4.8両国の「IWGPタッグ戦」を目前に控え、王者組の後藤＆YOSHI-HASHIと挑戦者組のデイビス＆フレッチャーが前哨対決。

　YOSHI-HASHIとフレッチャーの対決で試合が始まり、フレッチャーがショルダータックルをお見舞い。
　だが、YOSHI-HASHI＆後藤がダブルタックルとざんまいで報復。そして、後藤がブレーンバスターでデイビスを投げ捨て、フレッチャーを押し潰す。
　その直後、YOSHI-HASHI＆後藤はカニばさみでコブを倒そうとするが、失敗。しかし、本間が背後からコブを突き飛ばし、フレッチャーとデイビスを下敷きにする。
　ここで後藤＆YOSHI-HASHI＆本間は3人同時に小こけしを繰り出すが、すべてかわされてしまう。これをきっかけにUNITED EMPIREが攻勢へ転じ、後藤の捕獲に成功。そのまま一方的に試合を進めていく。
　しかし後藤は、ローリングラリアットでデイビスに報復し、ようやく自軍コーナーへ帰還。タッチを受けたYOSHI-HASHIが、逆水平チョップ、ヘッドハンター、串刺しラリアット、スイングネックブリーカーでデイビスに追い討ちをかける。
　だが、デイビスは強烈な逆水平チョップとバックドロップで逆転に成功。本間対コブとなり、本間が顔面ウォッシュを食らわせる。
　その後、後藤＆YOSHI-HASHIが後藤ごとハントでコブに追撃し、本間が小こけしをヒットさせる。だが、コブは追撃を逃れ、アスレチックプレックスで本間に逆襲。
　次にコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、本間が回避してラリアットの相打ちへ持ち込む。そして、ヘッドバットからロープへ走るが、コブがカウンタートラースキックをお見舞い。
　その直後、コブはショートレンジドロップキックで本間を吹き飛ばし、今度こそツアー・オブ・ジ・アイランドで勝負を決めた。

フレッチャー「シズオカであろうとトーキョーであろうとオーサカであろうと、どこであろうと関係ない。オージー・オープンは絶好調で突っ走ってる。『NEW JAPAN CUP』から長い闘いが続いてるが、6人タッグでも通常のタッグマッチでもシングルマッチでも、お前らが俺たちを倒すことなどできないのさ。4月8日のリョーゴクでは、俺たちがお前らを完璧に叩きのめし、お前らをカバーして3カウントを聞く。そしてベルトを腰に巻いて世界行脚に出発する。世界各国で最高のタッグチームがベルトをお披露目してやるから。もちろん、どこに行っても俺たちは勝ち名乗りを受けてホテルの部屋に戻るのさ。オージー・オープンの名をさらに世界に轟かせ、ひと回りもふた回りもビッグになってニュージャパンに凱旋だ！」
　
※デイビスは時折「VOW WOW」と叫びながらフレッチャーの言葉にうなずいていた。
　
※コブはノーコメント
　
　
後藤「ったく……ペラペラとよくしゃべる坊っちゃんだ!! それにいろいろと目移りしやがって。どんなにお前らがこのベルトに求愛しようとも、いまのお前らにピッタリのことわざが日本にはあるんだ。教えてやるよ！ “二兎追うものは一兎も得ず”!! よく覚えとけ!!」
　
YOSHI-HASHI「このシリーズ、前哨戦は続いてるけど、お前ら調子よさそうじゃないか。前哨戦で調子のいいチームっていうのは、タイトルマッチではふるわないことが多い。今度の両国は、その典型的な例になるだろう。いまのうち、調子に乗ってたらいいさ。お前たちはまだ、俺たちの懐の深さをわかってない。両国でそれを思い知ることになるだろう」
　
※本間はノーコメント