10月27日(木)後楽園ホールで行われる「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」2回戦フィンレーvsザックの前哨マッチ。
2人が先発して試合が始まり、ザックがスピーディーな身のこなしで関節技を狙う。その後、両者は丸め込みの応酬を繰り広げ、一歩も引かなかった。
タイガー対金丸となり、羽交い絞めにされたタイガーが両脚キックでTAKAを迎撃。そして、金丸をカンガルーキックで吹き飛ばし、フライングクロスチョップで追撃する。
だが、金丸がカウンタードロップキックで逆転し、直後に場外乱闘が勃発。鈴木軍が大暴れし、本隊チームを圧倒する。
これでタイガーが完全に孤立し、TAKAがマスクに手をかける。そして、スイッチしたザックは関節技でタイガーを苦しめる。
その後も苦しい展開の続いたタイガーだったが、風車式バックブリーカーでザックに逆襲。これでフィンレー対ザックとなり、フィンレーがエルボー連打、フライングエルボースマッシュ、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュと畳みかける。
その後、フィンレーがラ・マヒストラルを繰り出すと、ザックが回転をこらえて反対に押さえ込む。そこからさらにフィンレーが切り返すと、ザックは腕にオーバーヘッドキックをお見舞い。しかしフィンレーは、すぐにショートレンジドロップキックで巻き返した。
ゼイン対TAKAとなり、TAKAが死角からカウンターフロントハイキックをお見舞い。そして、TAKA&金丸がトレイン攻撃から低空ランニングニーアタック&低空ドロップキックのサンドイッチ攻撃を敢行。
その後、TAKAがサミングと膝へのキックでゼインを倒して丸め込むが、カウントは2。するとTAKAはスーパーキックからさらに丸め込むが、これもゼインが跳ね返し、シャイニング延髄斬りで逆転。
その直後、タイガーがタイガードライバーでTAKAを叩きつけ、最後はゼインがシナモンツイストでとどめを刺した。
バトル・オータム '22
- 日時
- 2022年10月17日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 福島・ビッグパレットふくしま
- 観衆
- 510人
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
ゼイン「今日もまたまたTAKAみちのくを……いや、俺はTAKAとは思ってない、BAKAみちのくだな。な、いい響きだろ? 今日はまた新しい味付けで味わってやった。俺の手にかかれば、毎晩毎晩、違った味を楽しめるぜ。俺はそれだけたくさんの味付けができるソースを持ってるからな。TAKA、次はもっと手の凝った味付けにしてやるぜ。そして……イタダキマス」
タイガー「久々にね、東北の地に戻ってきたということで。まぁ新日本も、えぇと……5月に出たきりだから、5カ月ぶり。ま、この東北に来たのも、最後来たのもどれぐらい(前)になるのかな? まぁ、まだまだ自分はタイガーマスクとしての使命がありますので。そりゃあ全盛期のころに比べてしまったらね、もちろん物足りないところはたくさんあると思いますけど、でも僕自身、タイガーマスクとしての使命をしっかりと果たしたいと思ってますんで。それは、こないだも佐山(聡)さんともいろいろ話をして、生前の猪木さんともいろいろ話をしたこともあるんでね。やはりタイガーマスクとしての使命をしっかりと果たして。もちろん(その使命は)初代のタイガーマスクとはまた違いますけども、僕なりのタイガーマスクというものをしっかりと確立させてというか、まぁ確立してるんだけど、僕なりの試合をして、次のジュニアタッグリーグ、もちろん僕、出るつもりでいますんでね、しっかりと調整をしていきたいと思ってます」
--タイガーマスクというのは、考えれば猪木さんが作り出した、認めたキャラクターなんですよね。
タイガー「そうですね。そうなんですよね。まぁそれは佐山さんだからあれだけども、その佐山さん僕は見初められて、タイガーマスクとして28年目になってますけど。もちろん1年目2年目と今とって言われたら、そりゃあ僕も人間ですから、そりゃあすべての面で落ちてくるのは仕方ないですけども。ただ、まだ鈴木軍の主要メンバー(相手に)、僕自身まだまだしっかりできると思ってますんで、そこは譲ることはできないです。僕自身のタイガーマスクというものでしっかりと試合をすれば、いいんじゃないですか。今日一発、TAKAみちのくに張ったハリ手とかもめ、あれもそうですけど、やはり試合の中での緊張感というものをね、しっかりとああいうところで出していけばいいんじゃないかなと思っております」
※フィンレーはノーコメント
※ザック&金丸&TAKAはノーコメント