オープニングマッチはレイ・コメタが若獅子・藤田晃生とのタッグで、金丸義信＆DOUKI組と激突。

　先発はコメタとDOUKI。まずはリストの取り合いからDOUKIがアームホイップ。しかし、コメタもアームホイップをお返し。続いてコメタは肩車から丸め込み。そしてカバーの応酬から、両者は一旦距離を取る。
　次は藤田と金丸のマッチアップ。ロックアップから金丸はヘッドロック。そしてロープワークの攻防でショルダータックルをお見舞い。
　だが、藤田はリープフロッグからアームホイップ。そしてドロップキックで金丸を場外に吹っ飛ばす。
　続いてコメタがDOUKIにプランチャ。さらにハンドスプリングからバク転で飛びかかり、人工衛星ヘッドシザーズホイップ。そして空中技を狙うも、金丸が場外から足を引っ張って妨害。さらにコメタを鉄柱に打ち付ける。
　金丸はコメタをリングに戻し、バックエルボーをお見舞い。次はDOUKIがフライングメイヤーから低空ドロップキックを食らわせてカバー。
　コメタはカウント2ではね返すと、ケブラドーラ・コンヒーロで反撃。さらにDOUKIをうまく場外に追いやり、ラ・ケブラーダを炸裂。
　リング上では藤田が金丸にドロップキック。そして強烈な逆水平チョップから串刺しエルボー。さらにフロントスープレックスを狙うも、金丸はサミングで回避。
　しかし、藤田はカウンターの一本背負い、続いて今度こそフロントスープレックスを炸裂する。藤田は気合いを入れ、逆エビ固めの体勢に。
　金丸がこらえると、藤田はストンピングを連発。そして逆水平チョップからロープに走るも、金丸が膝に低空ドロップキック。
　続いて金丸はニークラッシャーから低空ドロップキック。そして藤田に4の字固めを決めると、DOUKIはコメタをイタリアンストレッチNo.32で捕獲。藤田は逃れることができずギブアップ。Just 4 Guysが勝利を収めた。

DOUKI「（※スペイン語で）『FANTASTICA MANIA 2023』これまで楽しかった。全てがいい……。CMLLの選手を尊敬している。（※英語で）だが俺はこれからもずっとメキシカン・インディー魂を持ち続ける！

（※日本語で）俺はよぉ、今言った通り、CMLLはすげぇ団体だと思ってるよ。でもよぉ、CMLLが憧れだとか目標だとか、俺がそんなこといつ言ったよ？　俺はよぉ、アイツらCMLLのヤツらが経験してないような、いろんなひどいリングでもやってんだよ。

（※スペイン語で）DTU、XLW、 LuchaMenes、IWRG、AULL、PERROS DEL MAL（と、メキシコのルチャリブレの団体名を挙げる）。（※再び日本語で）アイツらもアイツらですごいけど、俺は俺でメキシコのインディーの魂を持って、今なお、特にCMLLのヤツらと当たる時はその気持ちを持ってやってんだ。まぁそういうことだ、CMLLのヤツら。今回は俺の勝ちが多かったんじゃないか？　また来年楽しみにしてるぜ」
※金丸はノーコメント。

藤田「メキシカンだとか、TMDKだとか、ヤングライオンだとか、そんなことは関係ない！　だからこそ、俺が上の人間から勝って証明しないといけない。今日の負けは、ただの負けじゃねぇぞコノヤロー。俺が、必ず取り返してやるから！」

　
コメタ「（※藤田のコメントにしきりにうなずいて）その通りだ、パレハ！またこの美しいアリーナ、コウラクエンホールに戻って来られて嬉しいぞ。ファンの反応にもとても満足してる。だからここでファンのみんなに言わせてくれ……（手でハートを作って）アイラブユー！」」