フィールズ Presents G1 CLIMAX 2008 〜HEROES OF SUPREMACY〜

日時: 2008年8月16日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 8500

第2試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

境界線

（3勝2敗=6点）
（2勝4敗=4点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

矢野は、ゴングを待たずに奇襲攻撃。だが、すぐに反撃した後藤はショルダータックルで矢野を場外エスケープさせる。
　後藤は、エプロンに立った矢野をブレーンバスターで投げようとする。ところが、矢野に逆に投げられて場外に転落。これでペースダウンし、イス攻撃や金具剥き出しのコーナーにハンマースルーされるなど、矢野のラフ攻撃に苦しむ。
　だが、後藤は金具剥き出しのコーナーに矢野をハンマースルーしてお返しすると、串刺しラリアット2連発、ダイビングエルボードロップで反撃に出る。しかし、それでも矢野は、後藤のラリアットを避け、バックを取って投げっぱなしジャーマン。スピアーで追撃する。
　後藤は、カウンターのニールキックからブレーンバスターを狙うが、逆に矢野が投げ返す。勝機と見た矢野は、「終わりだ、オラ！」とアピールし、必殺の鬼殺しで後藤をカバー。ところが、後藤はカウント2で肩を上げ、急所蹴りからの裏霞もカウント2でクリア。負けられないという意地を見せる。
　後藤は、ロープに走った矢野を追いかけ、振り向きざまにラリアットをお見舞い。さらに後頭部、正面からのラリアットを叩き込む。
　勝利を確信した後藤は、首を掻っ切ってアピールすると矢野を牛殺しの餌食に。そして、必殺の昇天で矢野を沈めた。
　これで後藤は勝ち点を6に伸ばし、明日の永田戦に臨む。

COMMENT

後藤「よっし！後は明日、永田戦、今までの俺の全てを明日出す。（『永田戦は2/17両国大会で一度流れた試合だが？』）永田の頭の症状が出て流れた一戦、あの時の借りを明日返す。もう1度言います、G1初出場・初優勝、もうそれしか見えてない。とにかく明日、永田裕志待ってろよ。あの時流れた両国の決着を明日つけようじゃないか。（矢野について）ある程度、セコンドの介入は意識していたのですけど、やっぱりどうしても。危なかったですね。G・B・Hはああいう事しかないと思っているので。最後はキッチリ獲れて、嬉しかった。とにかく昨日の中邑戦から気持ちを入れ換えてきているので、また流れが変わってきたんじゃないですか。ここまで来たら一気に突っ走ります」

※矢野は外道の肩を借りてノーコメントで控え室へ
外道「どけ、この野郎！殺すぞ！」