初登場のKUSHIDAがワーク・ホースメンに快勝!
STRONG王者ロッサーと前王者ローラーへ熱視線!
TJPが“マスク狩り”でドラダから3カウント強奪!
身勝手極まるマーシャルの迎撃に海野が名乗り!
ノースカロライナ州シャーロットで開催された「HIGH ALERT」の3回目となる『NJPW STRONG』エピソード104。
メインイベントでは、今年6月に新日本プロレスへ復帰したばかりのKUSHIDAが初登場。LA DOJOで武者修行中の成田蓮とタッグを組み、新顔のワーク・ホースメンことJDドレイク&アンソニー・ヘンリーと対決した。
この一戦は、タッグチームとしての実績十分のワーク・ホースメンがその実力を発揮。特に185cm・125kgの巨体ながらムーンサルトプレスまで使いこなすドレイクのインパクトは凄まじく、KUSHIDAと成田をそれぞれ孤立させて自分たちのペースへ持ち込んでいく。
だが、最後はKUSHIDAがヘンリーを捕らえ、得意の連続攻撃からハンマーロックスープレックスホールドへ繋いで3カウントを奪取。“初陣”を勝利で飾った勢いのままSTRONG無差別級王座へ言及し、現王者のフレッド・ロッサーと前王者のトム・ローラーをまとめて挑発した。
第2試合にはマスカラ・ドラダが登場し、現IWGPジュニアタッグ王者のTJP(※パートナーはフランシスコ・アキラ)と一騎打ちを敢行。エピソード88でマスクを剥がされた恨みを晴らすべく、リベンジ戦に臨んだ。
またもやマスクに手をかけるTJPに対し、ドラダはあくまで正攻法で勝負。抜群の安定感で高難度の空中技を繰り出すと、終盤には狙いすました変型足4の字固めでTJPを追い詰める。
ところが、TJPはドラダのマスクを完全に剥ぎ取り、このピンチから脱出。そして、混乱に乗じてマンバスプラッシュを炸裂させ、3カウントを強奪した。
試合後、TJPはIWGPジュニアタッグベルトを誇示し、「お前がタッグパートナーを見つけてきたら、また対戦してやってもいい」とドラダを挑発。度重なる“マスク狩り”で両者の因縁がさらに深まった。
第1試合では、ケビン・ナイト&ザ・DKCのLA DOJOコンビが、初参戦のヒート・シーカーズことエリオット・ラッセル&マット・シグモンと対決。溢れる気力で経験の差をカバーし、互角の勝負を展開していく。
そんな中、DKCがシグモンを首固めで押さえ込むと、控えのラッセルが介入して2人の体勢をひっくり返す。ところが、それに気づいたレフェリーがラッセルを注意している隙を突き、今度はナイトが2人の体勢を元へ戻す。その直後、レフェリーが3カウントを数え、DKCが意外な形で勝者となった。
そして第1試合終了後、The FactoryのQTマーシャルがサプライズで登場し、身勝手極まるマイクアピールから突如としてエキシビションマッチを敢行。自ら招へいしたというパーカー・リーに、わずか3分足らずで完勝した。
その後、マーシャルは再びマイクを握り、『NJPW STRONG』には自分のレベルに達している者はいないと断言。そして、「出てくる勇気のあるヤツはいるか!?」といった調子で対戦相手を募ると、なんと海野翔太が姿を現す。
それを見たマーシャルは、「いま、ここで俺と闘いたいのか!?」などと言ってさんざん海野を煽り、レフェリーを呼び戻して試合を開始しようとする。だが、海野がリングへ入った途端に場外へ逃げ出し、ファンの大ひんしゅくを買った。
とはいえ、海野がこのまま引き下がるとは考えられず、マーシャルとの対決は不可避の状況となった。
★『NJPW STRONG』は新日本プロレスワールドで配信中!
HIGH ALERT
- 日時
- 2022年8月28日(日) 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・Grady Cole Center(ノースカロライナ州シャーロット)