試合後、YOH&ラッシュは悔しげな表情。TJPはグレイに支えられるように立ち上がると、アキラと共に勝ち名乗りを上げる。
そしてTJPは握手の手を伸ばす。するとラッシュはにらみつけながら手を差し出すも、TJPはその手を払いのける。続いてアキラが自分の靴の裏を触ってから、不敵な笑みで握手を要求。これに対し、ラッシュは自身の手を舐めてから、アキラの手をパチンと叩く。ここでアキラはYOH&ラッシュにリングを下りるよう、手で追い払う仕草を見せる。そして、TJPがマイクを握る。
■TJPのマイクアピール
T「ツカレタ! イタイ! 頭が! ウンノサン……(スペイン語で)助けてくれ」
海野レフェリーがリングに上がると、続いてアキラがマイクを持つ。
■アキラのマイクアピール
「(日本語で)ウンノサン、ワタシハチョット、ニホンゴハナセマス。コーラクエン、ワタシタチノナマエハ、Catch 2/2。日本語だと“キャッチ・ニ・ニ”。ウンノサン……、会場のファンに教えたいことがあるんだ」
アキラが耳元でささやくと、海野レフェリーはマイクを握り、「ア、キラ! 日本語うまいよ(笑)。(会場に向け)なんか彼らの掛け声が新しくできたらしくて、みなさんに協力してほしいと、いま言われましたので」
ここで海野レフェリーを通訳に、Catch 2/2は場内に掛け声の仕方をレクチャー。指を指した方向が「キャッチ!」、「ニーニー!」と叫ぶと説明する。そして、このコール&レスポンスを繰り返して場内の一体感を高めると、最後にグレイがマイクを握る。
■グレイのマイクアピール
「コーラクエン、フランシスコ・アキラ&TJP、UNITED EMPIREを代表して俺から言わせてくれ……グッバイ・アンド・グッド……いや、いや、いや……、コレガ UNITED EMPIREノ チカラダ!(場内拍手&歓声)」
そしてCatch 2/2はIWGPジュニアタッグのベルトを手に、堂々と花道を引き上げた。