Circuit2008 NEW JAPAN CUP 〜Who is the highest〜

日時: 2008年3月9日(日) 17:30開場　18:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 7500

第2試合 20分1本勝負
ミラノコレクションA.T.復帰戦

プリンス・デヴィット
石狩太一

稔
タイガーマスク

ミラノコレクションA.T.
井上亘

境界線

10分52秒　プリンスズスロウン→エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

1月4日東京ドーム大会で負傷し、欠場していたミラノが、約2ヶ月ぶりに復帰した第2試合。

タイガーが軽快なムーブでデヴィットを翻弄。そして、デヴィットを場外へ落としトペスイシーダを狙う。ところが、タイガーはデヴィットの元へ飛ぶと見せかけて、逆方向にいたミラノにトペスイシーダ。それに続くように石狩がデヴィットにプランチャ、井上が稔にプランチャでダイブ。本隊Jr.が空中技でRISE を圧倒する。
タイガーは、ミラノに風車式バックブリーカー。そして、ムーンサルトプレスでダイブするが、これはミラノが回避。ミラノはタイガーのフライングクロスチョップを開脚でかわし、トラースキック。さらにラウンドハウスキックからグラウンドで極める変型のコブラツイストでタイガーにギブアップを迫る。
ミラノに替わって入ったデヴィットは、タイガーにダイビングフットスタンプ。しかし、タイガーは回避し、石狩に勝負を託す。
石狩はスクリューハイキックをヒットさせるが、デヴィットもオーバーヘッドキックで応戦。そして、デヴィットは「ブレーンバスター！」とアピールし技を試みるが、石狩は背後に着地して切り返し、ミドルキック、トラースキックからデヴィットをカバー。
デヴィットにカウント2で返された石狩は、ブラックメフィストを狙う。しかし、ミラノが阻止し、デヴィットを救出。息を吹き返したデヴィットは、稔が肩車した石狩目掛けてミサイルキックをヒットさせ、フォールへ。これは井上のカットが間に合う。
石狩は、デヴィットのプリンスズスロウンを回転エビ固めで返すも、カウントは2。ここでデヴィットは再度プリンスズスロウンを敢行し、今度こそ石狩を仕留めた。

COMMENT

稔「俺とデヴィちゃん、こないだの両国(2月17日)でIWGP Jr.タッグのベルトを1回も防衛しないで獲られましたけど、チャンピオンが魅力のあるチャンピオンだから、俺はすぐにでも（獲り返しに）行きたい気持ちがあるし。俺らRISEの人間はベルトが無いからって、輝けない選手じゃないんでね。俺らを誰だと思ってんだよ。第19代IWGP Jr.タッグチャンピオンから3週間で転落した“スリーウィークスチャンピオン”。チーム名はプリンス・プリンス、略してプリプリだ！このスットコドッコイ!!」
ミラノ「（『久しぶりのリングは？』）来るべきところに来たってそんな感じですね。試合が無い時に、家でどうやって時間を過ごせばいいのか、こんなに苦痛だとは思わなかったんで。もうケガは勘弁ですね。あとは試合に集中してやっていきたいです。（『NEW JAPAN CUPにエントリーしているが？』）俺はチャンスが来る時に掴めばいいと思っているから、エントリーはしてるけど、あえて言えば興味が無いから。俺が興味のあるカップはDとE。百歩譲って、形のいいCカップ。NEW JAPAN CUPには興味無いから」
※デヴィットはノーコメント

石狩「(『かなりミラノを挑発していたが？』)俺はあの野郎がホントに大嫌いなんですよ。クソーッ、もう１回ブッ壊して欠場に追い込んでやる。……最後、頭にガーンと来て、記憶が途切れている……ちょっと分かんない」
※井上、タイガーはノーコメント