エキシビションマッチ終了後、余裕たっぷりで勝ち名乗りを受けたマーシャルは、あらためてマイクアピールを開始。
マーシャル「(※音が出ないフリをして)…わざとだよ。騙されやがってバカ野郎が。あいつがパーカー・リーだ。クソ野郎め。これで準備運動は終わりだな。気づいたんだが、『NJPW STRONG』にはQTマーシャルのレベルに達しているヤツは誰もいない。俺の限界を突破させてくれるようなヤツが現れてくれるといいんだがな。誰か俺の限界を突破させるヤツは出て来いって言ったんだよ。バカ野郎。出てくる勇気のあるヤツはいるか!? 誰が出てくるのか見てみようぜ。誰か出て来いよ」
ここで場内に音楽が鳴り響き、なんと海野翔太が登場。観客とハイタッチしながら特設花道を進むと、マーシャルが「曲を止めろ!」と叫んでファンの罵声を浴びる。だが、マーシャルはおかまいなしでまたもやマイクアピールを敢行。
マーシャル「(※観客に対し)お前ら、ショータが出てきてくれたんだから、俺のことを言うのはこいつに失礼だろ。シャーロット、もっと歓迎してやれよ。(※海野に対し)ショータ。いいか、よく聞け。お前がこれまで輝かしい実績を残してきたことはわかっている。だが、本当のことを言うと、QTマーシャルとは闘いたくないんだろ!? 今日のシャーロットじゃないはずだ。いま、ここで俺と闘いたいのか!? もちろん俺はイカれたこいつらの前で試合をしたいと思っている。お前はどうだ!? (※海野がOKの意志を示すと)よしわかった。レフェリー、戻って来てくれ。やってやろうじゃないか。お前ら(観客)も見たいんだろ!? 俺も試合がしたいんだ。今日、ショータの試合が見たいか!?(※大歓声) レフェリーも出てきてくれたぞ。レフェリー、今日、この試合をしても問題はないか!? (※レフェリーが本部席に確認を取り、海野がエプロンへ上がる)ショータも準備はいいか!? 俺は試合がしたくてたまらないが、お前はどうだ!?」
これに対して海野が「俺も準備万端だ」と英語で答えると、マーシャルは「準備できているんだな。入って来いよ、クソ野郎が」と挑発。
ここで海野が上着を脱いでリングへ入ると、マーシャルは素早く場外へ出てしまう。たちまち場内が大ブーイングに包まれるが、マーシャルは堂々と花道を引きあげながら海野と観客を挑発した。
1人で取り残された形の海野は不完全燃焼といった表情を見せるも、4方の客席に向かって頭を下げたのち、笑顔で退場した。