昨日(4.3)の後楽園ホール大会で行われた「NEVER 6人タッグ戦」の追撃戦。王座を死守した鈴木&デスペラード&成田と、敗れたEVIL&裕二郎&SHOが8人タッグ戦で再び闘う。
デスペラードとSHOのマッチアップで試合開始となり、SHOが指折り攻撃を敢行。だが、デスペラードがカウンターボディスラムで叩きつける。
続いて天山対SHOとなり、天山が串刺しラリアットからブレーンバスター。ところが、控えの東郷がロープワークを妨害して場外乱闘へ持ち込み、天山の動きがストップしてしまう。
そのままHOUSE OF TORTUREが天山を逃がさず、東郷がパンチ攻撃、EVILがチョーク攻撃などで徹底的に痛めつける。
だが、天山はカウンターラリアットでEVILを吹き飛ばし、裕二郎にはマウンテンボムをお見舞い。そして、SHOを真モンゴリアンチョップで蹴散らし、赤コーナーへ戻った。
鈴木対裕二郎となり、鈴木がエルボー連打で先制。さらに、SHOと東郷を一蹴し、フロントハイキックで裕二郎を吹き飛ばす。
続いて鈴木はスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、脱出した裕二郎がリバースDDTで挽回した。
成田対東郷となり、成田が鈴木たちとトレイン攻撃を狙う。しかし、EVILたちがカットへ入り、反対にトレイン攻撃を敢行。そして、EVILがフィッシャーマンバスターで成田を叩きつける。
そこから乱戦となり、天山がSHOに真モンゴリアンチョップとヘッドバットをお見舞い。そして、鈴木&天山がダブルヘッドバットを裕二郎に食らわせる。
これで孤立した東郷は許しを乞うが、成田がかまわず蹴り飛ばし、カウンターニールキックで追撃。そして最後は、ブリザードスープレックスホールドで3カウントを奪った。
成田「HOUSE OF TORTURE、何回来ても同じだよ。俺ら3人が勝つのは当たり前だから。自分はいまもう(相手するのは)、HOUSE OF TORTUREじゃない。オカダ・カズチカさん、あなたに標的がいってるんで。次のシリーズ、いつかわからない、どこで組まれるかわかりませんが、必ずあなたの首を狙うんで、よろしくお願いします」
鈴木「これは確認だけど、(オカダと闘うのは)6人タッグ選手権でいいんだよな? どうなんだ?」
成田「王者として、逆指名します」
鈴木「オッ!」
成田「オカダさん、ベルトに挑戦してください」
デスペラード「オーッ!」
鈴木「俺から補足する。もうひとつ、どうせオカダ(挑戦して)くるなら、オールスターで来い」
デスペラード「ホーーーーーーッ……このあと俺が何を言おうか、すごく困っちゃうけど、誰が来ても絶対面白くなる。だってオールスターだろ? 新日本プロレスで、オカダ“さん”が用意できるオールスター……最高に楽しみじゃないですか。こんな刺激的なカード、なかなかお目にかかれないんで、ぜひとも! その試合が組まれてほしい。楽しみです」
鈴木「あとは中途半端な気持ちで新日本プロレスの本隊とか、所属とか、そんなことじゃなくて、ストロングスタイルという、この新日本プロレス50年の歴史の中で1番大切なものを、なぜ俺たちが掲げてるのか、お前らに体感してほしい。俺からは以上だ。あとはなんだ、天山か?」
天山「なんか違和感ありまくりっていうか……」
デスペラード「ハハハ」
天山「このカード自体がどうなんやって思ってたけど、でもやってみたら、すごい気分いいですよね。昔からずっといがみ合ってた仲で。(鈴木は)俺の先輩やけど、でもそんなの関係ないと思ってガッチリいったけど。今日のこのタッグ、誰が考えたんやと思ったけど……」
デスペラード「ハハハ」
天山「でも、いまSTRONG STYLEというユニット組んでて、なんかそれは興味ないわけじゃないし、面白いですね。しかも6人タッグのベルト持ってるし。これ8人タッグ(の選手権)にして、俺もベルト獲りたいね」
デスペラード「8人タッグ? 新しい企画が(出てきたぞ)……」
天山「まぁ、でもいまチャンピオンなんで、誰の挑戦でも受けてほしいし、このままずっとベルト持っててほしいなと思いますよ。今日はたまたま俺が組んだだけで、なんか生まれるかなと思ったけど、まぁ、ありがとうございました」
鈴木「俺らな、挑戦を受けるんじゃねぇよな。ケンカ売りまくろうな。片っ端から、すごいヤツらに」
成田「ハイ」
鈴木「それでお前、誰とやりたいんだっけ?」
成田「オカダ・カズチカさんです」
天山「頑張れ! いけ、いったれいったれ!」
※EVIL&裕二郎&SHO&東郷はノーコメント