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セミファイナル（第7試合）の『WTL』公式戦は、“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI（4勝2敗）vs鈴木みのる&ランス・アーチャー（3勝3敗）。二連覇を狙う毘沙門としては、ここが踏ん張りどころ。出場チーム随一の攻撃力を持つ鈴木軍を攻略し、白星を狙う。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛ける。アーチャーは後藤にストンピングを乱打。そして引きずり起こすと、首をつかんでロープに押し込む。
さらにアーチャーはロープに走るも、毘沙門はダブルのショルダータックル。さらに鈴木に太鼓の乱れ打ち。アーチャーにも太鼓の乱れ打ちを見舞うも、アーチャーははねのけて後藤にラリアット。鈴木はYOSHI-HASHIをぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めで捕らえる。
ここから鈴木軍は場外戦に持ち込む。鈴木はYOSHI-HASHIを鉄柵、さらに本部席に叩きつける。そしてイスをYOSHI-HASHIの喉元に押し付ける。
アーチャーは後藤を鉄柵にハンマースルー。続いて鉄柵で後藤の首を攻め立てる。鈴木はYOSHI-HASHIに花道でゴッチ式パイルドライバーを狙うも、これはYOSHI-HASHIが回避。すると鈴木は膝蹴りをお見舞い。
リング上、アーチャーが後藤にショートレンジラリアットを炸裂。スイッチした鈴木はカバーするが、後藤はカウント2ではね返す。
すると鈴木は後藤の顔面を踏みつけて挑発。さらにキックを連発し、変形の逆片エビ固めを決める。
鈴木は技を解除し、後藤を引きずり起こす。後藤はチョップを繰り出すも、鈴木はチョップ一発で吹っ飛ばす。さらに自軍コーナーに追い詰め、ボディブローの連発から顔面に張り手。
スイッチしたアーチャーに対し、後藤はチョップで応戦。だが、アーチャーは打撃をやり返し、コーナーにハンマースルー。その衝撃で後藤は倒れ込んでしまう。
後藤が立ち上がると、アーチャーは串刺しエルボー。さらにランニングエルボーでなぎ倒し、踏みつけてカバー。後藤がカウント2ではね返すと、次は鈴木に交代。
鈴木はアームロックを仕掛け、ここから腕ひしぎ逆十字に連携。後藤は足をロープにかけてエスケープ。
次はアーチャーが後藤に突進。後藤は追走式ラリアットを食らわすが、アーチャーは仁王立ち。そしてチョークスラムを狙うも、後藤は切り抜けてYOSHI-HASHIにスイッチ。
YOSHI-HASHIはアーチャーにショルダータックルを連発。アーチャーはビクともせず、YOSHI-HASHIをコーナーに追い込む。だが、YOSHI-HASHIは串刺しラリアットから低空ドロップキック、さらにヘッドハンターを炸裂。
YOSHI-HASHIは気合いを入れると、アーチャーにブレーンバスターを狙う。アーチャーがこらえると、YOSHI-HASHIは膝を蹴りつけてから再度ブレーンバスターの体勢に。
アーチャーはこらえるも、YOSHI-HASHIは打撃を連発。するとアーチャーが突進するが、YOSHI-HASHIはうまくロープにアーチャーの顔面を打ち付ける。そしてショットガンドロップキックでダウンを奪う。
スイッチした後藤は、YOSHI-HASHIと共にアーチャーにトレイン攻撃へ。だが、アーチャーは切りぬけ、セカンドロープからのフライングクロスボディで二人まとめて押しつぶす。
スイッチした鈴木は後藤に串刺しフロントキック。さらにフライングメイヤーからサッカーボールキックを叩き込んでカバーするも、後藤はカウント2ではね返す。
ならばと鈴木は一本足頭突きを連発するが、後藤はエルボーで反撃。ここからエルボーの応酬に。強烈な一撃で競り勝った鈴木は、ロープに走ってフロントキック。しかし、後藤はこらえると、ここで毘沙門が鈴木に後藤ごとハントを炸裂。
そして一気に消灯を狙うも、アーチャーがカット。そして鈴木軍は毘沙門を同士打ちにすると、後藤に連携のフロントキック。だが、鈴木のカバーはYOSHI-HASHIがカット。するとアーチャーがYOSHI-HASHIを場外に連れ出す。
ならばと鈴木は後藤に張り手を見舞ってからスリーパー。そしてカバーに入るも、後藤はカウント3寸前ではね返す。すかさず鈴木は追い打ちのスリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢に。
しかし、後藤は踏ん張り、ショルダースルーで切り返す。そして雄叫びを上げてロープに走るが、鈴木は追走してスリーパー。
すると後藤はそのまま後退して鈴木をコーナーにサンドイッチ。すかさずYOSHI-HASHIが串刺しラリアットを炸裂。続いて毘沙門は激烈一閃を狙うが、これはアーチャーがカット。
だが、YOSHI-HASHIは突進してきたアーチャーをうまく場外に追いやる。そして毘沙門は鈴木に激烈一閃のモーションから、一気に消灯を炸裂。後藤がカバーすると、鈴木は返すことができず。逆転勝利をつかんだ毘沙門が、5勝2敗に星を伸ばした。
