Road to SAKURA GENESIS 2023

日時
2023年4月6日(木)   17:30開場 18:30開始
会場
埼玉・所沢市民体育館
観衆
711人

第7試合 時間無制限
イリミネーションマッチ

※SANADAの1人残りでJust 5 Guysが勝利
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

【試合ルール】
通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場。
 
【退場順】
(1)○棚橋(10分13秒 OTTR)DOUKI×
(2)×棚橋(11分02秒 OTTR)タイチ○
(3)○YOH(11分20秒 OTTR)タイチ×
(4)×YOH(14分34秒 OTTR)金丸○
(5)×タイガー(15分21秒 OTTR)金丸○
(6)○オカダ(15分46秒 OTTR)金丸×
(7)○オカダ(16分23秒 マネークリップ)TAKA×
(8)×オカダ(19分00秒 OTTR)SANADA○
(9)×ワト(20分23秒 Skull End)SANADA○
 
 メインイベント(第7試合)では時間無制限のイリミネーションマッチとして、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&タイガーマスク&YOH&ワトの本隊&CHAOS連合軍と、Just 5 Guys(SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく)が激突。4.8両国のIWGP世界ヘビー級王座戦で対峙する王者オカダと挑戦者SANADAにとっては最終前哨戦となる。

 SANADAは『NEW JAPAN CUP』優勝トロフィーを携え入場。TAKAはマイクを握ると、場内を煽り「オカダ・カズチカ! You Already Die!!」と挑発。IWGP世界ヘビーのベルトを腰に巻いてリングインしたオカダは、コーナーに上り場内にアピール。

 先発はオカダとSANADA。場内は両者へのコールが交錯する。まずはロックアップからリストの取り合いとなり、オカダがグラウンドに持ち込んでSANADAの足にエルボーを落とすと、さらにレッグロック。するとSANADAは腕ひしぎ逆十字の体勢からキーロックで切り返す。
 オカダは切り抜けて立ち上がるも、SANADAはロープに押し込み、ここはクリーンブレイク。今度は力比べの体勢となり、SANADAが自軍コーナーに押し込む。するとオカダはすばやく離れ、自軍コーナーへ。
 次はタイガーとTAKAのマッチアップ。タイガーは強烈なキックを連発。するとTAKAも地獄突きで反撃し突進。すかさずタイガーはオーバー・ザ・トップロープを狙うが、TAKAは回避。
 次はDOUKIがタイガーに突進するも、タイガーはケブラドーラ・コンヒーロをお見舞い。スイッチしたワトはDOUKIにバックエルボーを食らわせカバー。
 カウント1で返したDOUKIは、突進してきたワトをセカンドロープとサードロープのあいだからうまく場外に追いやる。これを合図に両軍は場外戦に突入し、Just 5 Guysがラフファイトで優勢となる。
 金丸はワトをリングに戻し、バックエルボーからカバー。ワトがカウント2でキックアウトすると、今度はTAKAがロープを用いてチョーク攻撃。さらにエプロンにワトを固定すると、金丸がドロップキックをお見舞い。
 スイッチしたタイチは、ワトに膝蹴り。そしてフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックを食らわす。
 ワトもエルボーで反撃するが、タイチはカウンターのキチンシンク。そして拷問式コブラツイストで捕える。ワトは何とかロープエスケープ。
 次はDOUKIがワトにブレーンバスターを狙う。ワトがこらえると、DOUKIはサミングからハンマースルー。だが、ワトはゼロ戦キックで反撃。
 スイッチした棚橋はDOUKIにフライングフォアアーム。すかさずTAKAと金丸が襲いかかるも、棚橋はドラゴンスクリューを連発。
 さらに棚橋はDOUKIをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを炸裂。棚橋はカバーするも、DOUKIはカウント2でキックアウト。
 ならばと棚橋はスリングブレイドを狙うが、DOUKIは回避。そしてDOUKIは延髄斬りを決めて突進。すると棚橋はエプロンに追いやる。DOUKIはデイブレイクを狙うが、棚橋は顔面への張り手で場外に排除。DOUKIが最初の脱落者に。
 次はタイチがリングインし、突進してきた棚橋をオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。棚橋はロープをつかむと逆上がりで戻ろうとするが、タイチは妨害し失格に追いやる。
 すると、YOHがすかさずタイチを、オーバー・ザ・トップロープで追放しようとする。タイチもロープをつかんで逆上がりを狙うも、YOHがキックで脱落させる。
 次はタイガーとTAKAのマッチアップ。タイガーはダブルアームスープレックスを炸裂。続いてオカダがTAKAにセントーン・アトミコ。さらにYOHがTAKAに串刺しエルボーからカバーするが、これはカウント2。
 ならばとYOHはエルボー。TAKAもパンチで応戦し、さらに変則的なロックワークからバイシクルキックで反撃。
 スイッチした金丸は、YOHにアストロシザーズ。さらに金丸はタイガーとワトを、ドロップキックでまとめてふっと張す。続いて金丸は相手コーナーのオカダの膝に低空ドロップキック。
 勢いに乗る金丸に対し、YOHは首固め。金丸は跳ね返すと、YOHをうまくエプロンに追いやる。YOHはリングに戻るも、金丸がヘッドシザーズホイップの要領でYOHを場外に落とし、脱落させる。
 次はタイガーが技の読み合いから、金丸にタイガードライバーを狙う。金丸は切り抜けるも、タイガーはカンガルーキック。
 しかし、金丸は突進してきたタイガーにオーバー・ザ・トップロープを狙う。だが、タイガーはエプロンに着地し、金丸を捕獲。そこにオカダが突進するが、金丸は同士討ちを誘い、場外に落ちたタイガーは失格に。
 今度はオカダと金丸のマッチアップ。金丸はすばやい動きからコーナーに上るが、オカダがドロップキックで突き落とし、失格に。
 すかさずTAKAがオカダに襲いかかるも、オカダはドロップキックを突き刺す。そしてマネークリップでTAKAからギブアップを奪う。これでJust 5 GuysはSANADA一人、オカダ組はオカダとワトの二人残りに。
 SANADAとオカダはチョップとエルボーの応酬を繰り広げる。競り勝ったSANADAは突進するも、オカダはカウンターのリバースネックブリーカー。
 SANADAがカバーをカウント2ではね返すと、オカダはボディスラムからコーナー最上段へ。SANADAが立ち上がると、オカダはマットに着地。
 すると、SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。ワトがカットに入るが、SANADAは排除する。
 そしてSANADAはオカダにマジックキラーを決めると、再度スタンディングのドラゴンスリーパー。オカダは切り抜けると、ドロップキックをヒット。しかし、続くレインメーカーはSANADAがかわし、しつこくスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲すると、そのままスイング。
 そしてSANADAはオカダに対してオーバー・ザ・トップロープを狙うが、オカダはエプロンに踏みとどまる。しかし、SANADAはドロップキックで排除に成功。
 すかさず残ったワトがSANADAを丸め込むが、SANADAはこらえる。ワトはSANADAをエプロンに追いやると、キックで場外に落とそうとする。しかし、切り抜けたSANADAはスワンダイブで飛びかかる。ワトはこれをかわすと、丸め込みを連発。だが、SANADAは跳ね返す。
 続く目まぐるしい技の読み合いを経て、SANADAはオコーナーブリッジの体勢からSkull Endでワトを捕獲。ワトは切り抜けることができず、無念のタップアウト。Just 5 Guysに凱歌が上がった。

COMMENT

タイチ「完璧だろ。いやぁ、sanaやんもそういう時期が来たなって。最後見たろ、2タテ(2連続勝利)? 完璧だよ」
SANADA「5人組で無敗ですね?」
TAKA「5人で組んで全勝だ。前哨戦全勝……」
タイチ「sanaやんだけじゃなくてよ、俺らも活気づいてきたな。sanaやんにはこのまま両国で(ベルト)獲ってもらって、俺らだってこのまま見守るつもりはないしな、これでスタート地点立とうよ」
SANADA「ええ」
タイチ「SANADAにベルトきっちり獲ってもらって。間違いない、いまのsanaやんだったら。(前のSANADAと)ぜんぜん違うだろ? こんないい笑顔で笑うsanaやん、見たことないだろ?」
TAKA「あと2日! あと2日ですべての景色が変わるよ。いままでの俺たちだったらよ、前哨戦全勝、本番でやられてたかもしれないけど、ここは違うから。(Just)5 Guysは違うからなっつうところを証明するから」
タイチ「完璧な手ごたえ感じてるから」
――5人揃ってだけじゃなく、SANADA選手はJust 5 Guysに加入してからシングル負けないですよね?
TAKA「なんだ、それ?」
――まぁ、『NEW JAPAN CUP』決勝の1試合だけですけど……。
タイチ「なに言ってんだ、お前は! 失礼だ、君は!」
金丸「マスコミも(ビデオ)カメラ入ってなきゃ、メチャクチャだな!」
――最後の前哨戦を終えてあとは本番だけですけど、どのように手ごたえを感じてますか?
SANADA「前哨戦前哨でタイトルマッチも勝つって、誰もやってきてないんですか?」
――以前、内藤選手がEVIL選手相手に成し遂げてますけど……。
SANADA「それはなかったことにしましょう」
タイチ「な、こんなこと言うsanaやんは、いままでいなかっただろ?」
――そのときは内藤選手がチャンピオンでしたけど。
タイチ「じゃあ挑戦者として、sanaやんがそれをかき消さないと」
SANADA「それをやることで景色が変わる。タイトルマッチだけ勝つんじゃなく、前哨戦も勝ってタイトルマッチも勝ってこそ景色が変わるんじゃないですか」
――前哨戦を闘ってきてのオカダ選手の印象は?
SANADA「確かに実力はすごいですけど、いまの自分の勢いのほうがまさってるかなと」
タイチ「そのとおり!」
TAKA「ほら、イキイキ、のびのびしてんだろ? これがSANADAだ」
タイチ「当日、俺らはきっちり(リング)下でサポートするから」
SANADA「ありがとうございます」
タイチ「勝ち取りたいな」
TAKA「まだ結成して短いけど、時間の問題じゃないんだよ。短くても濃い時間過ごしてんだ、俺らは」
タイチ「またあれ浴びようぜ、“スパン!”ってやつ(ロケットテープ)。じゃあ……」
SANADA「もう言いたいこと言ったんで、帰ってもらっていいですか?」
 
 
オカダ「まぁ、最後の前哨戦。前哨戦こんだけ闘って、ひとつも勝つことはできなかった。けれども、それがいまのJust 5 Guysの勢いっていうもんだし、これぐらい(勢いが)ないと困りますよ。ただ、最後勝てば正しいわけだから。ただ今日ね、Skull Endという技の威力をね……まぁ新技(デッドフォール)で(勝利を積み重ねて)きてるけどね、あらためてSkull Endの強力さっていうのを、ここでわかることができたんで、また次、防衛戦はしっかりと、万全の状態でいきたいと思います」
――前哨戦を通じて、SANADA選手から変わった部分、変化は感じてますか?
オカダ「いやぁ、わからないですよ、闘ってるぶんには。ただやっぱり、頼もしい仲間ができたってのは間違いないと思いますし、それに乗って強くなるってのもあることだと思うんで。ま、でもね、しっかりと1対1が始まれば違うんであってね。僕もここまでやってきたっていう自負もありますんで。それはしっかりと見せていきたいと思います。新しい風景って言ってる場合じゃないですよ。僕もしっかり、新日本プロレスを盛り上げていかないといけないですから」
 
棚橋「リングサイド、リング下から見上げるチャンピオンも、挑戦者も、輝いてて、ただただ悔しいよ。そう思ってるだけじゃダメだからね。また頑張るよ」
 
※タイガー&YOH&ワトはノーコメント

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