メインイベント(第6試合)はCMLL世界ウエルター級王者のティタンが、挑戦者としてソベラーノ・ジュニアを迎撃。これまでCMLLでライバルとして激闘を繰り広げてきた両雄。2019年12月には前CMLLウェルター級王者のドラゴン・リーの退団に伴い実施された新王者決定トーナメントの決勝で対峙し、ティタンが激勝。その後もティタンはソベラーノの挑戦を退けている。ソベラーノとしては悲願の王座戴冠を狙う戦いとなるが、いまやティタンにとって新日本はホームリングなだけに気合充分。注目の王座戦、最後にベルトを腰に巻くのは果たして?
ソベラーノにはアトランティス、ベルトを巻いたティタンにはBUSHIが帯同する。そして試合前、セコンドを含めて記念撮影。
開始のゴングと同時にティタンはソベラーノをドロップキックで場外に追いやると、一気にトペ・スイシーダを炸裂。
そしてティタンはソベラーノをリングに戻してハリケーンドライバーを炸裂。ソベラーノがカウント2ではね返すと、ティタンは串刺しラリアットを狙う。だが、ソベラーノはトラースキック。
さらにコーナー最上段に上ったティタンをドロップキックで場外に落とすと、ブエロ・デ・アギラを炸裂。ソベラーノはティタンをリングに戻し、コーナー最上段からトルニージョ。カバーはティタンがカウント2ではね返す。
続いてソベラーノはティタンに強烈なチョップ。さらにジャンピングキックを見舞い、串刺し攻撃を狙う。だが、ティタンは追走して串刺しラリアット。
そしてティタンはスワンダイブのプランチャを炸裂。さらにラ・ミスティカの体勢から押さえ込むも、カウントは2。
ならばとティタンはダブルアームで持ち上げようとするが、ソベラーノは回避してエルボーの連発からチョップ。ティタンもトルネードDDTで反撃しようとするも、ソベラーノは空中で捕らえてそのまま急角度のブレーンバスターで突き刺す。
優勢のソベラーノはティタンをロープに固定してムーンサルトプレスを炸裂。だが、ティタンはカウント2で必死にはね返す。
ここで両者は打撃戦に突入。チョップの打ち合いから、ティタンはソバット。そしてロープに走るが、ソベラーノはポップアップしてニーアッパー。
続いてラリアットを繰り出すが、ティタンはマトリックスディフェンスからゼロ戦キックで反撃。
ソベラーノがエプロンに出ると、ティタンは捕獲しパワーボムの体勢に。しかし、ソベラーノはリバースで持ち上げてエプロンで危険なアックスギロチンドライバーを敢行。
続いてソベラーノは突進するも、ティタンは両脇に両足をはさんで、うまく場外に落とす。そしてトップロープからラ・ケブラーダを炸裂。
続いてティタンはソベラーノを場外マットにボディスラムで叩きつけると、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを敢行。しかし、ソベラーノがかわし、ティタンは膝に大ダメージを負ってしまう。すかさずソベラーノが膝に低空ドロップキック、エルボーをお見舞い。
そしてソベラーノはティタンをリングに投げ入れ、ゴリースペシャルからニーアッパー。そしてティタンの左足をジャベで捕らえる。ティタンはロープをつかんでエスケープ。
するとソベラーノは気合いを入れ、左右のエルボー。しかし、ティタンはトルネードDDTで反撃。そしてコーナー最上段に逆上がりで上り、ついにダイビングフットスタンプを炸裂。膝のダメージでカバーが遅れ、ソベラーノはカウント2ではね返す。
ならばとティタンはソベラーノの両足を捕らえてジェベ・インモルタルへ。するとソベラーノはたまらずギブアップ。ティタンがピンチを切り抜け、王座防衛に成功した。