セミファイナル(第6試合)は『NJC』2回戦で、デビッド・フィンレーとシード選手のグレート-O-カーンが対決。フィンレーは3.6大田でBULLET CLUBへの電撃加入を明かすと、同大会での『NJC』1回戦で石井智宏をトラッシュパンダで撃破。その勢いを駆ってフィンレーが帝国の雄を呑み込むか? それともオーカーンが処するか?
フィンレーをシレイリを手に、外道と共に花道を進む。オーカーンはブリティッシュヘビーのベルトを腰に、ジェフ・コブとアーロン・ヘナーレを伴って入場。ゴング前、オーカーンとフィンレーは至近距離でにらみ合う。
開始のゴング、両者は額を突き合わせて挑発合戦。そしてエルボーの応酬に突入し、押し込んだフィンレーは挑発。するとオーカーンはエルボーを打ち返していく。
今度は逆水平チョップ合戦に。フィンレーは喉元へのチョップから、オーカーンを場外に連れ出すと鉄柵に打ちつける。そしてストンピングを乱打。
さらにフィンレーは顔面かきむしりから、オーカーンの頭部にエルボースタンプを連発。再びオーカーンを鉄柵に打ち付けてから、フィンレーはリングに投げ入れる。
フィンレーはオーカーンの手足にストンピングを連発。そしてヒザでカバーするが、オーカーンはカウント2でキックアウト。
するとフィンレーはエルボーアッパーでコーナーに押し込み、ストンピングを乱打。そしてオーカーンを両足で踏みつける。
オーカーンはチョップで反撃するが、フィンレーはうるさいとばかりにブレーンバスターをお見舞い。そしてコブラクラッチで締め上げる。
オーカーンが切り抜けようとすると、フィンレーは膝蹴りを連発し、サイドスープレックスの体勢に。オーカーンは回避すると、カウンターの一本背負いを炸裂。
ここからオーカーンはモンゴリアンチョップを3連発。そして串刺しラリアット、フロントスープレックスを決めてカバー。フィンレーがカウント2ではね返すと、オーカーンは肩固めで捕獲。これはフィンレーが足をロープにかけてエスケープ。だが、オーカーンはすぐには離さない。
そしてオーカーンは王統流二段蹴りを繰り出すも、フィンレーはかわして横入り式エビ固め。オーカーンが返すと、フィンレーはアイリッシュカースを狙う。だが、オーカーンは切り抜けてエルボーからカウンターの王統流二段蹴り。
続いてオーカーンはブレーンバスターで持ち上げるも、フィンレーは背後に着地すると、オーカーンの左の膝裏にタックルを見舞い。そしてフィンレーは背後から顔面にハンマーパンチを乱打。
続いてフィンレーはカナディアンハンマーを決めてカバーするも、オーカーンはカウント2でキックアウト。するとフィンレーは挑発するように顔面を蹴りつけていく。
起こったフィンレーは、アイアンクローで捕獲。しかし、フィンレーはバックエルボーで回避し、アイリッシュカースを炸裂。そしてカバーするが、オーカーンはカウント1で意地のキックアウト。
そしてフィンレーはオーカーンを引きずり起こし、ラリアットを炸裂。だが、オーカーンは倒れず。するとフィンレーは追撃のラリアットを繰り出すが、オーカーンはかわしてロープへ。そしてネックブリーカードロップを炸裂。
ここでオーカーンは気合いを入れ、大空スバル式羊殺しからバックブリーカー。そして大空スバル式羊殺し・ルーナを決める。そこからエリミネーターを狙うが、フィンレーはPrima Noctaで切り返す。
続いてフィンレーはオーカーンの後頭部にラリアットを叩き込みカバー。オーカーンは必死にカウント2でキックアウト。するとフィンレーは雄叫びを上げ、トラッシュパンダの体勢に。
だが、オーカーンは逆にブレーンバスターの体勢で持ち上げ、TTDを炸裂。フィンレーはカウント2で返すも、大ダメージを食う。
そしてオーカーンはとどめのエリミネーターを狙う。フィンレーはヘッドバットで切り抜けるも、オーカーンは王統流正拳突きを炸裂。すかさずオーカーンはエリミネーターの体勢に入るが、フィンレーは切り抜けると、一気にトラッシュパンダを決めて3カウントを奪取。フィンレーが準々決勝進出を決めた。