メインイベント終了後、ジェイがマイクアピールを敢行。
ジェイ「声援もくれないお前ら(ファン)に、話してやる気は起きないな。タマ・トンガ、俺は2ヶ月前に『お前は俺に礼を言うべきだ』と言った。俺がお前をBULLET CLUBから追い出したおかげで、お前はやっと成功を見つけることができた。そのことについては礼を言ってもらった。しかし、俺もお前に礼を言うべきだ。タマ……タマ、ちゃんと見てるか!? 長年BULLET CLUBとしてやってきてくれたこと、サンキュー、タマ。俺にリーダーとはどういうものなのか気づかせてくれてありがとう。お前のそばで俺は、トップに立ってこのベルトを巻くためには何が必要かを学んだ。タマ・トンガ、お前はこのベルトを巻くにふさわしい人間だ。この瞬間にふさわしい人間だ。お前は十分に良いレスラーだ。だが、人生はいつも公平にはいかないものだ。不幸なことに、お前はこの“SWITCHBLADE ERA”中にこのベルトを狙いにきた。不幸なことに、お前の相手は特別な1人だった! 俺はお前を批判するつもりはない。ただ、人生とは公平にいかないものだ。もし今日お前の相手が俺じゃなかったら、結果は違っていたかもしれない。タマ・トンガがIWGP世界ヘビー級チャンピオンになっていただろう。俺は疑うことなくそう言える。タマ・トンガはニュージャパン・プロレスの象徴そのものだ。素晴らしいチャンピオンになって会社を引っ張ってくれていただろう。だが、今回はそうはならなかった。今回の主役は俺だ! 運でも、チャンスでも、運命でも、デスティニーでも、デスティーノでもお前の好きに呼べばいいが……タマ、今夜のお前に運は見方をしてくれなかった。どれだけ人生が辛くても、ひとつだけ裏切らないものがある。それは、この俺、“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイトだ! プロレス界のナンバーワン! “LAST ROCK ‘N ROLLA”! “MSGとユナイテッド・センターをソールドアウトにした男”!“KING SWITCH, BABY”! “史上初そして唯一無二のグランドスラム・チャンピオン”! “BULLET CLUBのリーダー”!“プロレス界の中心人物”、“キャタリスト”だ! “IWGP世界ヘビー級チャンピオン”! そして最後に、いつものように、みんなBREATHE…」
ここでオカダが登場すると、ジェイは「お前に邪魔はさせない。お前が現れてマイクアピールをするための時間じゃない」などと言って挑発。だが、オカダがジェイからマイクを奪い、自らマイクアピールを敢行。
オカダ「元気ですかーーっ!!(※大拍手) 『元気があれば何でもできる』って言ってましたけども、10月1日、日本中が元気じゃなくなりましたよ。猪木さんが亡くなったってことはさ、ジェイ。ひとつの時代が終わったってことだよ。これからの時代が、誰が引っ張っていくかって、それを来年の東京ドームで決めようぜ。(※ジェイが『2m離れろ! ソーシャルディスタンスだ!』などと口走ると)お前が下がれ、この野郎!(ニヤリ) まあ、IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして頑張ってくれ。俺が『G1 CLIMAX 32』覇者のほうがレェ~~ベルが違うんだよってことをお前に教えてやるよ!!」
ここで両者は超至近距離まで近づき、一触即発の状態となる。だが、乱闘は回避され、オカダが先にリングを降りる。
すると、ジェイはIWGP世界ヘビーベルトを掲げ、あらためてマイクアピールを開始。
ジェイ「(※ファンの拍手に対し)おい、やめろ!“BREATHE WITH THE SWITCHBLADE”(SWITCHBLADEと共にあれ)だ。そして“STILL MY ERA”(まだ俺の時代だ)! オカダ、“SWITCHBLADE ERA”は永遠だ!」
ここでキャノンから大量の金テープが打ち出され、リング上へ降りそそいだ。
超実力派宣言
- 日時
- 2022年10月10日(月・祝) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 放送
- 観衆
- 4,059人