【試合ルール】
通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場。
【退場順】
(1)○棚橋(10分13秒 OTTR)DOUKI×
(2)×棚橋(11分02秒 OTTR)タイチ○
(3)○YOH(11分20秒 OTTR)タイチ×
(4)×YOH(14分34秒 OTTR)金丸○
(5)×タイガー(15分21秒 OTTR)金丸○
(6)○オカダ(15分46秒 OTTR)金丸×
(7)○オカダ(16分23秒 マネークリップ)TAKA×
(8)×オカダ(19分00秒 OTTR)SANADA○
(9)×ワト(20分23秒 Skull End)SANADA○
メインイベント(第7試合)では時間無制限のイリミネーションマッチとして、オカダ・カズチカ&棚橋弘至&タイガーマスク&YOH&ワトの本隊&CHAOS連合軍と、Just 5 Guys(SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく)が激突。4.8両国のIWGP世界ヘビー級王座戦で対峙する王者オカダと挑戦者SANADAにとっては最終前哨戦となる。
SANADAは『NEW JAPAN CUP』優勝トロフィーを携え入場。TAKAはマイクを握ると、場内を煽り「オカダ・カズチカ! You Already Die!!」と挑発。IWGP世界ヘビーのベルトを腰に巻いてリングインしたオカダは、コーナーに上り場内にアピール。
先発はオカダとSANADA。場内は両者へのコールが交錯する。まずはロックアップからリストの取り合いとなり、オカダがグラウンドに持ち込んでSANADAの足にエルボーを落とすと、さらにレッグロック。するとSANADAは腕ひしぎ逆十字の体勢からキーロックで切り返す。
オカダは切り抜けて立ち上がるも、SANADAはロープに押し込み、ここはクリーンブレイク。今度は力比べの体勢となり、SANADAが自軍コーナーに押し込む。するとオカダはすばやく離れ、自軍コーナーへ。
次はタイガーとTAKAのマッチアップ。タイガーは強烈なキックを連発。するとTAKAも地獄突きで反撃し突進。すかさずタイガーはオーバー・ザ・トップロープを狙うが、TAKAは回避。
次はDOUKIがタイガーに突進するも、タイガーはケブラドーラ・コンヒーロをお見舞い。スイッチしたワトはDOUKIにバックエルボーを食らわせカバー。
カウント1で返したDOUKIは、突進してきたワトをセカンドロープとサードロープのあいだからうまく場外に追いやる。これを合図に両軍は場外戦に突入し、Just 5 Guysがラフファイトで優勢となる。
金丸はワトをリングに戻し、バックエルボーからカバー。ワトがカウント2でキックアウトすると、今度はTAKAがロープを用いてチョーク攻撃。さらにエプロンにワトを固定すると、金丸がドロップキックをお見舞い。
スイッチしたタイチは、ワトに膝蹴り。そしてフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックを食らわす。
ワトもエルボーで反撃するが、タイチはカウンターのキチンシンク。そして拷問式コブラツイストで捕える。ワトは何とかロープエスケープ。
次はDOUKIがワトにブレーンバスターを狙う。ワトがこらえると、DOUKIはサミングからハンマースルー。だが、ワトはゼロ戦キックで反撃。
スイッチした棚橋はDOUKIにフライングフォアアーム。すかさずTAKAと金丸が襲いかかるも、棚橋はドラゴンスクリューを連発。
さらに棚橋はDOUKIをボディスラムで叩きつけ、セカンドロープからサンセットフリップを炸裂。棚橋はカバーするも、DOUKIはカウント2でキックアウト。
ならばと棚橋はスリングブレイドを狙うが、DOUKIは回避。そしてDOUKIは延髄斬りを決めて突進。すると棚橋はエプロンに追いやる。DOUKIはデイブレイクを狙うが、棚橋は顔面への張り手で場外に排除。DOUKIが最初の脱落者に。
次はタイチがリングインし、突進してきた棚橋をオーバー・ザ・トップロープで排除しようとする。棚橋はロープをつかむと逆上がりで戻ろうとするが、タイチは妨害し失格に追いやる。
すると、YOHがすかさずタイチを、オーバー・ザ・トップロープで追放しようとする。タイチもロープをつかんで逆上がりを狙うも、YOHがキックで脱落させる。
次はタイガーとTAKAのマッチアップ。タイガーはダブルアームスープレックスを炸裂。続いてオカダがTAKAにセントーン・アトミコ。さらにYOHがTAKAに串刺しエルボーからカバーするが、これはカウント2。
ならばとYOHはエルボー。TAKAもパンチで応戦し、さらに変則的なロックワークからバイシクルキックで反撃。
スイッチした金丸は、YOHにアストロシザーズ。さらに金丸はタイガーとワトを、ドロップキックでまとめてふっと張す。続いて金丸は相手コーナーのオカダの膝に低空ドロップキック。
勢いに乗る金丸に対し、YOHは首固め。金丸は跳ね返すと、YOHをうまくエプロンに追いやる。YOHはリングに戻るも、金丸がヘッドシザーズホイップの要領でYOHを場外に落とし、脱落させる。
次はタイガーが技の読み合いから、金丸にタイガードライバーを狙う。金丸は切り抜けるも、タイガーはカンガルーキック。
しかし、金丸は突進してきたタイガーにオーバー・ザ・トップロープを狙う。だが、タイガーはエプロンに着地し、金丸を捕獲。そこにオカダが突進するが、金丸は同士討ちを誘い、場外に落ちたタイガーは失格に。
今度はオカダと金丸のマッチアップ。金丸はすばやい動きからコーナーに上るが、オカダがドロップキックで突き落とし、失格に。
すかさずTAKAがオカダに襲いかかるも、オカダはドロップキックを突き刺す。そしてマネークリップでTAKAからギブアップを奪う。これでJust 5 GuysはSANADA一人、オカダ組はオカダとワトの二人残りに。
SANADAとオカダはチョップとエルボーの応酬を繰り広げる。競り勝ったSANADAは突進するも、オカダはカウンターのリバースネックブリーカー。
SANADAがカバーをカウント2ではね返すと、オカダはボディスラムからコーナー最上段へ。SANADAが立ち上がると、オカダはマットに着地。
すると、SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。ワトがカットに入るが、SANADAは排除する。
そしてSANADAはオカダにマジックキラーを決めると、再度スタンディングのドラゴンスリーパー。オカダは切り抜けると、ドロップキックをヒット。しかし、続くレインメーカーはSANADAがかわし、しつこくスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲すると、そのままスイング。
そしてSANADAはオカダに対してオーバー・ザ・トップロープを狙うが、オカダはエプロンに踏みとどまる。しかし、SANADAはドロップキックで排除に成功。
すかさず残ったワトがSANADAを丸め込むが、SANADAはこらえる。ワトはSANADAをエプロンに追いやると、キックで場外に落とそうとする。しかし、切り抜けたSANADAはスワンダイブで飛びかかる。ワトはこれをかわすと、丸め込みを連発。だが、SANADAは跳ね返す。
続く目まぐるしい技の読み合いを経て、SANADAはオコーナーブリッジの体勢からSkull Endでワトを捕獲。ワトは切り抜けることができず、無念のタップアウト。Just 5 Guysに凱歌が上がった。