第4試合はザック・セイバーJr.がオスカー・ロイベに胸を貸す一戦。ザックは4.8両国でNJPW WORLD認定TV王座を懸けて海野を迎撃する。その海野は今大会で、ロイベと同じヤングライオンの大岩陵平と対峙。ザックとしては若獅子相手に、海野よりもインパクトのある勝利を狙っているのは間違いない。
第3試合で勝利した海野はそのままリングに残り、ベルトを腰に入場するザックに拍手を送る。さらにロープを空けて、ザックにリングインを促す。すると、ザックはべつのロープからリングへ。海野は場外に下り、ザックと挑発合戦。そしてザックは「イップン!」と、海野に対し速攻勝利をアピールする。
開始のゴング、ロイベはショルダータックルでザックをなぎ倒すと、ストンピングを連発。さらにエルボーを重ねる。
ザックもエルボーを返すが、ロイベは逆水平チョップ一発でダウンを奪う。
さらにロイベはコーナーにザックをハンマースルー。その衝撃でザックは崩れ落ちる。勢いに乗るロイベはストンピング。しかし、ザックはすばやくヒールホールドで捕獲。
ロイベはロープに逃れるも、すかさずザックはレッグスプリットを決める。これもロイベはロープに逃れる。
するとザックはレッグロックで捕獲。そしてアキレス腱固めに持ち込むが、ロイベはロープエスケープ。
ザックは足にストンピングを連発し、再び足を捕らえる、だが、ロイベはチョップで脱出。そしてロイベはボディスラムで持ち上げるが、ザックは切り抜けて裏アキレス腱固め。これもロイベは何とかロープに逃れる。
さらにザックは足を取りにいくが、ロイベはキックで吹っ飛ばす。さらにロイベはカウンターのキチンシンクを叩き込むと、バックエルボーをお見舞い。
そしてロイベはヒップトスからボディスラム。だが、カバーはカウント2。ならばとロイベは逆エビ固めを狙うも、ザックは飛びつきフロントネックロック。
ロイベはブレーンバスターで切り返そうとするが、ザックはバックに回ってスリーパー。これをロイベは力尽くで切り抜け、ギロチンドロップを放つ。
だが、かわしたザックは強烈なサッカーボールキック。カバーをロイベがカウント2ではね返すと、ザックはフロントキックを連発。
しかし、ロイベは逆にフロントキックを決め、今度こそギロチンドロップ。そしてボディスラムで担ぎ上げるが、ザックは脱出。そしてロイベの串刺しフロントキックをかわしたザックは、キックを連発する。
だが、ロイベはエルボーで応戦し、ボディスラムへ。しかし、ザックは切り抜けるとコブラツイストで捕獲。そこからグラウンドに持ち込んで足関節を決めると、ロイベはたまらずギブアップ。ザックが勝利を収めた。