第1試合では鈴木軍の鈴木みのる&金丸義信&TAKAみちのく&DOUKIが、JUST TAP OUT選抜軍の佐藤光留(パンクラスMISSHION)&関根“シュレック”秀樹&夕張源太(JUST TAP OUT)&十文字アキラ(JUST TAP OUT)と対戦。鈴木と佐藤の遭遇も刺激的だが、注目は規格外のパワーを持つ関根。柔術をベースに総合格闘技でも活躍する関根は、2018年に45歳でプロレスデビュー。伝説の団体UWFに深い思い入れを持ち、そのUWF出身の鈴木と念願の初遭遇を果たす。
鈴木がリングインする際に、場内は「風になれ~♪」の大合唱。ゴング前、関根と鈴木がにらみ合う。
先発はその鈴木と関根。関根はチョップを見舞うも、鈴木は涼しい顔。そして強烈なチョップを繰り出す。両者はチョップの応酬を展開。
続いてエルボー合戦に突入。鈴木は鋭い一撃で後退させるが、関根も応戦。鈴木がエルボーの連発でグラつかせるが、関根は倒れず、一本背負いを見舞う。
怒った鈴木と関根は互いに相手の頭をつかんでロープにもつれこむ。そして鈴木は打撃のコンビネーションで自軍コーナーまで関根を押し込み、金丸と交代。
関根も佐藤とのスイッチが成立していたが、鈴木と揉み合いに。これはTAKAが割って入り、関根を場外に落とす。
金丸と佐藤は互いに蹴りを交わし合う。そしてエルボーの応酬から、金丸は佐藤の足を踏みつけていく。佐藤は延髄斬りで反撃。続いて水車落としからカバーするが、金丸はカウント2でキックアウト。すると佐藤はすばやく腕ひしぎ逆十字に持ち込む。これはTAKAがカット。さらにDOUKIがコーナー最上段からラ・ランツァを佐藤に炸裂。
金丸は佐藤の膝に低空ドロップキックをお見舞いし、その膝をマットに打ち付けてから4の字固めを狙う。だが、佐藤は回避してロープへ。するとDOUKIが妨害し、金丸がドロップキックをヒット。
スイッチしたDOUKIは佐藤にミサイルキック。さらにフライングクロスチョップからラ・ランツァを突き刺してカバー。これは佐藤がカウント2ではね返す。
ならばとDOUKIは土遁の術を狙うが、佐藤は切り抜ける。DOUKIは地獄突きを繰り出すも、佐藤も延髄斬りで反撃。
スイッチした十文字はDOUKIにキックを連発。さらにドロップキックを決めるが、DOUKIもスキをついて延髄斬りを食らわす。
ここで鈴木がリングに入り、十文字にストンピング。すると夕張が鈴木に強烈な逆水平チョップを連発。鈴木が耐えると、夕張はショルダータックルでなぎ倒し、気合いの咆哮。
続いて夕張、関根が鈴木に豪快なトレイン攻撃。さらに十文字がサッカーボールキックを決めてカバーするも、金丸がカットに入る。ここで鈴木軍は分断作戦に出る。
リング上、十文字は鈴木に串刺しのキックを狙うが、鈴木は回避。さらに鈴木はロープに走った十文字に追走し、スリーパーで捕獲。関根がカットに入ろうとするも、TAKAがジャスト・フェイスロックで捕らえる。
鈴木は十文字に強烈なエルボーを叩き込むと、一気にゴッチ式パイルドライバーの体勢で持ち上げ、グルグルと回ってからマットに突き刺し、貫禄の3カウントを奪取した。