Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2008年9月12日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 茨城・つくばカピオ
観衆: 430

第6試合 30分1本勝負

真壁刀義
ミラノコレクションA.T.

矢野通
中邑真輔

境界線

17分36秒　トップロープからのキングコングニードロップ→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

後藤は、ショルダータックル、サッカーボールキック、逆片エビ固めで矢野を攻め立てる。さらに、矢野がロープへ走ると、背後から追いかけて振り向きざまにラリアットを浴びせる。
　しかし、矢野も黙っておらず、串刺しラリアットを避けて後藤を場外へ転落させる。すると、場外で待ち構えていたバーナード、フーラーが後藤を攻撃。これでダメージを負った後藤が場外カウント19で何とかリングインすると、待っていたのはG・B・Hの集中砲火。金具剥き出しのコーナーに何度もハンマースルーされ、ラフ・反則殺法の餌食になる。
　だが、後藤は観客の「後藤」コールで奮起。矢野のブレーンバスターを逆に投げ返し、真壁、石井には両腕ラリアット。これでようやく自軍コーナーに戻り、中邑とタッチする。
　中邑は、矢野にラリアット3連発、パワースラム。そして、エルボー連打からロープへ走る。ところが、矢野に髪の毛を掴まれて転倒。さらにバーナードに場外へ連れて行かれ、地獄突きを食らってしまう。
　その隙に矢野とスイッチしリングインした石井は、滞空時間の長い雪崩式ブレーンバスターで中邑を投げ飛ばす。しかし、中邑はカウンターのジャンピングキックで応戦。ミラノに勝負を託す。
　ミラノは、石井にダイビングボディアタックを浴びせてリングインすると、石井のラリアットをブリッジで避け、ラウンドハウスキック、アルマニッシュ・エクスチェンジ。そして、トラースキックを狙うが、石井の急所攻撃で怯んでしまう。
　だが、ミラノはペースを落とさず、終盤に入ると、後藤のダイビングエルボードロップからトラースキックで真壁をカバーし、ピンフォールを狙う。これを矢野と石井にカットされたミラノは、ロープへ走る。すると、真壁は突っ込んできたミラノにカウンターラリアット。そして、チェーンラリアットからダイビングキングコングニードロップでミラノを沈黙させた。

　試合後、中邑はバーナードに突っかかっていくが、地獄突きで返り討ちにされる。一方、真壁たちは勝ち名乗りを受け、意気揚々と退場していった。

COMMENT

真壁「話になんねぇ。何が聞きてぇんだ、オイ! 何が聞きてぇ、言ってみろ。(『昨日IWGPヘビー級選手権試合の調印式を終え、改めてタイトルマッチへ向けての意気込みをお聞かせください』)へへっ、改めて。昨日の時点でもう勝負決まってんだよ。見たろ、チャンピオン(武藤敬司)の弱腰、なんだあれ、この野郎! セコンドが来たら逃げる? 逃げてくれよ。俺はセコンド呼ばねぇよ。逃げるって、お前宣言してんだろ。オイ、チャンピオン、つえぇんだろ。堂々と来いよ。テメェのレスラーの価値が壊れちゃうぜ」
※矢野、石井はノーコメント

中邑「G・B・H、バーナード、フーラー、小ざかしいマネしてんじゃねぇ! 明日(9/13相模原大会、イリミネーションマッチで)当たるよな。そこで決着つけてやる。ふざけんじゃねぇ！」
※ミラノは吉橋の肩を借りてノーコメントで控え室へ
※後藤はノーコメント