第1試合は中島佑斗&オスカー・ロイベが、『WTL』に出場中の“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストにチャレンジ。

　先発は中島とヘイスト。まずはバックの取り合いとなり、中島がヘッドシザーズ。そして腕ひしぎ逆十字を狙うも、ヘイストは切り抜けて足関節を狙う。だが、中島は回避し、ヘッドロックで捕獲。
　続くロープワークの攻防では、中島が二度にわたりショルダータックルでなぎ倒す。だが、ヘイストはフライングメイヤーから後頭部への低空ドロップキックで反撃。
　次はニコルスとロイベのマッチアップ。ニコルスはヘッドロックで捕らえる。ロイベはハンマースルーを仕掛け、ここからショルダータックルの応酬に。そしてニコルスは追走エルボーからロープに走るが、ロイベはショルダータックルでダウンを奪う。
　さらにロイベはボディスラムで叩きつけ、ニコルスの左腕を捕らえる。スイッチした中島はニコルスにキック。そして左腕を捕らえるも、ニコルスは髪をつかんでロープに押し込むとハンマースルーを仕掛け、スパインバスターを炸裂する。
　ニコルスは中島を場外に放り投げ、ヘイストにスイッチ。ヘイストがハンマースルーで中島を投げ飛ばすと、ニコルスがラリアットをお見舞い。
　ヘイストは中島をリングに戻してストンピング。だが、中島もエルボーで反撃。そしてロープに走るが、ヘイストはカウンターのドロップキック。
　スイッチしたニコルスは中島に逆水平チョップ。さらに顔面への張り手で挑発。中島は必死にエルボーを返すが、ニコルスは顔面かきむしりで自軍コーナーに押し込む。
　次はヘイストが中島にストンピングを乱打。そしてサッカーボールキックを見舞っていく。中島もエルボーを返し、打撃の応酬に。ヘイストはキックの連発からリバースパワースラム。
　だが、中島もボディスラムで意地の反撃。次はロイベとニコルスのマッチアップ。ロイベはTMDKをショルダータックルでなぎ倒し、さらに交互に串刺しエルボー。
　勢いに乗るロイベはニコルスにヒップトスからギロチンドロップ。カバーをヘイストがカットすると、中島がヘイストを逆エビ固めで捕らえる。するとロイベもニコルスに逆エビ固め。中島とロイベは顔面を突き合わせて締め上げる。
　だが、TMDKは脚力で脱出。そしてヘイストが中島にファルコンアロー。するとロイベがヘイストをラリアットで場外に追いやる。だが、ニコルスはロイベに強烈なラリアットを叩き込むと、最後はマイキーボムで貫禄の3カウントを奪取した。

ヘイスト「コメントの時間だ！ヤングライオン、お前たちのことなんて、どうでもいい。俺たちはドイツの大木を切り倒した。もう一人はパイナップルみたいな頭をしたやつだ。ヒップホップグループのKid ‘N Playのメンバーを思い出したよ。お前はバッドアス（タフなやつ）だと聞いていたが、俺たちのアス（ケツ）の方がデカくて強いぜ。俺たちのケツを見てみろ！これでTMDKは6点。俺たちがトップだ」
マイキー「（※ヘイストに向かって）いや、違うぞ。さっきのはリーグの公式戦じゃないぞ、バカ」
ヘイスト「どういう意味だよ？公式戦じゃなかったのか？ワケが分かんねえ！意味なく闘ったのかよ！無駄にエネルギーを使っただけか！」
マイキー「無駄なんかじゃない。ポイントはもらえなくとも、勢いとさらなる自信は得られただろう。TMDK、シェイン・ヘイストとマイキー・ニコルスは息がぴったりだ。誰も俺たちを止められない。俺たちは次も勝って6点だ」
ヘイスト「OK。俺たちはもうすぐ6点だな。だけど、やっぱり今日の試合で2点が欲しい。全てのポイントが重要なんだ！」

オスカー「（※外国語で罵って）TMDK、まだ終わってないからな。リベンジさせろ！」

中島「クソッ！俺はこのままじゃ終わらねーぞ。俺とオスカーは終わらねーぞ、このままじゃ。もっと強くなってよ、来年の『WORLD TAG LEAGUE』、俺とオスカーがエントリーせざるを得ない状況まで強くなってやる、コノヤロー！」