップキックをヒット。ここからTJPとナイトがエルボーの応酬に。
 競り勝ったナイトはハンマースルー。TJPがエプロンに出ると、ナイトは突進。しかし、Catch 2/2がエプロンでサンドイッチキックをお見舞い。
 続いてCatch 2/2はナイトをフェンスにハンマースルー。すると、ナイトはフェンスをジャンぴで飛び越える。そしてフェンスに飛び乗り、スワンダイブのボディアタックをCatch 2/2に炸裂。
 戦場がリングに戻ると、KUSHIDAがTJPに起き上がり小法師チョップ。そして、JET SETTERSは次々とTJPの腕をねじり上げ、その腕に同時にニードロップを落とす。
 続いてKUSHIDAはTJPの左腕にドロップキック。さらにナイトがアームロックでいたぶる。 
 次はKUSHIDAがTJPの腕にキック。さらにエプロンからキックを見舞うも、ここでアキラがKUSHIDAの膝に低空ドロップキック。そしてCatch 2/2はナイトに連携の変形バックドロップを炸裂。
 そしてアキラがTJPのアシストを受け、コーナー最上段から場外のJET SETTERSにトペ・コンヒーロを炸裂。
 アキラがKUSHIDAをリングに上げると、Catch 2/2はダブルのマンハッタン・ドロップからネックブリーカードロップ&クロスチョップの連携攻撃。
 さらにアキラはKUSHIDAの左足にエルボーを連発で落とし、レッグロックを決める。KUSHIDAはたまらずロープエスケープ。
 負けじとKUSHIDAは強烈なキックでアキラをコーナーまで吹っ飛ばす。だが、アキラはタランチュラでKUSHIDAを捕獲。続いてフライングメイヤーで叩きつけ、Catch 2/2が連携のセントーンをKUSHIDAにお見舞い。
 そしてアキラはKUSHIDAの左足を捕らえ、変形のレッグブリーカーを炸裂。劣勢のKUSHIDAは打撃でCatch 2/2に応戦。しかし、TJPは足を蹴りつけてKUSHIDAの体勢を崩すと、顔面ウォッシュをお見舞い。
 だが、KUSHIDAもヒップトスからの低空ドロップキックで反撃。そしてナイトにスイッチしようとするも、アキラがナイトの足を引っ張って妨害。
 KUSHIDAはTJPの攻撃を切り抜け、コーナーめがけてシェルショックを炸裂、次はナイトとアキラのマッチアップ。ナイトがラリアットでアキラをなぎ倒すと、TJPが乱入。
 しかし、ナイトはアキラの足をTJPに預け、TJPの土手っ腹にトラースキック。さらにアキラをボディスラムで叩きつけると、滞空時間の長いジャンピングボディプレスをお見舞い。
 続いてKUSHIDAがアキラを肩車するも、これはアキラが脱出。だが、ナイトがセカンドロープからのフライングクロスボディをアキラを炸裂。
 さらにJET SETTERSはTJPに連携のドロップキックをヒット。続いてナイトは場外に落ちたTJPにプランチャを炸裂。そしてKUSHIDAがアキラを肩車で担ぐと、ナイトが打点の高いドロップキックを炸裂。
 カバーをアキラが返すと、ナイトはSpike DDTの体勢に。アキラが切り抜けると、ナイトはコーナー最上段に設置し、ハイジャンプで飛びつく。
 だが、アキラは切り抜け、Catch 2/2がすばやい動きでアリウープを食らわす。カバーをナイトが返すと、Catch 2/2はダイビングフットスタンプ&ファイナルカットを炸裂。しかし、これもカバーはカウント2。
 するとアキラはナイトにスピードファイヤーを狙う。だが、ナイトは回避し横入り式エビ固め。アキラが返すと、TJPがナイトにトラースキック。そしてCatch 2/2は2/2を狙うも、これはKUSHIDAが妨害。すかさずナイトはアキラにケブラドーラ・コンヒーロを炸裂。
 スイッチしたKUSHIDAはTJPにダイビングのブレーンチョップ。さらにボディアタック、オーバーヘッドキックをお見舞い。続いてアキラに掌底を食らわす。
 KUSHIDAはTJPに串刺しの掌底を叩き込み、さらに左腕を蹴りつけてからホバーボードロックを狙う。だが、TJPは回避すると、巧みな動きで膝十字固め。アキラはナイトをウラカンホイップで場外に排除。
 TJPは裏足4の字固めに連携して締め上げる。KUSHIDAがロープに逃れようとすると、TJPはリング中央に引きずり戻してかけ直そうとするが、KUSHIDAはスキをついて足をフックして丸め込む。だが、カウントは2。
 ならばとKUSHIDAは技の読み合いから、アームロックで捕獲。するとアキラがカットに。アキラはKUSHIDAに延髄斬りを繰り出すも、すかさずナイトがアキラにエルボー。
 そのナイトをTJPが排除すると、KUSHIDAがTJPにマサヒロ・タナカを狙う。だが、TJPは切り抜け、両者はネックブリーカードロップの相打ちでダブルダウン。
 スイッチしたナイトは、KUSHIDAと共にTJPにダブルキック。そしてTJPをコーナー最上段に設置し、マットから飛びついてフランケンシュタイナーを狙うも、アキラがTJPを支えて回避。そしてアキラはKUSHIDAにショットガンドロップキック。
 すかさずTJPがナイトにマンバスプラッシュを炸裂。そしてCatch 2/2はナイトに2/2を食らわせ、TJPがカバー。これはKUSHIDAが間一髪でカット。
 するとアキラがKUSHIDAを場外に排除。そしてCatch 2/2はナイトに対してザ・リーニングタワーを狙うが、KUSHIDAは倒立キックをアキラに叩き込んで阻止。
 さらにナイトはTJPにSpike DDT。返す刀でコーナー最上段のアキラに飛びつき、フランケンシュタイナーを食らわす。
 ここでJET SETTERSはアキラに対し、一気にカルチャークラッシュを炸裂。ナイトがカバーすると、アキラは返すことができず。JET SETTERSが初挑戦で見事、IWGPジュニアタッグ初戴冠に成功した。

 試合後、JET SETTERSは抱き合って喜びをわかちあう。JET SETTERSはベルトを掲げ、場内の反応に応えてから、堂々と花道をあとに。

COMMENT

KUSHIDA「ごめん、ごめん。コーナー間違えた。アホな先輩でごめん。」
ナイト「ソーソーソーソー」
KUSHIDA「大丈夫?」
ナイト「ダイジョウブ」
KUSHIDA「ちょっと時間ロスしたな、それで」
ナイト「ノープロブレム」
KUSHIDA「行きたかったんだよ。はあ、サンキュー」
ナイト「アリガトウゴザイマス」
KUSHIDA「(※英語で)よくやった。最初の挑戦でタイトルを獲ったな!?」
ナイト「ハイハイ」
KUSHIDA「凄いポテンシャルや。このタッグのベルト、下手したらシングルのタイトルの2倍、4倍喜びを共有するってことで、こんなにうれしい日はないよ。ありがとう~~!」


※ケビンと抱き合って、喜びを炸裂させるKUSHIDA

ナイト「アリガトウゴザイマス、KUSHIDAサン。このタイムトラベルの旅を一緒にさせてもらってありがとうございます。とても長い旅だった…。俺の新日本での最初の年はパンデミックの最中だった。まさに無観客で、ファンの声も聞こえないし、姿さえ見えない。ヤングライオンとしての最初の年のことだ。2年目もアメリカ国内のツアーが2度だけで、新日本の全貌を感じることはできなかった。
そして3年目。KUSHIDAサンと組み、ヤングライオンとして俺の初めてのツアーがあった。そしてツアー中に卒業した初めてのヤングライオンになったんだ。お楽しみの旅行とか、そういうのもなしで。ドージョーシステムを経験し終えた最初のアフリカンアメリカン・ヤングライオンとなった。それから、俺にとって2度目のツアーで、IWGPジュニアタッグ王座に初挑戦し、王者となった。ここにいるのは、本物のジェットセッターだ。すべては、いま俺の横にいる人のおかげだ」
KUSHIDA「君を信じてよかった。2023年、アフリカン・アメリカンの彼と、ジャパニーズのKUSHIDA。(※英語で)フィニッシャーDDTの名前は?」
ナイト「カルチャークラッシュ」
KUSHIDA「カルチャークラッシュ」
ナイト「カルチャークラッシュ」

KUSHIDA「(※英語で)ああ。OK。TJPとフランシスコ・アキラに感謝したい。なぜなら彼らは俺たちの挑戦を受け入れてくれた。それで、次の挑戦者は誰だ?」
ナイト「誰になるだろうか。このベルトをニュージャパンユニバース中持っていける。IMPACT!のエース・オースティンとクリス・ベイ、Forbidden Doorでルチャ・ブラザーズ、トップ・フライトとか。ストリート・プロフェッツのことも忘れてないぜ。なぜなら俺たちは最高のジュニアタッグチームだってことを証明したところだ」
KUSHIDA「ニュージャパンにもいっぱいいるしね」
ナイト「でも、俺たちが世界のどこを見ても最高のタッグチームだ」
KUSHIDA「ああ、ヤングバックスとかね」
ナイト「ヤングバックス、たしかに、相応しい」
KUSHIDA「モーターシティ・マシンガンズ」
ナイト「アー、モーターシティ・マシンガンズ。ハイ」
KUSHIDA「彼らとタッグチームとして肩を並べる存在になれたらいいなと。(※英語で)OK、君に教えてあげよう。新しい日本語を1つ教える」
ナイト「OK」
KUSHIDA「(※英語で)日本語で“グレイト”を何と言うか知っているか?」
ナイト「いや、まだ知らない」
KUSHIDA「スゴイ!」
ナイト「スゴイ!」
KUSHIDA「そうだ(※と言ってナイトに囁く)」
ナイト「OK」
KUSHIDA「OK」
ナイト「ハイハイハイ」
KUSHIDA「Why?」
ナイト「Why?」
KUSHIDA「Because……」
ナイト「オレタチハ」
(※2人同時に)KUSHIDA「スゴイ!」
ナイト「ツヨイ!」
KUSHIDA「混ざっちゃった。ワン・モア・タイム?」
ナイト「OK。オレタチハ」
KUSHIDA&ナイト「ツヨイ!」
ナイト「ヘイ。そろそろ時間だ。ビールを開けて、お祝いだ。2本いっちゃう!? カンパーイ!」

※缶ビールを開けて、ともにビールを浴びる二人
ケビン「フォーー!」

KUSHIDA「センキュー、ケビン! よかったな! 報われたぜ! やった。アイ・コール・柴田さんと、LA DOJOスタッフと、あと誰だ? アレックス・シェリーにLINE電話するわ。ありがとう! うれしいよ!」

  

TJP「(※コメントスペースで座り)どこが一番痛いんだろうか。腕か?頭か?……(※自分の胸を指して)心か? 1年にわたり、そうほぼ1年だ。Catch2/2はジュニアタッグ王者だった。その防衛記録で俺たちに勝る王者組はいない。ただ1組、オオタニ・タカイワ組以外は。史上2位だ。

今年はこの子(アキラ)のおかげで、生まれ変わったみたいな気分だった……(※何かを思い返すように微笑む)2人でたくさんのことを成した。それは史上初のことだったり、長い間成されていなかったことだったり。そして初めて壁を破る時には……血まみれになってしまうようだな。でもそれは問題ない。王座を去るが、お前(アキラ)にはこう言った……これはきっと第1章の終わりなんだ。

俺たちの第1章『勝者』は終わった。それが終われば、また始めるだけ。それでいいんだ。第2章が待っているのだから。ふたたびCatch 2/2の番だ。上手く説明できないが、その味がする。俺はそれを感じるし、においがわかるんだ。だが別の何かもまた、一緒にやってくる」


アキラ「(※イタリア語と英語を交互に)すまない。本当にすまない。すまない。すまない。すまない。すまない。ゴメンナサイ。(※TJPはアキラの頭をなでる)ゴメンナサイ。(※大声で日本語で)ゴメンナサーイッ!(※うめき声を上げたあと、TJPと額を合わせる。2人そのままよろよろと立ち上がる)」
TJP「立つんだ。(※アキラに肩を貸す)勝った時も、負けた時も俺たちは立つんだ。(※アキラのあごをつかみ、言い聞かせるように)わかったか?
俺たちは立つんだ。(※と言ってアキラの胸を叩くが、なおもアキラが座り込みそうになる)俺たちは立つんだ。別の何かがやってくるぞ(と言って控室へ。アキラもそれに続く)」

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