CHAOS vs UNITED EMPIREのタッグマッチ。矢野とオーカーンは、10月26日（水）後楽園ホールの「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」1回戦を控えている。
　
　両者のマッチアップで試合開始となり、矢野が弁髪を引っ張る。これにオーカーンが耐えていると、矢野は背後から背中を蹴る。だが、オーカーンがカウンターショルダータックルでなぎ倒し、マッスルポーズを決めた。
　YOSHI-HASHI対オーカーンとなり、オーカーンのスローイングからグレイがステッキ攻撃をお見舞い。さらに、グレイが場外で追い討ちすると、YOSHI-HASHIの動きはストップ。オーカーンが玉座で痛めつけ、グレイがコーナーへ叩きつける。
　YOSHI-HASHIの劣勢は続き、グレイが執拗な顔面攻撃。そして、オーカーンがモンゴリアンチョップを打ち込んでいくが、YOSHI-HASHIはフェイント式バックキックで逆転に成功。
　ここで矢野が登場し、ニュートラルコーナーのパッドを外してオーカーンのキックを受け止める。そして、むき出しになった金具へオーカーンを激突させ、スクールボーイで丸め込む。
　するとオーカーンはモンゴリアンチョップからブレーンクローの体勢に入る。ここから矢野が脱出してロープへ走るも、オーカーンが王統流二段蹴りで撃墜した。
　YOSHI-HASHI対グレイとなり、YOSHI-HASHIがフライングボディアタックを受け止める。だが、グレイは2度目のフライングボディアタックでYOSHI-HASHIをなぎ倒し、変型卍固めで捕獲。そして、オーカーンは大空スバル式羊殺しで矢野を分断する。
　続いてUNITED EMPIREはトレイン攻撃を仕掛けるが、YOSHI-HASHIが身をかわしてグレイをコーナーへ激突させる。そして、オーカーンには低空ドロップキックをお見舞い。
　それでもグレイは、モンゴリアンチョップからYOSHI-HASHIの顔面をかきむしる。しかし、YOSHI-HASHIがハンマースルーを切り返し、バタフライロックで一気にギブアップを奪った。

O-カーン「Amazonのランキングでトップ5入りにもなった『帝国書記官のおしごと』。あ！　URLを貼り忘れるなよ、新日本の飼い犬ども。https://www.amazon.co.jp/dp/4847072561。それに続いて東スポから、リバーシブルタオルの発売が決定だ。モンゴルマンコラボシャツも上々の売れ行き。2021年はグッズ売り上げ1位にもなったんだから当然じゃがな。25日にはミス東スポの審査員をして、28日にはデカ盛りハンターに出演してと、余は人気者なんだよ！　ヤングライオンを経験してなくても、ヤングライオン杯を優勝してなくても、こんぐらい人気者になれるって、プロレスラーとしての夢を見せてるんだよ！　だが今は、TV王座を獲るのが一番の夢を魅せる行為だ。今、このタイミングでベルトを獲らなきゃ漢が廃る!!　漢の誓いは絶対だ。絶対に初代TV王者になってやる！」

グレイ「聞いてくれ。そして、しっかり俺の言葉を伝えてくれよな。それはそうと、俺のことをそんなに嫌ってるのか？　また勝てなかった。O-カーンの足手まといになってしまってるな。とにかく、俺のことは気にしなくていい。心配しなくていいから。O-カーンに気を使わせてしまったのなら、すまないことをした。O-カーンは偉大な、偉大という言葉ではおさまらないほど偉大なレスラーだ。彼の片腕になれないのは申し訳ない。微力でしかないが、O-カーンのことはサポートしてるつもりだ。UNITED ENPIREの一員として大切なことは、自分の役割をしっかり果たすこと。俺はグレート-O-カーンの一番のファンであり、矢野に勝つためならどんな犠牲もいとわない。心おきなく闘ってくれ」