今年6月に新日本プロレスへ復帰したKUSHIDAが、『NJPW STRONG』へ初登場。LA DOJOで武者修行中の成田と合体し、こちらも初参戦となるドレイク&ヘンリー(ワーク・ホースメン)と対決。
成田対ヘンリーで試合が始まり、ヘンリーが片足タックルからの足払いでテイクダウンを奪う。続いてKUSHIDAが登場し、ヘンリーのリストをロックする。そして、フライングメイヤーで投げられてもすぐに体勢を立て直し、チキンウィングアームロックを仕掛ける。
そこからKUSHIDA対ドレイクとなり、KUSHIDAがエルボー連打と逆水平チョップを浴びせる。だが、ドレイクが強烈な逆水平チョップを返し、カウンターラリアットでKUSHIDAを吹き飛ばす。
ここからワーク・ホースメンが連携攻撃を繰り出し、ヘンリーの低空ドロップキックからドレイクがセントーン。そして、そのままKUSHIDAを逃がさず、青コーナーサイドで集中砲火を浴びせていく。
しかしKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーで2人をまとめてなぎ倒し、脱出に成功。ようやくタッチを受けた成田が、エルボー連打、串刺しフロントハイキック、ハーフハッチでヘンリーに追い討ちをかける。
成田の攻撃は続き、河津落としから両脚を固めていく。だが、ヘンリーがその体勢のまま首を取って丸め込み、カウンターフロントハイキックで巻き返す。
その直後、ドレイクが成田をトップロープへ打ちつけ、ヘンリーがレッグラリアットで追撃。さらに、ドレイクがヘッドバットを浴びせるが、成田も負けずにヘッドバットを打ち返す。
だが、ドレイクが強烈な逆水平チョップで成田を黙らせ、青コーナーへ連行。すると成田も逆水平チョップを浴びせていくが、ドレイクが顔面パンチで動きを止め、逆水平チョップからラリアットを食らわせる。
次にヘンリーが登場し、フライングメイヤーから背中へローキックを浴びせる。だが、成田がすぐに立ち上がり、フライングメイヤーからローキック2連発をお見舞い。
ところが、ドレイクが成田をボディスラムで投げ捨て、間髪入れずにヘッドドロップを投下。続いてヘンリーとドレイクが成田の背中へローキックを交互に食らわせ、ヘンリーがランニングローキックで追い討ちをかける。
苦しくなった成田は、ドレイクを突き飛ばしてヘンリーと衝突させる。そして、ブレーンバスターでヘンリーを投げ捨て、ようやく赤コーナーへ帰還。
タッチを受けたKUSHIDAはヘンリーに対し、掌底、串刺し掌底、ショルダーアームブリーカーでヘンリーに追撃。その後、KUSHIDAがヘンリーをロープへ振り、スイッチした成田がカウンターフロントスープレックスで叩きつける。
だが、成田は巨漢のドレイクを投げることができず、ヘンリーがスピニングスタナーで報復。ここからワーク・ホースメンの波状攻撃となり、ドレイクがシャイニングウィザード、ヘンリーが串刺し低空ダブルニーアタック、ドレイクが変型キャノンボール、ヘンリーがコーナー最上段からのダイビングフットスタンプ、ドレイクがコーナー2段目からのムーンサルトプレスと一気に畳みかける。
たまらずKUSHIDAがリングへ入り、ドレイクにボディスラムを敢行。完璧に投げきることはできなかったものの、成田を脱出させる時間を作る。
そして、試合権利を得たKUSHIDAは、エプロンからヘンリーにジャンピングハイキックをお見舞い。そして、ダイビングチョップ、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで追い討ちをかけると、最後はハンマーロックスープレックスホールドで3カウントを奪取した。
試合後、『NJPW STRONG』の初陣を勝利で飾ったKUSHIDAに、観客が大コールを送った。
【試合後コメント】
KUSHIDA「(※英語で)『NJPW STRONG』に参戦することができて本当にうれしいです。(※日本語で)というわけでシャーロット大会。『NJPW STRONG』デビューを果たしました。初めての試合。たしか振り返れば2012年に、菅林(直樹)さん、(タイガー)服部さんを筆頭に、ROHに、(※指折り数えながら)オカダ(・カズチカ)さん、棚橋(弘至)さん、中邑(真輔)さんもいた。あそこから新日本プロレスの世界進出は始まっていると思ってて。3年、僕が離れて、そのあいだに現地に根付いて、こんなにも新日本プロレス、ニュージャパンプロレスリングが根付いているとは思いませんでした。ホントにここに参戦できて光栄です。NJPW無差別級(STRONG無差別級)チャンピオンベルト、僕の目にはとても魅力的に映ってます。(現)チャンピオンのフレッド(・ロッサー)、そして(前王者)トム・ローラー、(※英語で)いつの日かお前たちと試合がしたい。(※左手首に描かれた時計を指さし)また会おう」
※成田はノーコメント
※ドレイク&ヘンリーはノーコメント
HIGH ALERT
- 日時
- 2022年8月28日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・Grady Cole Center(ノースカロライナ州シャーロット)
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第3試合 30分1本勝負