第2試合は棚橋弘至&矢野通&大岩陵平&藤田晃生vsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。棚橋&矢野とオーカーン&ヘナーレにとっては、12.11姫路の『WTL』公式戦の前哨戦となる。
UNITED EMPIREはギデオン・グレイに呼び込まれ入場。棚橋&矢野がヤンキー座りをすると、そこに大岩と藤田も加わる。UNITED EMPIREはクラウンズアップのポーズで対抗。
先発は矢野とオーカーン。矢野はヤンキー座りで威嚇。「そしてメンチ切ってみろ!」と挑発すると、オーカーンは寝転んで手招き。そして、オーカーンは先に立ち上がりストンピングを叩き込む。
だが、オーカーンのハンマースルーに対し、矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そしてオーカーンの突進を切り抜けて後頭部を叩くと、辮髪を持って藤田に交代。
藤田はストンピングを連発。続いてバックの取り合いを経て、脇の差しあい。藤田はオーカーンをロープに押し込んでチョップ。さらに突進してきたオーカーンにアームホイップを決める。
だが、オーカーンは辮髪を用いて藤田にチョーク攻撃。ここでUNITED EMPIREは場外戦に持ち込む。
リング上、オーカーンは藤田に玉座を決める。その状態でオージー・オープンとヘナーレが、藤田にトレイン攻撃をお見舞い。
劣勢の藤田だったが、ヘナーレにエルボーを連発。しかし、ヘナーレは強烈なキックでなぎ倒す。今度はフレッチャーが藤田をブレーンバスターで持ち上げる。その状態で、フレッチャーはデイビスに藤田を受け渡す。
そしてデイビスがフレッチャーに再び藤田を戻すと、フレッチャーはブレーンバスターで叩きつける。カバーは藤田がカウント2でキックアウト。するとフレッチャーは拍手で挑発。
フレッチャーはハンマースルーを仕掛けるが、藤田は渾身のランニングエルボー。そして、自軍コーナーに戻ろうとするも、デイビスが妨害。
続くオージー・オープンのダブル攻撃を切り抜けた藤田は、ダブルのドロップキックをお見舞い。そしてスイッチした棚橋は、オージー・オープンにエルボーを乱打。
オージー・オープンは棚橋に対し自軍コーナーに向けてハンマースルーを仕掛けるも、その勢いで棚橋はオーカーン&ヘナーレにボディプレス。さらにデイビスにはフライングクロスボディ、ヘイストにはフライングフォアアームを炸裂。
続く棚橋のスリングブレイド、ツイスト&シャウトを切り抜けたフレッチャーは、ハーフネルソンスープレックスをお見舞い。
スイッチしたヘナーレは棚橋に膝蹴りからエルボー。さらにキックを連発するも、棚橋はドラゴンスクリューで切り返す。
次は大岩がヘナーレにエルボーを乱打。そして串刺しドロップキックからショルダータックルでなぎ倒してカバー。ヘナーレがカウント2ではね返すと、大岩はサイドスープレックスを狙う。
だが、ヘナーレは切りぬけ、アルティマへ。大岩は脱出すると、ヘナーレのキックをかわして横入り式エビ固め。ヘナーレがカウント2ではね返すと、大岩は逆エビ固めを狙う。
しかし、ヘナーレはキックではねのけ、ボディブローをお見舞い。そしてUNITED EMPIREが大岩にトレイン攻撃を敢行。続いてヘナーレがランペイジを炸裂してカバーすると、大岩は返せすことができず。UNITED EMPIREが勝利を飾った。
試合後、オーカーンは「ひれ伏せ、長野の愚民ども! オイ、勝者を称えろ!(場内拍手)。このあと! Catch 2/2がさらに! ここを恐怖のどん底に突き落としてやる! これがギデオン・グレイ、グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、カイル・フレッチャー、マーク・デイビス、そう! UNITED EMPIREの力だ!」と咆哮した。