新日本プロレス本隊 vs LOS INGOBERNABLES de JAPONのタッグマッチ。ワトとヒロムは、1月4日（水）東京ドームで行われる「IWGP Jr.ヘビー戦4WAYマッチ」を控えている。

　両者の対決で試合の幕が開き、ロープワークで交錯。そして、それぞれがヘッドシザースホイップを切り返す。
　その後、ヒロムが一旦場外に逃げるが、ワトがトペフェイントから打撃コンビネーションを見舞い、フェースクラッシャーで叩きつけた。
　本間対鷹木となり、本間がセントーンをかわして自爆させる。そして、小こけしを放つが、今度は鷹木が回避して自爆を誘発。
　ここから鷹木＆ヒロムが本間を自軍コーナーから逃がさず、連携攻撃で徹底的に痛めつける。そして、ヒロムが逆水平チョップを連打し、串刺しラリアット→低空ドロップキックの連続攻撃へ繋ぐ。
　しかし本間はトレイン攻撃から逃れ、DDTで鷹木、コンプリートショットでヒロムを同時に叩きつける。
　これでようやくワトの出番となり、ヘッドシザースホイップで鷹木を排除。そして、エプロンからヒロムにジャンピングハイキックを浴びせ、スワンダイブエルボースマッシュでなぎ倒す。
　だが、ヒロムがエルボー合戦へ持ち込み、追走式バックエルボーで逆転。そして、カサドーラ式のコンプリートショットでワトを突き刺した。
　本間対鷹木となり、本間が逆水平チョップ連打、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャー。そして、ヒロムをカウンターバックエルボーでダウンさせると、鷹木→ヒロムの順で小こけしを食らわせる。
　それでも鷹木がスライディングラリアットからフォールすると、ワトがカットへ飛び込む。だが、ヒロムがドラゴンスクリューでワトを排除し、ヒロムと鷹木が相次いで本間へ串刺しラリアットをお見舞い。
　そして、ヒロムがトラースキック、鷹木がラリアットで追撃し、最後は鷹木がパンピングボンバーで決着をつけた。

鷹木「昨日は、試合直前に、地元のサッカークラブ、ヴァンフォーレ甲府が天皇杯優勝っていうね、素晴らしいニュースでテンション上がったけど、その夜だよ。その夜、同じ日の夜に、何とファンタズモが持って帰ったはずだと思っていたKOPWのトロフィーの下が、すべてあの野郎、後楽園ホールでゴミ箱に捨てたみたいで。今さら言うなよって！　昨日の夜気づいて、今朝スタッフ経由で後楽園に連絡したけど、当日言ってくれたら何とかなったかもしれないけど、翌日言われたら何もできませんって。案の定、KOPWはこの上の、リングの部分しかないから。これをニューヨークに持っていくのちょっと恥ずかしいけど、その前にあさって俺、地元凱旋の山梨（大会）だ。山梨には今まで、NEVERのタイトルも持って帰った、IWGP世界ヘビー級王座も持って帰った。でもKOPW（のトロフィー）がこのままじカッコつかねぇな。まぁ、ちょっと時間がねぇけど、できる限りだけど、鷹木式Do It Yourselfで、形を変えてみせるから。楽しみにしといてくれ」
　
ヒロム「あーあ、ワトからも断られちゃったよ！ 一緒に組める可能性が1番あると思ったのに…。そういえばBUSHI・ティタン組の（IWGP）ジュニアタッグ挑戦が正式に決まったみたいだね。もちろん悔しい気持ちもあるけど、あのティタンの行動力を見せられたらなにも言えないよ！ 実際に俺とBUSHIさんはタッグ戦線に絡めてなかったしね。でも、結果的にお互いに得るものがあったね、俺はラッキーちゃんだけど。さーどうしよう、どうやってワトを口説こうかな？ ネコが好きだからダリルでも連れて行こうかなー」
　
　
ワト「ヒロム……そうだ、１月４日、東京ドーム、エル・デスペラード、石森太二だけじゃないんだね。そう、高橋ヒロム、あんたもいるんだ。俺は覚えてるよ、あの時のこと。けどよ、言ったろ。いや、言ってないか？　調べたらわかるはずだ。俺は、どんなシチュエーションだろうと、あんたの対角線にいたい。どういうことかわかるだろ？　俺は確かにあんたと組むことで、得るものはたくさんあると思うんだ。けどよ、俺は、あんたの前にいたい。オマエを倒したら、考えてやるよ。けどよ、俺は、それまで、あんたの前にいる」
　
※本間はノーコメント