Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜

日時: 2008年3月9日(日) 17:30開場　18:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 7500

第7試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合

（王者組）
（挑戦者組）

矢野通

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ジャイアント・バーナード

真壁刀義

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中邑真輔

境界線

18分27秒　ノーコンテスト

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

2月17日両国大会で、IWGPタッグ王座をパツイチ（一発）で奪取した現タッグ王者チーム・真壁＆矢野。その初防衛戦の相手は、現IWGPヘビー級王者・中邑と、前タッグ王者・バーナードのRISEコンビ。

挑戦者チームの中邑とバーナードは、矢野に的を絞って試合を進める。中邑は腕ひしぎ逆十字固め、ニードロップで矢野を攻撃。そして、ロープへ走るが、ここでエプロンに控えていた真壁に首をチェーンで捕獲されてしまう。
絞首刑にされたままで場外へ転落させられた中邑は、王者チームの場外ハイジャックパイルドライバーの餌食に。これでペースを落とした中邑を王者チームは徹底的に攻め立てる。
王者チームのラフ＆反則殺法に苦しい表情を浮かべる中邑。バーナードも救援に向かおうとするが、タイガー服部レフェリーの厳しいチェックの前に、なかなかリングへ入れない。
勢いに乗った王者チームは、代わる代わる中邑を何度もボディスラムで投げ飛ばす。さらに矢野は、エルボー連打からロープへ走ろうとした中邑の髪を掴んで転倒させる。
なかなか反撃の糸口を掴めない中邑だったが、矢野にシャイニング延髄斬り、真壁にパワースラム。これでバーナードの元へようやく帰還する。
タッチを受けたバーナードは、首輪を外され、リングに放たれた猛獣のように大暴れ。真壁、矢野を1人で攻め立てる。途中、矢野にコーナープレスを阻止されるも、真壁＆矢野をまとめてラリアットでなぎ倒し、回復した中邑に繋ぐ。
中邑は、真壁とのラリアット合戦に打ち勝つと、ジャーマンスープレックスホールド。これがカウント2に終わると、リバースパワースラムから「よっしゃ、いくぞ！」と叫んで、ランドスライドの構えへ。
これが真壁に不発させられると、中邑はロープへダッシュ。ここでエプロンから矢野が中邑の背中へ蹴りを入れる。動きの止まった中邑に、真壁は急所蹴り。すると、バーナードが中邑を救援。真壁、矢野を対角コーナーに設置し、交互に串刺しボディアタックをお見舞いしていく。
しかし、途中で真壁に避けられ、なんとバーナードの巨体が服部レフェリーに衝突。これで服部レフェリーがダウンしてしまうと、真壁は中邑へチェーンラリアット。ところが、中邑は飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで真壁の腕をチェーンごと捕らえる。これが完璧に極まり真壁は何度もタップするが、服部レフェリーは未だダウンしたまま。セコンドのミラノ、稔が必死に起こすが、結局ギブアップは認められなかった。
すると中邑は、服部レフェリーが復活したタイミングを見計らい、ランドスライドで真壁をフォール。服部レフェリーがカウントを数えるが、ここで矢野がバーナードにフェースクラッシャー。バーナードの顔をマットではなく、服部レフェリーの体に直撃させ、カウントを中断させた。
ここで王者チームのセコンドについていた邪道、外道が乱入。中邑が邪道にランドスライド、バーナードが外道にネックハンギングバスターを決めて撃退する。
カウント阻止、セコンドの介入等、G・B・Hの度重なる水入りに中邑の怒りは沸点に到達していた。チェーンを持ち出した中邑は、真壁の首を絞める暴走ファイトを展開。
ここでレッドシューズ海野レフェリーが駆けつけて制止に入るも、中邑は攻撃をやめない。そして、バーナードが海野レフェリーを突き飛ばしてしまう。リング上は無法地帯と化し収拾がつかず。そのままノーコンテストの裁定が下された。

COMMENT

真壁「オイ、試合結果、そんなもんどうでもいいんだよ、バカ野郎！ベルトはここにあるだろ、これが現実なんだよ!」
矢野「分かるか、お前ら。ベルトは俺らの手元にあんだよ。ここにベルトがあるんだ。俺らがチャンピオンだ、バカタレ。関係あるか、バカ野郎！頭が悪すぎんだよ、おぼっちゃん（中邑）は！」

中邑「ふざけんじゃねぇぞ！」
※バーナードはノーコメント