第5試合は『SJTL』公式戦、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(3勝1敗)と“H.O.T”SHO&ディック東郷(0勝4敗)が対峙。4連敗中のH.O.Tが、ダーティーファイトで勝利強奪を狙うのは必至。タッグ王者Catch 2/2としては足を引っ張られたくないところだが、果たして勝負の結末は……?
Catch 2/2はギデオン・グレイに呼び込まれ、ベルトを携えて入場。
H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃。さらにグレイも袋叩きにする。するとCatch 2/2はドロップキックでH.O.Tを場外に追いやり、同時に鮮やかなプランチャを炸裂。
そして戦場をリングに戻し、SHOにキックの波状攻撃。続いてダブルのマンハッタン・ドロップから、河津落とし&ネックブリーカードロップを炸裂。アキラのカバーは、SHOがカウント2ではね返す。
次はTJPがSHOに顔面ウォッシュを連発。そしてTJPはCatch 2/2コールを煽ると、ハンマースルーを仕掛ける。SHOは逆に投げ返すと、ここで東郷が妨害に入る。
SHOがTJPを場外に放り投げると、東郷がパンチ。さらにSHOがエプロンからTJPにサッカーボールキックをお見舞い。続いてH.O.Tはアキラにも同じ攻撃を繰り出す。
東郷がTJPをエプロンに固定すると、SHOはシーソーホイップの要領で、喉をロープに打ち付ける。そしてカバーするが、これをレフェリーが拒否すると、SHOは「数えろや!」と声を荒げる。
スイッチした東郷はレフェリーの死角をついてTJPの顔面にパンチ。さらにチョーク攻撃から首4の字で捕らえる。TJPは逃れるも、東郷は捕らえてニードロップ。さらにフライングメイヤーからフィストドロップを落としてカバーするが、これはカウント2。
次はSHOがTJPの手首を踏みつける拷問攻撃。さらに顔面かきむしりからチンロック。TJPはエルボーで脱出し、エプロンの東郷にドロップキック。
さらにSHOの突進をかわしたTJPはトルネードDDTをお見舞い。スイッチしたアキラはSHOに串刺しラリアットから串刺しエルボー。そしてコーナーに上るが、東郷が妨害。
しかし、続くロープワークの攻防で、アキラはSHOにカサドーラからフットスタンプを炸裂。ここでアキラはファイヤープレックスを狙うも、SHOは指をつかんで阻止。
さらにサミングからロープに走るが、アキラはフロントキック。そしてロープに走るも、SHOはレフェリーを突き飛ばし動きを止め、スピアーをお見舞い。
ここからH.O.Tはアキラにトレイン攻撃。しかし、アキラは切りぬけ、東郷を踏み台にSHOにショットガンドロップキック。すかさず東郷はアキラにサミング。
そして東郷はCatch 2/2の同士打ちを狙うも、Catch 2/2は切り抜けて東郷に連携のキック。さらにTJPがセカンドロープに飛び乗り、振り向きざまにエルボー。そしてコーナー最上段からマンバスプラッシュを繰り出すが、かわした東郷はラリアットをお見舞い。
東郷はTJPにエルボーから串刺し攻撃を狙う。TJPが切り抜けると、ここから丸め込み合戦に突入。そして東郷は流れるような動きでクロスフェイスを決める。しかし、TJPは足をロープにかけてエスケープ。
東郷はTJPを引きずり起こしてペディグリーの体勢に。TJPは回避し、巧みに足を捕らえてピノイストレッチを決める。アキラもSHOをフロントネックロックで捕獲。
すると、EVIL&裕二郎が乱入し、グレイを人質に取る。だが、オージー・オープンが救出に現れ、EVIL&裕二郎を抱え上げ鉢合わせ攻撃をお見舞い。
リング上、H.O.TはCatch 2/2に顔面かきむしり。そして鉢合わせ攻撃を狙うが、Catch 2/2は逆にH.O.Tの同士打ちを誘う。そして東郷を孤立させ、ザ・リーニングタワーを狙う。これはSHOが妨害。
すかさず東郷がTJPにサミング。レフェリーの注意を引きつけると、SHOはトーチャーツールを手にしようとする。だが、見つからず、いつの間にかトーチャーツールはアキラの手に。
アキラがTJPにトーチャーツールをパスすると、アキラはそれを放り投げ、頭を押さえて倒れこむ。これを見たレフェリーは反則攻撃を疑うが、H.O.Tは慌てて否定。
ここでCatch 2/2は連携のショットガンドロップキックを東郷にお見舞い。その勢いでSHOは場外に。そしてTJPが東郷を丸め込むが、これは2カウント。
だが、最後はCatch 2/2が2/2を炸裂。TJPがカバーし、3カウントを奪取した。