NEW JAPAN CUP 2023

日時
2023年3月15日(水)   17:30開場 18:30開始
会場
岡山・ジップアリーナ岡山
放送
バナー
観衆
1,298人

第7試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2023』2回戦

※海野がトーナメント準々決勝戦へ進出
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 メインイベント(第7試合)は『NEW JAPAN CUP 2023』2回戦として、海野翔太と1回戦シードのザック・セイバーJr.が激突。
 海野は3.6大田の『NJC』1回戦で高橋裕二郎にデスライダーで勝利。以降、ザックと激しい前哨戦を繰り広げてきた。英国で修行した海野にとって同国出身のザックは、強く意識する相手。『NJC』2連覇を狙うザックの類まれなテクニックを、海野はどう攻略するのか?

 海野は颯爽と場内を練り歩いてからリングイン。ザックはNJPW WORLD認定TV王座のベルトを腰に、セコンドの藤田を伴って入場。
 
 開始のゴングが鳴り、両者は手四つの体勢で牽制しあい、一旦離れると、続いてロックアップで組み合う。ザックはバックに回るが、これは海野が下がってロープに押し込む。
 次は手四つから海野が巧みな動きでザックの左腕を捕獲。しかし、ザックもうまく回避。今度はバックの取り合いとなり、ザックがネックロックで捕らえる。
 海野は切り抜けるも、ザックはフライングメイヤー。しかし、海野は追撃を切り抜け、一旦離れる。ここでザックは「タノシイネ!」と口にする。
 今度はザックが海野の左のリストを捕らえてコントロール。海野は切り返すも、ザックはキックで跳ね除ける。
 次はザックがフルネルソンで捕獲。海野は力で脱出し、フルネルソンを決める。ザックは切り抜けようとするが、海野はその動きを読んでフルネルソンでコントロール。
 そして海野はフライングメイヤー。続くロープワークの攻防で、海野はバックエルボーから低空ドロップキックをヒット。
 優勢の海野はザックの首筋にエルボーを連発。そしてボディスラムで持ち上げるも、ザックはエプロンに着地。そしてぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めを決める。
 続いてザックは海野の左腕を、力任せにマットに打ちつける。そして海野を場外に引きずり込むと、鉄柵を用いて左腕を痛めつける。続いて指折りを見舞うも、これは海野レフェリーが注意。
 海野がリングにカウント13で戻ると、すかさずザックは左腕をマットに固定し、そこ目掛けてストンピング。さらにサッカーボールキックをお見舞いする。
 続いてザックはエルボーを連発し、腹部にヘッドバット。さらに左腕に狙いを定め、ねじり上げてから蹴りを見舞っていく。
 劣勢の海野だったが、スキをついてザックをボディスラムで前方に叩きつけると、低空のヨーロピアンアッパーカットをヒット。
 そして海野は串刺しエルボーからフィッシャーマンズスープレックスを炸裂。これはカウント2。
 すると海野はネックロックで捕獲。ザックは切り返そうとするも、海野はクラッチを外さない。しかし、ザックは意地で切り抜けると、すばやいモーションでアームツイストをお見舞い。
 そしてザックは海野の左腕をドラゴンスクリューのように痛めつける。続くロープワークの攻防で、海野はドロップキックを繰り出すも、この動きを呼んだザックは脇固めで捕獲。そして腕固めに移行するが、海野は足をロープにかけてエスケープ。
 海野がエプロンに出ると、ザックもエプロンに出て海野にフィンガーロック。しかし、海野は切り抜け、ザックの左腕を捕らえ、エプロンに力任せに打ちつける。
 そして海野はザックの左腕を鉄柱、さらに鉄柵に叩きつけてから、リングに投げ入れる。海野の鼻から出血が見られたため、海野レフェリーがチェックしようとするも、海野は突き飛ばす。
 そして海野はザックの左腕を捕獲し、そこを蹴り上げる。さらに左肩にエルボー、ストンピングを連続で落とす。
 海野はザックの顔面を蹴りつけて挑発。するとザックは立ち上がりエルボーを連発。しかし、海野はザックの左腕にドラゴンスクリュー。そしてザックをトップロープに固定し、低空ドロップキックをヒット。
 さらに海野は突進し、ザックに飛びついて旋回。ザックはディフェンスするも、海野は意地でアームロックに持ち込む。しかし、ザックは足をロープにかけてエスケープ。
 すると海野はエプロンからザックの腕を捕らえる。ザックはエルボーを放っていくが、海野はひるまずアームブリーカー。そして、ロープ越しに飛びかかってDDTで突き刺す。
 続いて海野はデスライダーを狙うも、ザックは回避し、飛びつき腕ひしぎ十字固めへ。そして三角締めに移行。しかし、海野はその状態で立ち上がり、ザックの顔面を踏みつけて脱出。
 するとザックは海野の後頭部に低空ドロップキック。そしてザックドライバーを狙う。海野がこらえると、ザックはアームブリーカーから再度ザックドライバーの体勢に。
 しかし、海野は変形のツイスト&シャウトで切り返す。さらに同じ技を見舞い、高角度のリバースDDTで突き刺してカバー。
 ザックがカウント2でキックアウトすると、海野は突進してスピニングフェイスバスター。だが、これもザックはカウント2で跳ね返す。
 ならばと海野はデスライダーを狙うも、ザックは回避し、相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。
 さらにザックはフロントキックからロープへ。海野はポップアップしてのエルボーを狙うも、この動きを読んだザックはコブラツイストで捕獲。
 海野はヒップトスで返すが、ザックはヨーロピアンクラッチへ。しかし、海野も丸め込みで切り返す。ザックが解除すると、海野はオコーナーブリッジへ。だが、ザックは胴締めスリーパーで捕獲。そして変形のクラーキー・キャットに連携するが、海野は足をロープにかけてピンチを切り抜ける。ここで20分経過のアナウンス。
 ザックは海野に強烈なキックを叩き込み、「ショータ、ギブアップ?」と問いかける。そしてサッカーボールキックを繰り出すも、海野はキャッチ。そしてエルボーを狙うが、ザックはカウンターのハイキック。
 続いてザックはロープに走るも、海野は意地のドロップキックをヒット。ここでダブルダウン状態に。
 そして両者は膝立ち状態でエルボー合戦に突入。さらに立ち上がり、エルボーを打ち合っていく。海野は逆さ押さえ込みで切り抜けようとするも、ザックはこらえる。
 そしてザックは海野の腕にキックを叩き込み、串刺し攻撃へ。だが、海野は切り抜けトルネードDDTを炸裂。そのままクラッチを離さず、ザックを持ち上げてから、危険な角度のDDTで突き刺す。しかし、カバーはザックが必死にカウント2でキックアウト。
 ならばと海野は気合いを入れ、デスライダーを狙う。だが、ザックはオクトパスホールドで切り返す。そこからフロントネックロックに持ち込むも、海野はブレーンバスターで叩きつける。しかし、カバーはザックがカウント1で意地のキックアウト。
 ザックは突進してきた海野を逆さ押さえ込みの要領で崩し、サッカーボールキックを炸裂。だが、カバーは海野がカウント1で跳ね除ける。
 ここで打撃の応酬となり、ザックはハイキックから顔面に張り手。そしてザックは雄叫びを上げ、突進してエルボー。
 しかし、海野はザックを逆さ押さえ込みの要領で捕らえ、一気にデスライダーを炸裂。そしてカバーするとザックは返すことができず、海野が価値ある勝利をゲットした。

COMMENT

海野「リング上で言った通り、正直、正直、メチャクチャきつかったです。関節技で何回も何回も心が折れました。でも、聞こえてくる翔太コール、手拍子、全部自分の背中を押して頑張ることができました。
次はどこだ、浜松か? デビッド・フィンレーか? まぁ正直、BULLET CLUBには1ミリも興味ないし、ゴタゴタがあっても何も知らんけど、一つだけ。必ずオマエに勝って準決勝に進んで、決勝に進んで、両国でIWGP世界ヘビー級チャンピオンに挑戦してやる。この間の名古屋の借りは絶対に返すからな!」

ザック「(※藤田晃生に対して日本語で)ごめんね。今日はやられた。(※日本語で)いいよ、後で。あ~。間違えることが大嫌いだ。本当に大嫌いだ。負けることと同じくらい、大嫌いだ。なぜなら翔太がただのワガママな若造だと思っていたからだ。この会社にいるのも、親の七光りのお陰だと思っていた。うまいこと甘い成功への道を歩んできたんだと思った。これまで翔太には『失せろ』とばかり思っていた。

けど今日、アイツから得た印象は、アイツこそが新日本プロレスの未来なのかもしれないってことだ。馬鹿げたジャケットを着たクソな名前を持った男だと思ってた。だけどオマエは、俺が間違えていた事を証明した。俺には3つの得意なことがある。トーナメント、タッカー、テクニック。そんな俺が、トーナメント1回戦で敗退した。

俺が間違えていた。だが翔太。俺を相手にトーナメント戦での勝利もいいけど、本当に俺に証明したいのであれば、『NEW JAPAN CUP』を制覇して、ジャケットを捨てて、名前も変えるべきだ。(日本語で)テクニック上手いね。素晴らしいテクニックだったよ。でもそれは俺のテクニックじゃないか! これがこの技のもたらす痛みなのか!?

なんて日だ。俺と対戦しないといけない相手のことを可哀想に思ってしまうほどの痛みだ。翔太、今日は良かった。だけど覚えておけ、俺はアンタッチャブルだ。テクニックやドロップで1日に褒めていい量を超えたからここまでだ。フ●ック!」

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