バーニング・スピリット

日時
2022年9月23日(金・祝)   16:00開場 17:00開始
会場
香川・高松市総合体育館・第1競技場
放送
バナー
観衆
915人

第8試合 時間無制限
イリミネーションマッチ

※フィンレーの1人残りでフィンレー組の勝利
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

【退場順】
(1)×ワト(10分05秒 OTTR)アキラ○
(2)○田口(10分55秒 OTTR)アキラ×
(3)○田口(11分37秒 OTTR)TJP×
(4)×田口(11分51秒 OTTR)ヘナーレ○
(5)×DKC(14分24秒 ダイビングセントーン→片エビ固め)ヘナーレ○
(6)○フィンレー(18分40秒 OTTR)オスプレイ×
(7)○フィンレー(19分51秒 トラッシュパンダ→片エビ固め)ヘナーレ×

 メインイベント(第8試合)はデビッド・フィンレー&田口隆祐&マスター・ワト&ザ・DKCvsウィル・オスプレイ&TJP&フランシスコ・アキラ&アーロン・ヘナーレによるイリミネーションマッチ。9.25神戸のIWGP USヘビー級王座戦(挑戦者フィンレーvs王者オスプレイ)、IWGPジュニアタッグ王座戦(挑戦者田口&ワトvs王者TJP&アキラ)のダブル前哨戦となる。
 この試合は通常のタッグマッチ形式で試合を行い、敗れた選手から退場。最後まで一人でも残ったチームが勝者に。また、試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる。

 先発はフィンレーとオスプレイ。しかし、オスプレイはじらすように、すぐにTJPにスイッチ。するとフィンレーも田口と交代。
 TJPはハンマースルーを仕掛けるも、田口は相手の鼻をつまんで回避し、ヘッドロックで捕獲。するとTJPはコークスクリューヘッドシザーズホイップ。しかし、田口もヘッドシザーズで対抗。TJPは三点倒立から脱出するが、田口は鼻をつまんでTJPを捕獲。ここからすばやい技の読み合いとなり、田口がヒップバットをお見舞い。
 続いて6or9がTJPにダブルのヒップトスからサンドイッチ式低空ドロップキック。次はDKCがTJPに正拳突きを連発し、さらにショルダータックル。
 だが、TJPはトリッキーな動きでDKCを場外に排除。すかさず、ヘナーレは場外でTJPを痛めつける。戦場がリングに戻ると、TJP&アキラはDKCに連携のコードブレイカー。そしてTJPのラリアットから、アキラがカバー。しかし、ワトがカットに入る。
 今度はヘナーレがDKCの背中にハンマーパンチ。DKCもエルボーで応戦するが、ヘナーレはローキックから重いパンチをお見舞い。さらにものすごい勢いでコーナーにハンマースルーで叩きつけ、DKCはその衝撃で転倒。
 スイッチしたオスプレイはDKCを強烈な逆水平チョップ一発でなぎ倒す。さらにいたぶるようなエルボー。DKCもエルボーを返すが、オスプレイはエルボー一発で吹っ飛ばす。
 次はTJPがDKCに顔面ウォッシュ。だが、二発目はDKCがカウンターの空手チョップ。スイッチしたフィンレーは、オスプレイと激しいエルボーの応酬。
 続いてロープワークの攻防となり、すばやい動きからフィンレーがドロップキックをヒット。オスプレイが突進すると、フィンレーはカウンターの旋回式バックドロップを食らわす。
 今度はフィンレーとワトがダブル攻撃を狙うが、切り抜けたオスプレイはふたりまとめてハンドスプリング式のオーバーヘッドキックで蹴散らす。そして場外でオスプレイとヘナーレが、フィンレーに連携の強烈なDDT。
 リング上、アキラに対し、ワトがカウンターの零戦キック。さらに低空ドロップキック、スワンダイブエルボーとたたみかける。続いてワトはジャーマンを狙うが、アキラは回避し、ここからTJPと連携攻撃を狙う。
 だが、ワトは切り抜け、アキラに飛びつきネックブリーカー。今度は6or9がアキラにNo.9を狙う。だが、オスプレイがカット。そしてオスプレイとヘナーレがダブルのショルダータックルでワトをなぎ倒すと、TJP&アキラが合体セントーン。
 さらにオスプレイがその場飛びシューティングスタープレスを決めるも、カバーは田口がカット。するとアキラはファイヤーボールを繰り出すが、ワトは寸前でかわして旋風脚。これをよけたアキラはトラースキックを決め、ワトに突進。
 するとワトはオーバー・ザ・トップロープで追いやろうとするが、アキラはエプロンに着地。すかさずワトはドロップキックで落とそうとするも、オスプレイがアキラを肩車で救出。
 そしてTJPがワトにトラースキックを見舞い、エプロンのアキラをブレーンバスターの要領で持ち上げ、アキラの足をワトの首にかける。するとアキラはウラカン・ラナの要領で、ワトを場外に排除した。
 すかさず田口は、オスプレイとヘナーレをふたりまとめてヒップアタックで吹っ飛ばす。さらにTJP&アキラにはDDT&リバースDDTを狙う。しかし、TJP&アキラは切り抜け、TJPがファイナルカットを炸裂。そしてアキラがカバーするも、田口は必死にカウント2でキックアウト。
 ならばとTJP&アキラは田口に対しザ・リーニングタワーを狙うが、田口は脱出すると、TJPをコーナーに突き飛ばす。その衝撃でコーナー最上段のアキラは場外に転落して失格に。
 リング上、田口とTJPは丸め込み合戦を展開。そして田口はオーマイアンドガーアンクルで捕らえるも、TJPは前転で脱出し、田口に突進。田口はうまくオーバー・ザ・トップロープでエプロンに追いやり、ヒップアタックをヒット。この一撃でTJPは場外に転落し失格に。
 すかさずヘナーレが田口を場外に追いやろうとするも、田口はエプロンに着地。そしてスワンダイブ攻撃を狙うが、ヘナーレは強烈なパンチ。田口はあえなく場外に落ちて失格。
 すると、DKCはヘナーレに横入り式エビ固め。さらに前方回転エビ固めを決め、ヘナーレが返そうとするとDK‐Crucifixで捕獲。ヘナーレが力尽くで逃れようとすると、DKCはエルボーを連発。しかし、ヘナーレは強烈なエルボー一発でひるませる。
 しかし、DKCもセカンドロープからの空手キックで反撃。するとオスプレイがDKCに逆水平チョップ。しかし、DKCは意地の空手キックをオスプレイに炸裂。
 そしてDKCはヘナーレの首に空手チョップを乱打し、首に手刀を落としてカバーするが、ヘナーレはカウント2でキックアウト。ならばとDKCは渾身の空手チョップを繰り出すが、ヘナーレはアルティマで捕獲。
 しかし、DKCは頭部を蹴り上げて脱出し、ロープへ。だが、ヘナーレはバーザーカーボムを炸裂。カバーはDKCがなんとか返すも、ヘナーレは重いボディブローをお見舞い。そしてダイビングセントーンを決めてカバーすると、DKCは返すことができず脱落。
 残りはフィンレー一人。オスプレイとヘナーレはふたりで襲いかかるも、フィンレーは打撃で孤軍奮闘。オスプレイとヘナーレは鎮圧し、ダブル攻撃を狙うが、フィンレーは同士打ちを誘い、ヘナーレにはバックドロップを炸裂。
 そしてフィンレーはオスプレイに串刺しエルボー、さらにセカンドロープからダイビングエルボーをヒット。続いてアイリッシュカースを狙うも、オスプレイは回避し、ハンドスプリングスクリューキック。そしてピッピー・チェリオから押さえ込むが、フィンレーはカウント2でキックアウト。
 すると今度はヘナーレがフィンレーに膝蹴りの連発から、豪快なブレーンバスターで叩きつける。続いてヘナーレはセカンドロープからセントーン。しかし、これはフィンレーがかわす。
 スイッチしたオスプレイが突進すると、フィンレーはカウンターのアイリッシュカース。そしてオーバー・ザ・トップロープで排除しようとするが、オスプレイはロープをつかんで逆上がりでカムバック。
 そしてオスプレイはサイレント・ウィスパーを決め、オスカッターへ。だが、フィンレーはこらえてトラッシュパンダの体勢に。オスプレイも切り抜け、フィンレーをヘナーレに突き飛ばす。するとヘナーレはチマホークチョップ。さらにオスプレイのサイレント・ウィスパーから、ヘナーレはスピンキックを炸裂。
 続いてオスプレイとヘナーレはもう一度、フィンレーに場外で食らわせた合体DDTを決め、オスプレイがカバー。だが、フィンレーはカウント2で執念のキックアウト。
 ならばとオスプレイはもう一度オスカッターを狙うも、フィンレーはヘナーレを突き飛ばし、オスプレイを場外に墜落させ、失格に追い込む。これでフィンレーとヘナーレの一騎打ちに。
 フィンレーはヘナーレにPrima Nocta。さらにACID DROPを狙うが、こらえたヘナーレは強烈なスピンキック。そしてランペイジで叩きつけてカバーするも、これもカウントは2。
 するとヘナーレはとどめのStreets of Rageを狙うが、切り抜けたフィンレーは、逆さ押さえ込みの体勢から、一気にトラッシュパンダを炸裂。この一撃で3カウントを奪い、フィンレーが見事な逆転勝利を収めた。

COMMENT

ワト「アキラ!TJP!神戸ワールドで俺たちがその緑色の、緑色に染まったベルトを取り戻してやるよ。

神戸、ネクスト・チャンピオンは俺たちだ!」

田口「(※蝶野正洋選手のマネをしながら)オイ!TJP!アキラ!ガタガタ言ってんじゃねえぞ!あと2日だ。あと2日、しっかりベルトを抱いて眠れ。楽しめ、ベルトとの時間を。俺らが新しいチャンピオンだ!ニュー・チャンピオンだ!

英語で言ったら、ニュー・チャンピオンだ!分かるか、オラ!分かんねえようだな。英語で言ったらニュー・チャンピオンだ、オラ!ウィー・アー・ニュー・チャンピオンだ!オイ! (週プロの市川記者を見て)専門誌としてコメントに定評のある週刊プロレス、なんかあるかい!」

──前哨戦を全て終えました。ここまで3週間ぐらいありましたけど、手応えはどうでしたか?
田口「ガタガタ言ってんじゃねえぞ! 俺だけ見てりゃいいんだ、オラ!アイ・アム・タグチ!ガッデム!」
※フィンレー&DKCはノーコメント

TJP「こういうことだ。今日の試合がビッグマッチ前の最後のウォーミングアップだった。俺はこのシリーズを通して、6or9は時には運に恵まれることもあるが、大事な時(タイトルマッチ)では勝てないと言ってきた。

今日、アイツらには助っ人がいた。しかし、コーベでの試合はイリミネーションマッチじゃない。重要な試合だ。コーベでは助っ人に頼ることができない。お前らにチャンスはないってことだ。そして、お前らが再びIWGPジュニアタッグ王者に返り咲くことはない」

アキラ「FANCULO(イタリア語で“くそ”)。ウォーミングアップは終わったけど、TJPが言ったように、次は大一番。全てが懸かる場所、コーベだ。

UNITED EMPIREのこのベルトを守るため、家族の誇りになるため、俺はリングの上で命を懸ける。そして特に、ワトとタグチの夢をぶち壊したいんだ」

TJP「6or9はDOWN。CROWNS UP!」

ヘナーレ「お前(フィンレー)に期待しろって?俺はこのシリーズの間、毎日お前(との試合)を期待していた。お前はチャンピオンじゃない。だから、お前も俺のようにこのシリーズで毎日闘うべきだったんだ。

俺は頭蓋骨を集めてるんだよ、フィンレー。俺は、お前みたいにツアー終了間際に参戦し始めたような選手じゃない。お前は長々と休み過ぎて、冷めきっちまってる。

だが、チャンピオン(オスプレイ)はずっと闘い続けている。コーベで何が起きるか分かってるか?ヤツがヒドゥンブレイドでお前の後ろ頭をかち割るんだよ!」

オスプレイ「お前らが最後に俺の姿を見た時に比べれば、俺の負担は少し減った。『G1』以来、ちょっと躓いてる。休む暇もなくイギリスに帰り試合をして、RevProのベルトを落としてしまった。

それからAEW世界トリオ王座にも届かなかった。俺はこのベルト(IWGP USヘビー級)を巻いているが、国旗を代表して闘っているわけではない。国旗なんてどうでもいい。でも、このベルトを巻いて歴史に自分の名前を刻むことには興味がある。

このベルトの象徴はハードワークそのものだ。それに(このベルトを巻いて世界を飛び回ることで)俺の銀行口座にもっと蓄えが入ってくる。フィンレー、お前の頑張りは知ってるよ。でも俺だってこのリングから離れてた2週間、一切気を抜くことはなかった。

試合をして、トレーニングをしてたんだ、ブラザー。誰もこのベルトを俺から奪えやしない、特にお前なんかには絶対にな。お前はとあるインタビューで、俺みたいに世界を飛び回るのは人間の体に悪いって言ってたけど、お前は間違っている。

俺は人間じゃない、スーパーヒューマンだ!俺と同じようなことができる人間を一人として見たことはない。俺は人間じゃない、スーパーヒューマンだ!俺は全てを成し遂げてきた!『G1』で俺に勝ったからって、コーベでも同じように調子に乗るんじゃないぞ。

ブレイドがお前を待ち構えている。じゃあ、赤のレザーで覆われたあのゴールド(IWGP USベルト)を懸けてコーベで会おう。お前はこのプレッシャーに勝てるのか? お前には無理だと思うけどな、ブラーブ(イギリス英語でブラザーを意味する)」

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