10月23日（日）青森で行われる「NEVER 6人タッグ戦」を控え、王者組のEVIL＆裕二郎＆SHOと挑戦者組のヒクレオ＆田口（※もう1人のパートナーは棚橋）が前哨戦で激突。

　HOUSE OF TORTUREがゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。
　その後、リング上で田口がジャンピングヒップアタックを繰り出すも、EVILがカウンターアトミックドロップに切り返す。だが、田口はフェイントでEVILを惑わせ、ヒサシ・ヤマダでボディを撃ち抜いた。
　これをきっかけにEVILが孤立し、ヒクレオと天山が追い討ちをかける。そして、天山が真モンゴリアンチョップを打ち込むと、控えの田口、邪道、ヒクレオもコーナーからモンゴリアンチョップを食らわせる。
　続いて天山はスリーパーホールドを極めるが、裕二郎たちが一斉にカット。その混乱に乗じ、EVILがTシャツで天山の首を絞める。
　ここから天山のローンバトルとなり、裕二郎がマウントエルボー連打、低空ランニングフロントキック、SHOが指折り攻撃、ショルダーアームブリーカーなどでいたぶる。
　続いて東郷が頭部へパンチを浴びせるが、自分が拳を痛めてしまう。すると天山が真モンゴリアンチョップを東郷の首筋へ浴びせ、ラリアットで吹き飛ばした。
　ここでヒクレオが登場し、裕二郎にショルダータックル、SHOにアームホイップ。そして、EVILと裕二郎の首を掴んで衝突させ、ダブルハンドラリアットでまとめてなぎ倒す。

　すると裕二郎がヒクレオの手を噛み、顔面にフロントハイキックを見舞う。だが、ヒクレオは強烈なパワースラムで報復した。
　邪道対裕二郎となり、本隊チームが裕二郎に波状攻撃を敢行。天山がボディにヘッドバットを浴びせ、邪道がパントキック、田口がジャンピングヒップアタック、ヒクレオがジャンピングエルボードロップで続く。
　次に邪道はビューティフルパントキックを放つが、裕二郎が回避。その後、両者のラリアットが相打ちなり、邪道がカウンターラリアットで競り勝つ。
　その直後、邪道はクロスフェースオブJADOを極めるが、EVILがパイプイスを持ってレフェリーの注意を引きつける。すると、東郷がスポイラーズチョーカーで邪道の首を絞め、SHOがレンチで殴打。そこから裕二郎がピンプジュースを炸裂させ、3カウントを強奪した。

EVIL「オイオイ、タグチジャパン、こんなもんかよ!?　これならタイトルマッチも目つぶってても勝てるわ！　裏切り者のヒクレオの横に立つなら、全員制裁を加えてやるからな。それからよ天山のスリーパー、強烈すぎだろ？　ありゃ完全に反則だぞ、コラ！　猪木から受け継いだ魔性のスリーパーなんて言わせねぇぞ。レフリーよく見とけや！　次は倍にして返してやるからな。よく覚えとけ」

SHO「お前ら全員俺らにビビっとんやろが！ 当然だ！ 俺たちは最強だからな。俺らが怖いなら逃げてもええぞ！ 逃げて俺たちの不戦勝にするか、それとも俺たちにボコボコにされて負けるか、選ばせてやる！ 青森までに棚橋さんとも相談して決めといてくださーい！」

※裕二郎&東郷はノーコメント
　
　
田口「EVIL、オマエ、パリパリやないか、今日も。オマエのパリパリに対抗しようと思って、スーパーハードジェル勝ったのに、全然パリパリじゃねぇじゃねぇか。パリパリ？　何がこれ、パリパリじゃねぇの？　なんだ、このジェルは？　ほんとによぉ……。その時点で今日は負けだよ。まぁ今日はこのぐらいにしといてやるわ。もっとカッテェの、もっとカッテェやつ、パリパリにしてやっからな。パリパリにしてやっからな……。パリパリを気取ってんじゃねぇぞ……」

ヒクレオ「ユージロー、なんか言ってたな。俺の耳にも入ってきたぞ。それがどうした？　お前がどう言おうと、俺は気にもしてない。お前の下に戻れば戻ったで、どうせこき下ろすんだろ？　くだらない。オマエの言葉なんて、なんの説得力もない。SHO、そしてオマエはその周りをチョロチョロしてるだけだ。オマエは足を引っ張るしか能がない、そんなヤツさ。何なら、俺の足を捕まえて引きずり下ろしてみろ。俺の足を引っ張ってみろ。そしてEVIL。オマエも蛇のようにしつこいヤツだな。オマエなんか捕まえて、その首をハネてやる。それでおしまいだ。アオモリで、アオモリで、俺も加わっての６人タッグマッチで、そのベルトをホンタイに取り戻してやるからな」
　
※天山&邪道はノーコメント